【銀座線浅草駅徒歩6分】下町で愛され続ける名店。三代続く老舗のビーフシチュー/浅草 ぱいち
浅草のメインストリート「雷門通り」から一本北側に入った横丁の角にある洋食店「浅草 ぱいち」。
昭和11(1936)年創業の同店は、浅草で三代続き、江戸っ子の店主と奥様、お母様の3人で切り盛りしているアットホームなお店です。食通の芸能人も通うそう。
店内はカウンター席と5つのテーブル席というコンパクトなつくりになっていて、壁には三社祭の写真や提灯などが掛けられおり、地元への愛を随所に感じます。
ぱいちに来たら必ず食べておきたいのが名物の「ビーフシチュー」(2,350円)。牛肉やニンジンなど具材によって最適な煮込み時間が異なるため、別々に煮込むという代々受け継がれる製法にこだわった一品です。
アクセントになっているホウレンソウの香りが印象的で、一口目には“和”を感じますが、その後に酸味があるデミソースの“洋”の芳醇さが押し寄せてきます。ライスはもちろんビールや日本酒とも相性が良さそうな味わいです。
同じデミソースを使った「タンシチュー」(2,350円)やボリューム満点の「カツサンド」(1,400円)も人気のメニュー。12時を過ぎると席が埋まってくるため、開店直後の11時30分ごろに足を運ぶのがオススメです。
レッツエンジョイ東京編集部員コメント
浅草で洋食というと「ぱいち」のビーフシチューが家族の定番の一つで、幼い頃からよく訪れていました。日本家屋の建物なのですが、提供しているメニューは洋食なのも面白いです。アツアツの鉄鍋で提供されるビーフシチューはお箸でいただくスタイル。お米にもよく合うあっさり目な味ですよ。
〒111-0032
東京都台東区浅草 1-15-1
浅草駅
〒111-0032
東京都台東区浅草 1-15-1
浅草駅
【銀座線浅草駅徒歩10分】分厚いお肉でお客をハッピーに。浅草を代表する焼肉店/炭火焼肉 本とさや
銀座線浅草駅から徒歩10分、つくばエクスプレス浅草駅A2出口からは徒歩1分ほどの「炭火焼肉 本とさや」は、いつ行ってもほぼ満席状態の人気店。同店の焼肉を絶対に食べて帰りたい!という人は事前の予約が必須です。
座席は下町の風情が漂うお座敷がメインとなっていて、壁一面に貼られた芸能人のサイン色紙の数が名店であることを物語っています。
「上タン塩」(2,750円)や「上ハラミ」(2,750円)、「ホルモン」(1,210円)などはどれも1、2位を争う人気メニューですが、お店のイチオシは写真左の「特上カルビ」(3,245円)。
“厚切りのお肉を食べて元気を出してもらいたい”という思いが詰まった一皿で、3cmほどに分厚くカットされたお肉は噛んだ瞬間に肉汁が溢れ出ると評判。
「浅草冷麵」(写真右1,320円)をはじめ、各種チゲやフェ、ビビンパなど、サイドメニューも豊富ですよ。
レッツエンジョイ東京編集部員コメント
浅草で焼肉といえば必ず名前が上がる有名店。ホルモンは苦手な人でも試してみる価値ありです。炭火の煙がすごいので、匂いや汚れを気にしない服で行くのがベストですよ。昔から人気があり、いつもお客さんでいっぱいですが、本当に美味しいのでぜひ一度は行ってみてください。
〒111-0035
東京都台東区西浅草3-1-9
田原町駅
〒111-0035
東京都台東区西浅草3-1-9
田原町駅
【銀座線浅草駅徒歩11分】お酒と一緒に一品料理も楽しめる老舗の釜めし屋さん/釜めし むつみ
浅草寺の北側に広がる“奥浅草”や“観音裏”と呼ばれるエリアで昭和43(1968)年から営業する「釜めし むつみ」。
外観は古き良き日本家屋といった感じで、二階建ての店内は座敷を中心に50席ほど。壁には著名人たちの色紙がたくさん飾られており、地元のお客さんのみならず多くのファンがいる名店であることがうかがえます。
看板メニューは20種類以上にもおよぶオリジナルの釜めしたち。海鮮や鶏、キノコなどの食材から溢れ出るうま味をたっぷり吸い込んだご飯は、箸が止まらなくなるほど絶品だと評判です。
釜の内側にへばり着いたパリパリのおこげを剥がして食べるのも楽しみの一つ。「牡蠣釜めし」(2,420円)など旬の食材を使用した季節限定釜めしもあるので何度でも足を運びたくなります。
釜めしがメインの同店ですが、天ぷらや唐揚げ、お刺身などお酒のおつまみになるような一品料理も人気。
中でも味が染み込んだやさしい味わいの「煮物盛り合わせ」(写真880円)は常連客が多く注文する定番のサイドメニュー。浅草界隈での飲み会の帰りや〆にご飯ものを食べたい!といった時の二軒目利用にもオススメです。
レッツエンジョイ東京編集部員コメント
浅草は釜めし屋が多いですが、その中でもとくに好きなお店。店内は小上がりのお座敷というか実家みたいな感じの古い日本家屋で、とにかく落ち着く雰囲気なんです。釜めしができあがるのに少しお時間がかかるので、先につまみとビールを頼んで楽しみに待っていてください。
〒111-0032
東京都台東区浅草 3-32-4
浅草駅
〒111-0032
東京都台東区浅草 3-32-4
浅草駅
【銀座線浅草駅徒歩13分】名物はエビサンド!観音裏で深夜まで営業する喫茶店/ロッジ赤石
観音裏を走る言問(コトトイ)通りから一本北に入った路地に店を構える「ロッジ赤石」。地域の住民はもとより、浅草界隈で働く人や芸能関係者なら誰もが知る喫茶店です。
営業時間は9時~24時と驚異の15時間!そのため、朝・昼・夜・深夜と時間帯によって客層が異なります。
店内はカウンター席とソファー席、合わせて35席ほど。店名の“ロッジ=山小屋”を思わせる店内にはアンティークの時計やコーヒーカップ、山岳の写真などが飾られています。
どこを切り取っても昭和レトロな雰囲気が漂う店内には、どこかゆるりとした空気が流れていて、常連さんたちの会話をBGMに食事が楽しめる街のオアシス的な存在です。
そんな「ロッジ赤石」の魅力といえば、“いろいろな時間帯にくる常連さんたちの声を聞いていたら80種類以上になっちゃった”というメニューの豊富さ。
昔ながらの「ナポリタンスパゲッティー」(900円)をはじめ、どれを食べても美味しいと評判ですが、初めて訪れる人にオススメなのが大きなエビフライが3本挟んである「エビサンド」(1,300円)。
同店のファンだという芸能人もこぞってオーダーする人気メニューで、酸味があるタルタルソース、エビフライ、トーストのハーモニーが口中で絶妙に絡み合います。グリーンが鮮やかな「クリームソーダ」(700円)を横に並べれば雰囲気のある写真が撮れますよ。
レッツエンジョイ東京編集部員コメント
浅草見番からほど近く、芸妓さんもよく訪れる喫茶店。店内には麻雀のゲーム台が置かれているなど、昭和の香りがするのも浅草ならではかと思います。昔は24時間営業だったので、深夜タクシーの運転手さんが休憩がてらカツ丼を食べている姿も見られました。今も深夜まで営業しておりお酒もあるのでしっぽり2次会をするにも◎。
〒111-0032
東京都台東区浅草 3-8-4
浅草駅
〒111-0032
東京都台東区浅草 3-8-4
浅草駅
【銀座線浅草駅徒歩14分】本場台湾の味を再現。自分好みにアレンジできる台湾スイーツ/浅草豆花大王
民家やアパートが立ち並ぶ奥浅草の住宅街で、本格的な「豆花(ドウファ)」を提供しているのが「浅草豆花大王」。
豆花は、豆乳をゼリーのように固めたものの上にお団子やピーナッツなどをのせ、やさしい甘さのシロップをかけていただく台湾の代表的なスイーツ。プルプルでツルンとした食感が楽しめ、なおかつヘルシーなため近年注目されています。
今でこそ豆花を提供するお店は増えましたが、同店は2016年のオープンから豆花を提供している草分け的な存在。台湾と縁が深い店主が幼少期に現地で食べた豆花の味を伝統的な製法で再現しており、本場の味を知るファンからも厚い支持を集めています。
人気の理由は、豆花の温度やシロップの種類、10種類以上のトッピングを自由にカスタマイズできるところ。今日はきび砂糖シロップにお団子と仙草ゼリー、2回目は杏仁シロップにハトムギとピーナッツ、なんてその日の気分に合わせてアレンジできちゃいます。
また、同店では暑い日にピッタリの「台湾カキ氷(写真はピーナッツ、小豆、緑豆、はとむぎトッピング)」(800円)も提供しています。こちらも豆花同様、シロップやトッピングを自由にカスタマイズできる人気のメニュー。
その他にも「豆漿(ドウジャン)」(300円)や「台湾茶」(500円)、「仙草ソイミルクティー」(450円)、「台湾コーラ」(350円)など台湾でおなじみのドリンク類も多数ラインナップ。奥浅草を散策する際にはぜひ立ち寄ってみて。
レッツエンジョイ東京編集部員コメント
ここの豆花は台湾に行くたびに食べている豆花の味に近く、本場っぽくて美味しいです。ちょっと分かりにくい場所のせいか、仲見世通りなど混雑エリアのお店に比べると混んでおらず、ゆっくりできるところも嬉しいです。
〒111-0032
東京都台東区浅草 4-43-4 メゾンニシムラ1F
浅草駅
〒111-0032
東京都台東区浅草 4-43-4 メゾンニシムラ1F
浅草駅
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※本記事内の情報は2023年07月30日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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