今回のお散歩コースをチェック!

今回は、定番スポットを中心にのんびり巡る浅草の一人散歩コースをご提案。浅草駅発着、午前中~夕方までの一日コースです。
【コース紹介】※カッコ内は徒歩移動の目安時間やルート
浅草駅→(約1分)→①亀十→(約1分)→②浅草仲見世商店街散策→(雷門から約4分)→③中清→(約4分)→④浅草寺→(約1分)→⑤Sukemasa Coffee→(約5分)→⑥浅草演芸ホール→(約10分)→浅草駅
【10時前】浅草土産の代表格!大人気のどら焼きを買いに行く/①亀十

浅草散歩のスタートは老舗の和菓子屋さんから。
東京メトロ銀座線の浅草駅2番出口から徒歩約1分のところにある「亀十」は、言わずと知れたどら焼きの有名店。和菓子専門家の安原伶香さんも「浅草に行ったら絶対買いたい手土産和菓子」と紹介する一軒です。
▲「どら焼き 黒あん」
▲「どら焼き 白あん」
職人が一枚ずつ手焼きした大判の皮は、小麦粉と砂糖、水というシンプルな素材のみで作られていながら、空気をたっぷりと含んでいるため驚くほどフワフワと評判。
「どら焼き 黒あん」と「どら焼き 白あん」の2種類があるので、食べ比べてみるのもオススメです。
連日行列の絶えない人気店のため、時間に融通の利く一人散歩の場合は開店(10時)のタイミングで訪れてスムーズにゲットするのが正解!浅草の名物を早々に手にすれば、さっそく一日の満足感が高まるはずです。

〒111-0034
東京都台東区 雷門2-18-11
浅草駅
〒111-0034
東京都台東区 雷門2-18-11
浅草駅

【お昼前】雷門が目印!歴史ある商店街をそぞろ歩き/②浅草仲見世商店街
▲雷門(写真提供:浅草寺)
▲浅草仲見世商店街(写真提供:浅草寺)
亀十の目の前にある横断歩道を渡った先には、“雷門”の愛称で親しまれる浅草寺の総門「風雷神門」があります。その雷門から宝蔵門まで続くのが「浅草仲見世商店街」。日本で最も古い商店街の一つともいわれる、浅草散歩に欠かせない人気観光スポットです。
約250mの間には約90の店舗がひしめき、きびだんごを売る店、揚げまんじゅうや芋ようかんの名店、もなかや人形焼、雷おこし、金平糖を販売する店など、さまざまな菓子を売る専門店が多数。また、日本らしい工芸品を扱う土産物店も充実しています。
レトロな雰囲気を味わいながら、一人で気ままなそぞろ歩きを楽しんでみて。

〒111-0032
東京都台東区浅草 1-36-3 仲見世会館
浅草駅
〒111-0032
東京都台東区浅草 1-36-3 仲見世会館
浅草駅

【お昼】明治3年創業。文豪も愛した江戸前天ぷらに舌鼓/③中清
ランチは少し奮発して江戸前天ぷらの名店へ。雷門からは徒歩4分ほど、商店街を進み伝法院通りを左折した先にある「中清(ナカセイ)」へ向かいましょう。
幕末時に広小路通り(現在の雷門通り)で屋台として創業し、明治3年(1870年)から浅草公会堂前に店を構えたという同店。同店。文豪たちにも愛された店としても知られます。

▲「天丼」
江戸時代には、魚介類を揚げたものを「天麩羅」と呼んでいたのだとか。同店の「天丼」は、そんな魚介の天麩羅を贅沢に楽しめる伝統的な江戸前天ぷらの丼。車海老二本とキス、そして小さいかき揚げも入っていてボリューム満点の一杯です。
仲見世の喧騒から離れ、静かでゆったりとした空間で美味しい天ぷらを味わう贅沢な時間。名店の歴史に思いを馳せながら、じっくり堪能してみてくださいね。

東京都台東区 浅草1-39-13
浅草駅
東京都台東区 浅草1-39-13
浅草駅

【お昼過ぎ】見どころいっぱい!浅草のシンボルで参拝を/④浅草寺

▲宝蔵門(写真提供:浅草寺)
おなかが満たされたら、浅草のシンボル「金龍山 浅草寺(センソウジ)」を目指します。中清から4分ほど、再び仲見世商店街に戻って進めば、仁王尊像が安置される「宝蔵門(仁王門)」が迎えてくれます。

▲本堂(写真提供:浅草寺)
浅草寺は、1400年近い歴史を持つ都内最古の寺院であり、毎年約3,000万人以上の参拝客が訪れる都内屈指の観光名所。境内には多数の見どころがあるのでじっくり見て回って。
ちなみに、浅草寺のおみくじは他と比べて“凶”が多いという噂があります。運試しに一枚引いてみては。

〒111-0032
東京都台東区浅草 2-3-1
浅草駅
〒111-0032
東京都台東区浅草 2-3-1
浅草駅

【おやつ時】本格エスプレッソとご褒美スイーツをのんびり楽しむ/⑤Sukemasa Coffee

浅草寺での参拝後は、すぐ近くのカフェでコーヒーブレイク。浅草花やしき近くの裏路地にある「Sukemasa Coffee(スケマサコーヒー)」は、ガラス越しに見える鮮やかな赤い和傘が目印です。
▲バリスタが着用しているのはデニム生地の着物(夏季は浴衣を着用)
▲ラテと季節のフルーツサンド(写真の「桃のフルーツサンド」は季節限定)
デニムの着物をまとったバリスタたちが迎えてくれる店内に足を踏み入れると、昔ながらの街並みに新しさが融合した、浅草らしい雰囲気を感じることができます。
経験のあるバリスタも在籍している同店は、本格的なエスプレッソが自慢。せっかくならこだわりのコーヒー豆を使った「ラテ」などを頼んで、プロが丁寧に淹れてくれる過程も楽しんで。
小腹が空いていたら、パティシエでもあるオーナーバリスタが作る「プリン」や「季節のフルーツサンド」といったスイーツも要チェック。本格エスプレッソとご褒美スイーツで、至福のひとときを過ごすことができますよ。

〒111-0032
東京都台東区浅草 2-29-2 君塚ビル102
浅草駅
〒111-0032
東京都台東区浅草 2-29-2 君塚ビル102
浅草駅

【夕方】初心者でも大丈夫!一人で気軽に寄席体験/⑥浅草演芸ホール

カフェでのんびりくつろいでいたら、あっという間に夕方。最後の目的地は、スケマサコーヒーから徒歩5分ほどの「浅草演芸ホール」。つくばエクスプレス浅草駅のすぐ近くにあります。
こちらは東京都内に4軒ある落語定席(寄席)の一つで、客席は1階が239席、2階が101席の合計340席。都内の寄席では最大級となります。
落語をはじめ、漫才や手品といった色物芸が披露されおり、昭和39(1964年)の開館以来、数多くの落語家や人気お笑い芸人を輩出してきました。

“寄席”と聞くと、観る側にも厳しいルールがあるように思われがちですが、「浅草演芸ホール」は気軽に立ち寄れるのが魅力。当日券が販売されており、途中入場や途中退出もOK!初心者でも気軽に落語を楽しめますよ。
寄席で楽しい時間を満喫したら帰路に着きましょう。つくばエクスプレスなら1分以内と至近ですが、せっかくなら東京メトロ・都営地下鉄・東武鉄道の浅草駅まで歩くのもアリ。夕暮れの浅草仲見世商店街も風情があってステキです。

〒111-0032
東京都台東区 浅草1-43-12
田原町駅
〒111-0032
東京都台東区 浅草1-43-12
田原町駅

あなたにオススメの記事
浅草の他のお散歩コースをチェックする
浅草の定番を巡る。大人のための「半日お散歩コース」
浅草の定番スポットを中心に巡る散歩コースをご紹介。
外さない浅草デート!レトロな気分に浸れる「一日お散歩コース」
浅草のレトロな魅力を感じられる散歩デートをご紹介。
あわせて読みたい!浅草のオススメおでかけ記事
編集
- 本記事内の情報に関して
-
※本記事はサイト内の既存コンテンツを引用し、再構成したものです。掲載情報はいずれもオリジナルコンテンツの最終更新時点の情報であり、現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。