日本の美味しさを再発見。お茶と海苔の美味しさを“五感で楽しむ”上質空間/山本山 ふじヱ茶房
元禄3(1690)年創業の、日本茶と海苔の老舗店「山本山」。長い歴史を持つ山本山が、美味しいお茶や海苔をより多くの人々に味わってもらいたいと2018年にオープンしたのが、東京メトロ銀座線・東西線の日本橋駅からすぐのところにある「山本山 ふじヱ茶房」です。
「上質なお茶と海苔を五感で楽しめる茶房」がコンセプトの同店。全国から厳選したお茶と海苔を、味や香りだけでなく、見て、触れて、聞いて楽しむことができます。
白を貴重とした洗練された雰囲気の店内は、ゆったりくつげるのはもちろん、実は“五感で楽しむ”ための工夫がいくつも散りばめられています。
高い天井とガラス張りの空間は、たっぷり日光がたっぷりと差し込むお茶の色の違いが分かるようにするため。さらに、柄杓でお湯を注ぐ水音まで楽しんでもらうために、店内は外の音が聞こえないようになっています。細部までこだわり抜かれた空間で、都会の喧騒を忘れて癒やしの時間を過ごせます。
お茶や海苔の、新たな楽しみ方を発見できるオススメの一品が“テリーヌ”。厳選したお茶や海苔を、フランス産のクーベルチュールチョコレートと合わせて作った新感覚のスイーツです。
「テリーヌ食べ比べセット」(2,500円)は、点てて楽しむ上質な宇治抹茶をあえて原料に使った「まっ茶テリーヌ」、じっくり火入れしたほうじ茶の香ばしさを楽しめる「ほうじ茶テリーヌ」、隠し味の日本酒によって海苔とチョコレートが“うま味”でつながる「のりテリーヌ」の3種類がセットになったメニュー。
通常は数名で切り分けて食べる量でしか販売されていないテリーヌを、店舗では気軽に楽しめるのがうれしいポイント。セットになっている産地別の煎茶やほうじ茶などのお茶とともにじっくり味わって。
もう一つ見逃せないメニューが「アフタヌーンティー 茶菓講」(5,500円)。春夏秋冬、季節の食材を使ったスイーツ10種と海苔にぎり巻き、香の物(2〜3種)を楽しめる華やかな“山本山流 アフタヌーンティー”です。
お茶や海苔を使ったオリジナルメニューの数々は、見た目にも華やかで心ときめくものばかり。「アフタヌーンティー 茶菓講」は予約限定なので、事前の予約をお忘れなく。
週末を中心に、ランチタイムやティータイムは混雑することが多い同店。アフタヌーンティーに限らず確実に食事を楽しみたいなら、電話やWEBから予約をして訪れるのがオススメ。日本の素晴らしさを再確認しながら、ちょっと特別な憩いのひとときを過ごしてみては?
〒103-6101
東京都中央区日本橋 2-5-1 日本橋髙島屋三井ビルディング 1F
日本橋駅
〒103-6101
東京都中央区日本橋 2-5-1 日本橋髙島屋三井ビルディング 1F
日本橋駅
唯一無二!自分へのご褒美にもピッタリの極上フルーツ/千疋屋総本店 フルーツパーラー
東京メトロ銀座線・三越前駅から地下通路で徒歩1分。日本橋を訪れたら外せない名店といえば「千疋屋総本店 フルーツパーラー」です。
天保5(1834)年に日本橋人形町で創業して以来愛され続けている千疋屋。1階には果物専門店「メインストア」が、そして2階には今回ご紹介する「フルーツパーラー」があります。
店内に一歩足を踏み入れると、ブランドコンセプトである“ひとつ上の豊かさ”そのものの優美な空間に思わずうっとり。
白を基調とした高級感あふれる空間に、大きな窓からは穏やかな自然光がたっぷりと差し込みます。スワロフスキーのシャンデリアの上品な煌めきも、ティータイムを特別感たっぷりに演出。非日常な気分をより一層高めてくれます。
旬の果物を使ったスイーツの数々が楽しめる同店。その美味しさを思う存分楽しみたい時にオススメなのが、一番人気の「千疋屋スペシャルパフェ」(2,970円)です。季節のフルーツや、気品あるマスクメロンなど、選りすぐりの7種類のフルーツが華やかに盛りつけられた逸品。
フルーツを熟知したフルーツパティシエによりカッティングされたフルーツは、見た目の美しさもその味わいも唯一無二。老舗ならではの品質の良さや技術を堪能できる、極上のスイーツです。
もう一つの定番メニューが「フルーツサンドイッチ」(1,870円)です。こちらは薄くカットされたイチゴ、キウイ、パイン、パパイヤを使用した鮮やかなサンドイッチ。フルーツの自然な甘さと、さっぱりとしたホイップクリームのコンビネーションが軽い口当たりで、ついつい手が伸びてしまうと評判の美味しさです。
土日祝日は開店時から夜まで多くのお客さんで賑わう人気店のため、ゆっくり過ごすなら平日の17〜19時が狙い目。夜はシャンデリアの光に優しく包まれた、ラグジュアリーな雰囲気を楽しめますよ。
いつもとは違うティータイムを過ごしたい時、自分へのご褒美を楽しみたい時にピッタリのお店です。
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町 2-1-2
三越前駅
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町 2-1-2
三越前駅
ジョン・レノンも愛した名店でコーヒーブレイク!作業カフェにも◎/ミカド珈琲 日本橋室町三井タワー店
昭和23(1948)年、日本橋でコーヒーロースターとして創業した「ミカド珈琲」は、日本橋と長野県軽井沢に5店舗ある喫茶店。中でも軽井沢店は、日本滞在中のジョン・レノンが通っていたことでも知られています。
日本橋にあるのは本店を含む2店舗で、今回ご紹介する「ミカド珈琲 日本橋室町三井タワー店」は、東京メトロ銀座線・半蔵門線の三越前駅とJR横須賀線・総武快速線の新日本橋駅直結のオフィスビル内にあります。
店内は座席も広々としていてシンプルで洗練された雰囲気。ゆっくりとくつろぎながら、人気のコーヒーやスイーツを楽しむことができます。
世界各地から選りすぐった生豆を、焙煎士がじっくり煎ったこだわりのコーヒーは、豊富なラインナップが魅力。どれを選べば良いか迷ったら、まずは日本橋室町三井タワー店のハウスブレンドである「スターブレンド」をチョイスしてみて。
「スターブレンド」は厳選したメキシコ豆をふんだんに使っていて、控えめな酸味とやや強めの苦味が特徴。「ブレンドコーヒー」(Mサイズ370円)と「アイスコーヒー」(Mサイズ390円)、お好みの飲み方で楽しんでみて。
「モカソフト」(カップ、コーン480円)も、同店の名物メニューの一つ。コーヒーの香りやほのかな苦味を感じられ、甘さ控えめで上品な味わいが人気のソフトクリームです。
カップでオーダーした際についてくるシロップ漬けされた大粒プルーンも濃厚で、さっぱりとしたモカソフトによく合いクセになる美味しさと評判。コーヒーロースターならではの、奥深い味わいを楽しめる大人なスイーツは、一度は食べてみる価値ありです。
店内はコンセント利用もOKなので、仕事や打ち合わせ場所としても最適。オフィスワーカーの憩いの場としても人気です。
こだわりのコーヒーやスイーツを味わいながらなら、いつもよりリフレッシュして作業もはかどりそう。
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町 3-2-1 日本橋室町三井タワー5階 CAFE &BIZエリア
三越前駅
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町 3-2-1 日本橋室町三井タワー5階 CAFE &BIZエリア
三越前駅
老舗菓子店が日本橋から発信!懐かしくて新しい絶品スイーツ/BUNMEIDO CAFE
創業明治33(1900)年、カステラなどのお菓子で知られる文明堂。そんな文明堂日本橋本店にあるカフェレストラン「BUNMEIDO CAFE(ブンメイドウ カフェ)」も、日本橋を訪れたならぜひ訪れたいお店の一つです。東京メトロ銀座線・半蔵門線の三越前駅から徒歩1分と、アクセスも◎。
「“和と洋・今と昔・人と人”の繋がり」をコンセプトにした同店では、120年以上続く文明堂で長く愛されている和洋銘菓を、現代風のカフェスイーツにアレンジしたメニューの数々を楽しむことができます。
ウッド調のインテリアでまとめられた店内は、ほのぼのとしたぬくもりを感じられる雰囲気。さらに、文明堂東京の創立者である宮﨑甚左衛門氏と親交が深かった伊東深水画伯の作品を中心に、同店とゆかりがある季節に合わせた作品も展示されています。
スタイリッシュな中にもどこか懐かしさを感じる空間にはゆったりとした時間が流れ、リラックスして過ごすことができます。
同店でオススメしたい「三笠パンケーキ」(1,100円)は、文明堂の定番・どら焼き「三笠山」の生地を使用した特製パンケーキ。シンプルでふんわり、やさしい味わいの一品と評判です。
フルーツやジャムはもちろん、どら焼きの生地なのであんことも相性ピッタリ。どこか和のテイストも感じられる、他にはない美味しさが人気の理由だそう。
定番お菓子をアレンジしたスイーツなら「フレンチカステラ」(1,100円)も見逃せません。こちらは「文明堂のカステラ」を卵液にくぐらせ、オーブンで焼いたフレンチトースト風カステラ。外側はこんがり香ばしく、口に入れるとふわふわ。美味しさがじゅわっと染み出る贅沢な味わいだそうです。
よく知っているのに新しい、ユニークなスイーツの数々に「一体どんな味なんだろう?」と想像が膨らんでワクワク!平日のランチタイムと週末以外は席の予約が可能なので、おなかと心も満たされに訪れてみて。
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町 1-13-7 PMOビル1F
三越前駅
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町 1-13-7 PMOビル1F
三越前駅
まるでウィーンのカフェハウス!プチ旅行気分で伝統的スイーツを堪能/カフェ ウィーン
東京メトロ銀座線・半蔵門線 の三越前駅から徒歩1分のところにある日本橋三越本店。その本館2Fにある「カフェ ウィーン」は、オーストリアの首都ウィーンの雰囲気を感じられるカフェです。
ウィーンの料理や伝統的なケーキ、コーヒーなどを楽しめる同店は、昭和58(1983)年にウィーン市・ウィーン商工会議所・ウィーンカフェハウス協会の認定書を受けた日本で最初のお店です。
300年以上も昔からウィーンに根付いているというカフェ文化。店内の大理石を使ったテーブルや窓際のドレープカーテンからもクラシカルな雰囲気が感じられ、本場のカフェハウスを訪れたような気分になれるはず。
店内にはウィーン出身の作曲家、フランツ・レハールやヨハン・シュトラウスなどのクラシック音楽が流れ、ゆったり優雅なひとときを過ごすことができます。
同店でぜひ味わっていただきたいのが、ウィーン発祥のデザート「ザッハトルテ」(単品770円、ドリンクセット1,430円)。チョコレートスポンジにアプリコットジャムをサンドし、チョコレートでコーティングした伝統的なケーキです。
一口食べると、パリパリ食感の濃厚なチョコレートとアプリコットジャムの甘酸っぱさが口の中に広がり、リッチな美味しさがたまらないと評判。上品な甘さのため、添えられた無糖の生クリームとも相性バツグンだそうです。
セットのドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュースのほか、ウィーン風カフェラテ「メランジェ」から選ぶことができます。
午後のティータイムは混雑していることが多いので、10〜12時頃が狙い目。また、平日は終日予約が可能ですが、土日祝日は予約不可なのでご注意を。ショッピングの合間に、プチトリップ気分を味わってみてはいかが?
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町 1-4-1 日本橋三越本店本館 2F
三越前駅
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町 1-4-1 日本橋三越本店本館 2F
三越前駅
文/日笠麗奈
写真/掲載スポットの運営元より提供
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※本記事内の情報は2023年09月20日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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