千葉の紅葉の名所・見頃

佐倉城址の秋の表情

佐倉城跡の中に設置されている公園で、敷地内には天守閣跡、空堀など城の遺構が多数残され、天守閣跡脇の樹齢約400年の「夫婦モッコク」（千葉県指定天然記念物）をはじめ、シイ、カシ、モミジなどの大木がいたる所にある。11月から12月初旬にかけて、モミジやイチョウが美しく紅葉することでも知られていて、秋の景色を楽しみに多くの人が散策を楽しむ。堀田正睦公像の背景も紅葉で彩られる。

日本庭園「見浜園」の優雅な紅葉！

国内外を問わず様々な人が日本の伝統文化に親しみ触れることができる面積約1.6haの日本庭園「見浜園」。四季折々の自然美を満喫でき、秋はイロハモミジなどの紅葉を楽しめるおすすめスポットでもある。庭園内の茶室「松籟亭」ではお抹茶と季節の和菓子のセットをいただくことができる。さらに、11月15日から24日の期間は、紅葉や雪吊りをライトアップするイベントも開催。秋の庭園で優雅なひとときを過ごしてみては。

邸宅から臨む秋の景色

旧堀田邸は、最後の佐倉藩主であった堀田正倫（ほったまさとも）が、明治23（1890）年に旧領である佐倉に設けた邸宅・庭園。庭園を含む一帯は、「旧堀田正倫庭園」として、平成27年に国の名勝に指定された。秋になると、モミジやイチョウが色づく。邸宅内から見る秋の景色は大変趣深く、和の美しさを静かに感じることができる。

心癒される秋色のイロハモミジ

銚子の利根川からの引水で両総用水を昭和25年に完成させ、国内屈指の穀倉地帯に変貌させた第一功労者である十枝雄三氏の屋敷だった十枝の森。秋には、十枝氏が生前に京都から移植したイロハモミジの群生が色づき、ゆっくり散策しながら秋の美しい風景が楽しめる。

あたり一面が紅葉スポットに

なかよし広場ではふれあい体験もできる、動物たちとのふれあいがテーマの動物園「市川市動植物園」。中心部にはサル山があり、数多くのニホンザルが元気に走り回っている。11月後半になると園内の木々が紅葉し始め、あたり一面が赤や黄色のコントラストに。散策しながら秋の風景を楽しんでみては。

花いっぱいの公園が魅せる秋景色

あけぼの山公園はさくら山と日本庭園や水生植物園に分かれており、秋の紅葉も美しく赤や黄色の葉に染まる。秋空の下、紅葉を眺めながら散策を楽しんでみては。

房総一の名瀑・粟又の滝の紅葉

房総一を誇る名瀑布。100mにわたって滑り台のようなゆるやかな岩肌を流れ落ちるこの滝は、幻想的な美しさで人々を魅了する。川面を秋風が渡る頃、渓谷は紅葉で赤く色付く。まるで点描画のように多彩な表情を見せる粟又の滝周辺。

紅葉のトンネルを歩こう

清水公園の園内には約800本のイロハモミジの他、イチョウやケヤキ、カエデなど園内を染める落葉樹があり、秋になると紅葉が楽しめる。オススメはもみじ谷と呼ばれる小路。紅葉を眺めるのはもちろん、落ち葉を踏みながら歩くとサクサクと心地良い音も風情がある。秋を感じながら、散策を満喫してみてはいかが？

もみじの美しさから命名された「もみじ谷」

国道465号筒森地先から細い道路を1km程入ると、道路の両脇には数多くのもみじがある。11月下旬頃から12月上旬頃まで、深紅に染まったもみじが見られ、その美しさから「もみじ谷」と呼ばれるようになったと言われている場所。国道からの道路は道幅も狭く、普通車のすれ違いも出来ない場所が多いので注意。

季節ごとに自然あふれる市民憩いの場

館山市街の南側丘陵に位置し、公園内には、椿・梅・桜・ツツジ等の花木が小径をうずめ、季節に合わせて花々が咲き競う「城山公園」。秋になると、山頂にある茶室「雁月庵」付近から紅葉が楽しめる。撮影する場所によりさまざまな表情を見せるため、写真愛好家にとっても魅力あふれるスポット。