今回のお散歩コースをチェック!
今回は、浅草を訪れたら外せないスポットを中心に巡る定番散歩コースをご提案。浅草駅発着、昼~夕方までの半日コースです。
【コース紹介】※カッコ内は徒歩移動の目安時間やルート
浅草駅→(約1分)→①雷門→(約1分)→②今半本店→(約30秒)→③浅草仲見世商店街→④浅草寺→(約1分)→⑤浅草神社→(約2分)→⑥浅草 飴細工 アメシン→(約8分)→⑦珈琲天国→(約5分)→⑧浅草文化観光センター→(約1分)→浅草駅
【昼】赤い大提灯が目を引く!有名な門の前で記念撮影を/①雷門
東京メトロ、都営地下鉄、東武鉄道の浅草駅に到着したら、まずは“これぞ浅草”というスポットへ。3番出口からスクランブル交差点に向かって1分ほど歩くと見えてくるのが、浅草寺の総門「雷門(正式名称:風雷神門)」です。
中央の赤い大提灯は、浅草のシンボルとしておなじみですが、近くで見るとその大きさに驚くはず!雷門をバックにぜひ記念の1枚をカメラに収めてみて。
〒111-0032
東京都台東区浅草 2-3-1
浅草駅
〒111-0032
東京都台東区浅草 2-3-1
浅草駅
【昼】秘伝の割下がポイント!明治創業の老舗ですき焼きランチ/②今半本店
雷門をくぐった先は「浅草仲見世商店街」。さっそく散策したいところですが、先に贅沢ランチでエネルギーをチャージしましょう。
向かうは明治28(1895)年創業の浅草を代表する老舗店の一つ「今半本店」。雷門から1分ほど、仲見世商店街を少し進んで右折した新仲見世通り沿いにあります。現在は予約中心の営業なので、訪れる際は必ず事前に予約をしてくださいね。
ホール席もありますが、オススメは3棟の奥座敷(西奥座敷、東奥座敷、北奥座敷)。2023年に国の登録有形文化財に登録された2名から予約できる個室で、畳、掘りごたつ、いすの3つのタイプから選べます。
こちらで楽しめるメニューは「特選牛ロースすき焼き」と「上すき焼き」の2種類。創業から一子相伝で受け継がれた秘伝の割下がポイントです。
歴史ある空間でゆったりと流れる時を感じながら、浅草で長年愛されてきた伝統のすき焼きを味わえば、これ以上ない浅草散歩の良いスタートが切れるはず!
〒111-0032
東京都台東区浅草 1-19-7
浅草駅
〒111-0032
東京都台東区浅草 1-19-7
浅草駅
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【昼過ぎ】江戸の頃から栄える、歴史ある商店街を散策/③浅草仲見世商店街
すき焼きを堪能したら来た道を少し戻り、浅草の定番観光スポット「浅草仲見世商店街」を散策します。
「浅草寺」の門前町として江戸時代の頃よりにぎわいを見せ、日本で最も古い商店街の一つともいわれている仲見世。
雷門から宝蔵門までの約250mの間に約90の店舗がひしめき、通り沿いには、きびだんごを売る店、揚げまんじゅうや芋ようかんの名店、もなかや人形焼、雷おこし、金平糖を販売する店など、さまざまな菓子を売る専門店が多数。また、日本らしい工芸品を扱う土産物店も多くあり、そぞろ歩きにピッタリです。
〒111-0032
東京都台東区浅草 1-36-3 仲見世会館
浅草駅
〒111-0032
東京都台東区浅草 1-36-3 仲見世会館
浅草駅
【昼過ぎ】見どころ盛りだくさん!浅草のシンボルで参拝を/④浅草寺
仁王尊像が安置される「宝蔵門(仁王門)」が見えたら、いよいよ浅草のシンボル「金龍山 浅草寺(センソウジ)」の中心部に到着です。
毎年約3,000万人以上の参拝客が訪れる浅草寺は、1400年近い歴史を持つ都内最古の寺院。源頼朝や徳川家康も参拝したという記録が残っています。なお、本尊の「聖観世音菩薩」は大化元年(645年)より絶対秘仏とされており、ご住職でさえも拝することはできないのだそう。
すでに通ってきた雷門や仲見世、宝蔵門に加え、朱の鮮やかな五重塔や天井に「天人之図」と「龍之図」(※2024年9月現在、剥落のため修復準備中)が描かれた本堂(写真)など、境内には見どころが多数あるので、じっくり見て回りましょう。
ちなみに浅草寺のおみくじは他と比べて“凶”が多いという噂があります。運試しに一枚引いてみるのも良いかも!
〒111-0032
東京都台東区浅草 2-3-1
浅草駅
〒111-0032
東京都台東区浅草 2-3-1
浅草駅
【昼過ぎ~おやつ時】浅草寺本堂近くにある“三社様”でもお詣り/⑤浅草神社
浅草寺と併せて参拝したいのが、浅草寺本堂のすぐ東側に鎮座する「浅草神社」。一説では平安末期から鎌倉初期の創建ともいわれる古い歴史を持つ神社です。
現存する社殿は第3代徳川将軍・徳川家光が慶安2(1649)年に寄進したもので、建立から350年以上を経た現在も当時の姿をそのままに残しています(国の重要文化財)。浅草寺の御神体である「聖観世音菩薩」を祀った3人を祭神とすることから「三社様」という名でも親しまれています。
なお、鳥居から本殿へ向かう参道の右手には、ハート型の尾っぽをした「夫婦狛犬」がいるのでぜひ注目を!寄り添う姿から良縁や恋愛成就のご利益があると評判です。
〒111-0032
東京都台東区浅草 2丁目3−1
浅草駅
〒111-0032
東京都台東区浅草 2丁目3−1
浅草駅
【おやつ時】まるで芸術作品!日本の伝統技術「飴細工」のお店へ/⑥浅草 飴細工 アメシン
浅草寺の二天門から出て2分ほど、次の目的地は飴細工の専門店「浅草 飴細工 アメシン」です。
江戸時代から続く飴細工は、90℃程まで熱してやわらかくした飴を、和バサミと素手で造形していく伝統技術。同店は、それまで白く不透明な飴が主流だった中、透明な飴細工を生み出し業界に革新をもたらしたパイオニア的存在なのだそう。
職人さんが作り出す飴細工は、もはや芸術作品。思わず目が離せなくなるほどリアルで繊細な美しさです♪
店舗では体験教室を行っているほか、さまざまな種類・価格帯の飴製品を販売しているので、浅草を訪れた記念に気になる飴細工を持ち帰ってみてはいかがでしょう。
〒111-0024
東京都台東区 今戸1-4-3 1F
浅草駅
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東京都台東区 今戸1-4-3 1F
浅草駅
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【おやつ時~夕方】レトロ感満載!名物のホットケーキを堪能/⑦珈琲天国
伝統技術の素晴らしさを体感した後は、浅草の人気喫茶店でコーヒー休憩を。つくばエクスプレスの浅草駅がある南西方向に歩いて8分ほど、“天国”と大きく描かれたマグカップが目印の「珈琲天国」を目指します。
こぢんまりとした店内は明るく落ち着いた雰囲気で、居心地も◎。午後には満席状態になることが多いそうですが、開店直後や夕方なら、比較的空いていて入りやすいのだそう。
そんな同店の看板メニューは、写真の「天国特製ホットケーキセット」(ドリンクはコーヒーまたは紅茶)。
注文を受けてから銅板で1枚ずつ丁寧に焼き上げるという2枚重ねのホットケーキは、店名にある“天国”の焼き印が押されているかわいらしい見た目です。外はサクサク、中はふわふわ軽い食感で懐かしい素朴な味わいなのが人気の理由だとか。
美味しいホットケーキとコーヒーを楽しみながら、束の間のんびりとした時間を過ごしてみてくださいね。
〒111-0032
東京都台東区 浅草1丁目41−9
浅草駅
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東京都台東区 浅草1丁目41−9
浅草駅
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【夕方】無料の展望テラスから浅草の街並みを一望/⑧浅草文化観光センター
珈琲天国を後にしたら、仲見世を歩きながら出発地点の浅草駅方面へ。5分ほどで最後の目的地である「浅草文化観光センター」に到着します。
雷門の向かいにあるこちらは「探せる・見せる・支える」をコンセプトにした観光案内施設。建築したのは、日本が誇る世界的建築家の隈研吾さん。平屋を積み重ねたような「和」の雰囲気が下町の風情に溶け込んでいます。
同施設で何よりオススメしたいのが、8階の展望テラス。なんと、こちらから浅草の風景や東京スカイツリー(R)を無料で見渡すことができるんです!
雷門や仲見世も上から眺めると全体像が分かり、地上から見ていた時とは違う印象を受けます。散歩の〆に街を俯瞰して、楽しかった半日を振り返ってみるのも良いかもしれませんね。
浅草文化観光センターを出たら浅草駅には1分ほどで到着。散歩はこれにて終了です。
〒111-0034
東京都台東区 雷門2-18-9
浅草駅
〒111-0034
東京都台東区 雷門2-18-9
浅草駅
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