目次
- 今回のお散歩コースをチェック!
- 【午前中】全国から参拝者が訪れる“東京のお伊勢さま”へ/②東京大神宮
- 【午前中】“街のシンボル”もあるメインストリートを散策/③神楽坂通り
- 【昼】30年近く続く人気店で本場のガレットを堪能/④ル ブルターニュ
- 【昼過ぎ】“これぞ神楽坂”な裏路地を歩いてみる/⑤兵庫横丁ほか
- 【おやつ時】人気ショコラトリーの姉妹店で絶品ジェラートを/⑥ジェラテリアテオブロマ
- 【おやつ時~夕方】住宅街にある人気ベーカリーで翌朝のパンを調達/⑦パン・デ・フィロゾフ
- 【夕方】古今東西の古書や個性豊かな雑貨に囲まれる、癒やしの空間/⑧アルスクモノイ
- 【夕方~夜】隠れ家的な一軒家料理店で〆の立ち飲みを満喫/⑨カド
今回のお散歩コースをチェック!

今回は神楽坂の一人散歩コースとして、メインストリートから石畳の裏路地、リトルパリらしい人気店に隠れ家スポットまで、神楽坂という街の魅力を存分に感じられるスポットを中心にピックアップしました。飯田橋駅発、神楽坂駅着、午前中~夜までの一日コースです。
【コース紹介】※カッコ内は徒歩移動の目安時間やルート
①飯田橋駅→(約5分)→②東京大神宮→(約6分)→③神楽坂通り散策&善國寺→(約2分)→④ル ブルターニュ→⑤裏路地散策→(神楽坂上交差点から約2分)→⑥ジェラテリア テオブロマ→(約4分)→⑦パン・デ・フィロゾフ→(約4分)→⑧アルスクモノイ→(約7分)→⑨カド→(約3分)→⑩神楽坂駅
【午前中】全国から参拝者が訪れる“東京のお伊勢さま”へ/②東京大神宮

飯田橋駅から歩いて5分ほどのところにあるのが、最初の目的地「東京大神宮」です。
伊勢神宮の遥拝殿として明治13(1880)年に創建されたこちらは“東京のお伊勢さま”とも称され、「天照皇大神(アマテラススメオオカミ)」「豊受大神(トヨウケノオオカミ)」「倭比賣命(ヤマトヒメノミコト)」をお祀りしている神社です。
“結び”の働きを司る「造化(ゾウカ)の三神」が合祀され、神前結婚式創始の神社でもあることから、縁結びのご利益があるとの評判も。気になる相手がいるなら、この機会に恋愛成就を願ってみては♡

〒102-0071
東京都千代田区富士見 2丁目4-1
飯田橋駅
〒102-0071
東京都千代田区富士見 2丁目4-1
飯田橋駅

【午前中】“街のシンボル”もあるメインストリートを散策/③神楽坂通り

東京大神宮から徒歩6分ほど、牛込橋を渡った先にある神楽坂下交差点から西に延びるのが、街のメインストリート「神楽坂通り」。飲食店や雑貨店など大小さまざまなお店が立ち並び、連日多くの人でにぎわう神楽坂散歩には欠かせないスポットです。
毎年7月には「ほおずき市」と“阿波踊り”が楽しめる「神楽坂まつり」が開催されるので、お祭りと併せて散策を楽しむのもオススメです。

そして散策途中でぜひ立ち寄りたいのが、通りの中腹にある「毘沙門天 善國寺(ゼンコクジ)」。赤い門が目を引く、街のシンボル的な存在です。
創建は文禄4(1595)年と長い歴史をもち、浅草の「正法寺」、芝の「正伝寺」と並び江戸三毘沙門に数えられています。
古代ヒンドゥー教において金運と福徳の神とされる毘沙門天をお祀りしており、江戸時代から「開運」や「厄除け」のご利益があると信仰されています。また、近年では、都内有数の“金運パワースポット”としても知られています。

〒162-0825
東京都新宿区 神楽坂3-2 ベスト神楽坂ビル6階
飯田橋駅
〒162-0825
東京都新宿区 神楽坂3-2 ベスト神楽坂ビル6階
飯田橋駅

【昼】30年近く続く人気店で本場のガレットを堪能/④ル ブルターニュ

参拝が済んだら、“リトルパリ”の要素を感じられるスポットでゆっくりランチを。神楽坂通りを挟んで「善國寺」の向かいにある細い石畳の路地を進むこと2分、フランス風の可愛らしい外観の「ル ブルターニュ」に到着します。
平成8(1996)年にオープンしたこちらは、本場ブルターニュのガレットが味わえる人気店。ランチタイムや休日は満席になってしまうことも多いので、事前予約しておくと安心です。

▲“ガレット クラシック”の「コンプレット」
ガレットにサラダとドリンクが付いた「ランチセット」では、全9種類の “ガレット クラシック” の中から好きなガレットを選べます。ドリンクもコーヒーや紅茶、アップルジュースなどから選べて、安心のオーガニック。
神楽坂にいながらブルターニュを旅しているような気分になれる人気店で、一人ゆったりとした時間を過ごしてみて。

〒162-0825
東京都新宿区神楽坂4-2
牛込神楽坂駅
〒162-0825
東京都新宿区神楽坂4-2
牛込神楽坂駅

【昼過ぎ】“これぞ神楽坂”な裏路地を歩いてみる/⑤兵庫横丁ほか

▲兵庫横丁
おなかが満たされたら散歩を再開しましょう。
メインストリートである神楽坂通りを歩くだけでも十分楽しめますが、風情ある“裏路地”を巡るのも神楽坂散歩の醍醐味。
たとえば神楽坂4丁目付近の「兵庫横丁」はドラマや映画のロケ地にも度々選ばれる有名な裏路地。老舗の料亭が軒を連ねる石畳の景観が評価され、新宿区まちなみ景観賞も受賞しています。
神楽坂の中でも最も古い道といわれており、神楽坂にある横丁の中で1、2を争う知名度を誇りながら、神楽坂通りに面する入り口が分かりづらく辿り着けない人も多いのだとか。
▲かくれんぼ横丁
▲芸者小道(芸者小路)
他にも、かつての花街の趣を色濃く残した「かくれんぼ横丁」、お座敷に向かう芸者衆が通った「芸者小道(芸者小路)」など、神楽坂通り周辺には魅力的な裏路地がいくつも存在します。それぞれの裏路地の歴史に思いを馳せながら、タイムスリップしたような感覚でのんびり散策を楽しんでみてくださいね。
【おやつ時】人気ショコラトリーの姉妹店で絶品ジェラートを/⑥ジェラテリアテオブロマ
▲写真提供:ジェラテリア テオブロマ
▲写真提供:ジェラテリア テオブロマ
裏路地散策を楽しんだ後は、再び神楽坂通りに戻って神楽坂上交差点方面へ。交差点から2分ほど、2本目の小道を右折した先にある「ジェラテリア テオブロマ」へ向かいます。
赤い扉が印象的なこちらのお店は、富ヶ谷の人気ショコラトリー「ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ」の姉妹店。チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」で6階連続金賞を受賞した土屋公二シェフが手掛けています。
ショーケースには“ミスターカカオ”の異名を持つ土屋シェフが生み出した色とりどりのチョコレートやケーキ、ジェラートがズラリと並びます。

看板メニューは毎朝手作りで仕込んでいるという各種ジェラート。中でも一番人気なのが、人生をチョコレートに捧げているという土屋シェフが、世界中から厳選したチョコレートのみを使用した「チョコレートジェラート」。季節ごとに限定フレーバーが登場するため、何度訪れても楽しめます。
テイクアウトも可能なので、近くの「新宿区立白銀公園」のベンチに腰掛けて、のんびりと楽しむのもオススメです。

〒162-0825
東京都新宿区神楽坂 6-8 Borgo Oojime
神楽坂駅
〒162-0825
東京都新宿区神楽坂 6-8 Borgo Oojime
神楽坂駅

【おやつ時~夕方】住宅街にある人気ベーカリーで翌朝のパンを調達/⑦パン・デ・フィロゾフ

ジェラテリア テオブロマから徒歩4分ほど、白銀公園を抜けて北に進み、住宅街の一角にある「パン・デ・フィロゾフ」へ。平成29(2017)年にオープンして以来、たくさんのお客さんに愛されている人気ベーカリーです。
シェフの榎本哲さんは、パン業界では知らない人がいないほどの経歴の持ち主。「ドミニク・サブロン」のシェフ・ブーランジェを務めたほか、「俺のベーカリー&カフェ」の商品開発やアドバイザー業務に携わるなど、幅広く活躍されています。

そんな榎本さんが手がける同店のパンは、小麦本来のうま味を引き出すことにこだわり、時間をかけてじっくり発酵・焼き上げられています。生地の風味を生かしたシンプルなパンが多く、料理と合わせたり、ワインやチーズと楽しんだりするのもオススメだそう。
気になるパンを選んで翌朝の楽しみにするのも良いかもしれませんね。

〒162-0813
東京都新宿区東五軒町 1-8
神楽坂駅
〒162-0813
東京都新宿区東五軒町 1-8
神楽坂駅

【夕方】古今東西の古書や個性豊かな雑貨に囲まれる、癒やしの空間/⑧アルスクモノイ

パン・デ・フィロゾフからさらに北へ進むこと4分、かわいらしい“蜘蛛の網”のマークが目印の「アルスクモノイ」を訪問しましょう。
印刷所や出版社が点在し、実は“本の街”でもある神楽坂。同店は、そんな神楽坂に2019年にオープンした、本好きに親しまれている古書店です。大きなガラス張りの戸越しに本が並ぶ店内が見え、その温かみのある雰囲気に誘われて、思わず足を踏み入れてしまいます。
店内には、古今東西の古書に加えて、マッチ箱や版画などユニークな雑貨も並びます。“古いものの中に新たな魅力を感じられる”という、店主さんのこだわりが伝わる、個性豊かな商品がそろっています。
古書はアートやファッション、写真集といった幅広いジャンルを取り扱っており、海外の書籍も多数。店内には、購入した本を片手に飲み物をいただけるカフェスペースも用意されています。
紙のぬくもりに触れながら、美味しいコーヒーでホッとひと息・・・心がほどけて軽くなるような、やさしい時間を過ごせるはずです。

〒162-0812
東京都新宿区西五軒町 10-1
神楽坂駅
〒162-0812
東京都新宿区西五軒町 10-1
神楽坂駅

【夕方~夜】隠れ家的な一軒家料理店で〆の立ち飲みを満喫/⑨カド

アルスクモノイを後にしたら再び来た道を戻り、パン デ フィロゾフの前を通って神楽坂通り方面へ。メインストリートの1本前の通りの角地にあるのが最後の目的地、「カド」です。アルスクモノイからは7分ほどで到着します。
こちらは昭和24(1949)年に建てられた民家を店主が譲り受け、平成15(2003)年にオープンした隠れ家的な日本料理店。店名は、区画の角にあることから「カド」と名付けられたのだそう。
同店には入り口が2つあり、向かって左の扉からはコース料理が楽しめるお座敷席に、もう一方の右の扉からは土間を改装した立ち飲みスペースに行くことができます。今回は散歩の〆に立ち飲みスペースでちょい飲みを楽しみましょう。
▲立ち飲みスペース
▲「油揚げの南蛮ネギ味噌焼き」(左)と「さばスモーク」(右)
立ち飲みだからと侮るなかれ。こちらでは種類豊富な日本酒のほか、「油揚げの南蛮ネギ味噌焼き」や「さばスモーク」などのお酒がすすむアテもラインナップ。女性の1人利用も多いといい、気軽なキャッシュオンスタイルなのもうれしいところです。
神楽坂駅まではわずか3分ほど。サクッとほろ酔い気分を楽しんだら、一日の充実感を胸に帰路につきましょう。

〒162-0817
東京都新宿区赤城元町 1-32
神楽坂駅
〒162-0817
東京都新宿区赤城元町 1-32
神楽坂駅

神楽坂の他のお散歩コースをチェックする

神楽坂の定番を巡る。大人のための「半日お散歩コース」
神楽坂で一度は訪れたい定番スポットを中心に巡る、昼スタートの半日散歩コースをご紹介。

石畳の路地や隠れ家レストランも!神楽坂デートにオススメな「半日散歩コース」
大人のデートを盛り上げるスポットを中心に巡る、昼過ぎスタ-トの半日散歩コースをご紹介。
あわせて読みたい!神楽坂のオススメおでかけ記事
編集
- 本記事内の情報に関して
-
※本記事はサイト内の既存コンテンツを引用し、再構成したものです。掲載情報はいずれもオリジナルコンテンツの最終更新時点の情報であり、現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。