今回のお散歩コースをチェック!
本記事では日本橋の歴史ある建築物を中心に巡る一人お散歩コースをご提案。日本橋駅発、三越前駅着、お昼前~夕方の半日コースです。
【コース紹介】※カッコ内は徒歩移動の目安時間やルート
日本橋駅→(直結)→①日本橋高島屋S.C. 本館→(4分)→②日本ばし やぶ久→(5分)→③日本橋→(3分)→④日本橋三越本店→(5分)→⑤千疋屋総本店 フルーツパーラー→(1分)→⑥三井本館記念美術館(三井本館)→(2分)→三越前駅
【午前中】“百貨店建築初”の重文指定!歴史感じるスポットからスタート/①日本橋高島屋S.C. 本館
東京メトロ・日本橋駅に到着したら最初に向かうのは、B2出口直結の「日本橋高島屋S.C. 本館」。高島屋のフラッグシップストアとして位置づけられる同店は、日本橋のランドマークの一つです。
店内でショッピングを楽しむのはもちろんですが、昭和8(1933)年に完成した本館は、平成21(2009)年に百貨店建築初の重要文化財に指定されており、建造物としても一見の価値あり!
メインとなる1・2階の吹き抜けは建設当初と変わらぬ姿を残し、歴史を感じることができます。また、現在でも手動操作を行うレトロなエレベーターは、同館の名物の一つ。館内外を巡りながら歴史ある百貨店の魅力を存分に味わってみて。
- 日本橋高島屋S.C. 本館
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所在地
東京都中央区日本橋 2-4-1
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最寄駅
日本橋
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電話番号
03-3211-4111
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【お昼】老舗そば屋で名物「カレー南蛮そば」を味わう/②日本ばし やぶ久
百貨店を出たら4分ほど歩き、八重洲仲通り沿いにある「日本ばし やぶ久」でランチを。明治35(1902)年から続く老舗そば店で、四代百十余年、変わることなくこの地で営業しています。
創業時のものが現在まで守り続けられており、初代から伝わる「足踏み製法」で打ち上げた麺や、特注厚削りの本枯鰹をじっくり煮出した濃い目の汁は、やぶ久伝統の味の要となるものです。
そんなやぶ久で必ず食べてほしいのが、看板メニューの「カレー南蛮そば」。上質な鰹節を贅沢に使用したオリジナルのカレーつゆは、普通・辛口・大辛口・激辛口の中から、肉の種類は薩摩黒豚・とちぎ和牛・鶏肉の中からセレクト可能です。
ちなみにお店のオススメは、スパイシーな中にもしっかりと鰹出汁のうま味とタマネギの甘みを感じられるという「辛口」とのことなので、参考にしてみてくださいね。
- 日本橋 やぶ久
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所在地
東京都中央区日本橋2-1-19
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最寄駅
日本橋
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【昼過ぎ】街のシンボルである石造りのアーチ橋を渡る/③日本橋
美味しいカレー南蛮そばを堪能したら、日本橋川に向かって北上して日本橋川方面へ。5分ほど歩き、地名の由来にもなっている街のシンボル的存在「日本橋」を目指しましょう。
平成11(1999)年に重要文化財に指定された日本橋は、明治44(1911)年竣工の石造2連アーチ橋。橋自体の技術的・意匠的な素晴らしさはもちろん、橋に鎮座する有名な獅子像や麒麟像も注目ポイントです。
付近では日本橋発着の観光船も運行しているので、散歩コースに組み込んでみるのも◎。
- 日本橋クルーズ®|神田川クルーズ®|㈱東京湾クルージング
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所在地
東京都中央区日本橋1-9先(日本橋船着場)
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最寄駅
日本橋
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電話番号
03-5679-7311
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【昼過ぎ】有名な“ライオン像”が迎えてくれる百貨店へ/④日本橋三越本店
日本橋を渡り、そのままメインストリートを3分ほど歩けば「日本橋三越本店」に到着です。
延宝元(1673)年の創業以来、長い歴史を積み重ねてきた老舗百貨店「三越」の本店。昭和10(1935)年に6年の歳月を費やし増築改修された建物は、平成28(2016)年には国の重要文化財に指定されています。
また、歴史的なアート作品やスポットなどが点在していることでも有名です。本館1階の入り口では、三越のシンボル「ライオン像」が来店客を出迎えているので、入店前にはぜひチェックを!
- 日本橋三越本店
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所在地
東京都中央区日本橋室町 1-4-1
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最寄駅
三越前
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電話番号
03-3241-3311
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【おやつ時】非日常的な空間で絶品フルーツサンドに感動/⑤千疋屋総本店 フルーツパーラー
三越本店内を巡った後は、日本橋を訪れたら外せない名店「千疋屋総本店 フルーツパーラー」で小休憩をとりましょう。メイン通りを5分ほど、室町三丁目南の信号前に位置します。
天保5(1834)年に日本橋人形町で創業して以来、愛され続けている千疋屋。2階のフルーツパーラーは白を基調とした高級感あふれる空間で、スワロフスキーのシャンデリアの上品な煌めきがティータイムを特別感たっぷりに演出してくれます。
何を頼むか迷ったときに選びたいのが、定番メニューの一つ「フルーツサンドイッチ」。
薄くカットされたイチゴ、キウイ、パイン、パパイヤの自然な甘さと、さっぱりとしたホイップクリームのコンビネーションが軽い口当たりで、ついつい手が伸びてしまうと評判です。
いつもとは違うティータイムを過ごしたい時、ちょっとした自分へのご褒美を楽しみたい時にピッタリの同店。フルーツの名店ならではのスイーツを味わいながら、贅沢なひとときを過ごしてみましょう。
- 千疋屋総本店 フルーツパーラー
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所在地
東京都中央区日本橋室町 2-1-2
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最寄駅
三越前
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電話番号
03-3241-1630
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【おやつ時~夕方】建物自体にも注目!国宝6点を有する美術館へ/⑥三井記念美術館
美味しいスイーツで心もおなかも満たされたら、来た道を少し戻って「三井記念美術館」へ向かいます。
美術館へ行く前に、建物自体にも注目を。昭和4(1929)年に開館した「三井本館」は、堅牢かつ品位ある外壁が特徴的な日本橋のシンボルの一つ。
外装にはすべて花崗岩を使用。ローマ風のコリント式大オーダー列柱で外壁を飾り、インテリアには大理石をふんだんに用いています。その意匠の優秀さ、歴史的価値の高さから平成10(1998)年に国の重要文化財に指定されています。
そんな建物の7階に位置する三井記念美術館では、三井家が江戸時代から収集してきた国内外の美術品約4,000点を収蔵しており、その中には、国宝6点と重要文化財75点も含まれています。
収蔵品のうち約半数は茶道具で、国宝の「志野茶碗 銘 卯花墻(ウノハナガキ)」といった名品が多数。また、中央の展示室には、織田有楽斎(織田信長の実弟)が京都・建仁寺境内に建てた茶室「如庵」(写真右)が再現されています(※企画内容によって展示されていない場合があります)。
名作の数々を堪能したら、2分ほど歩いて三越前駅へ。せっかくなので、三井本館のすぐ近くにある「日本銀行 本店」(本館は国の重要文化財指定)を通りから拝んでから帰るのも良いかもしれませんね。
- 三井記念美術館
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所在地
東京都中央区日本橋室町 2-1-1 三井本館7F
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最寄駅
三越前
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電話番号
050-5541-8600
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