“絞め殺しの木”って!?ドキドキの探検気分を味わえる「熱帯環境植物館」
東南アジアの熱帯雨林を再現し、リアルな展示が人気の「熱帯環境植物館」。マングローブやヤシが生い茂る中を二人で歩けば、都内にいながらドキドキの探検気分が味わえちゃいます♪
熱帯の珍しい植物や魚が多数展示されるなか、妖艶な姿で目を引くのは「ネペンテスダイエリアナ」。食虫植物ウツボカズラの一種で、袋に虫を引き寄せ栄養源にしているのだとか!
別名“絞め殺しの木”と呼ばれる「アコウ」の大木にも注目。こちらは鳥などが運んだ種が別の木の上で発芽し根を下ろして成長、やがて覆い尽くして枯らしてしまう・・・という生態をもつ熱帯の樹木。まさに“絞めている”様子は迫力満点です。
熱帯雨林探検のあとは、巨大淡水エイ・チャオのお食事タイム見学や、熱帯の昆虫たちとふれあえる特別展で一息つきましょう。子どもの頃「飼ってみたい」と憧れたヘラクレスオオカブトを少年のような瞳で見つめるカレに、思わずときめいてしまうかも♡
板橋区立 熱帯環境植物館
住所:東京都板橋区高島平8-29-2
電話番号:03-5920-1131
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
入館料:大人 260円、小中学生・65歳以上 130円 ※土・日 8月31日(木)までは小中学生無料
休館日:年末年始、毎週月曜(祝日・休日の場合は翌日)
最寄り駅:高島平
※夏休み特別展「熱帯の昆虫」 開催中~9月3日(日)
※チャオのぱくぱくタイム 平日限定 開催中~9月1日(金)、15:15~15:20
古代の拷問具に圧倒・・・罪と罰、人権を考えるアカデミックデート「明治大学博物館」
知的なデートを楽しみたいなら、大学と社会をつなぐ窓口として、研究・教育の成果を公開している「明治大学博物館」へ。年間の来館者は7万人超、という国内有数の大学博物館です。
3部門の常設展示のうち、古代から近代までの罪と罰を定めた刑事法の資料や、拷問・処刑具を展示するのが「刑事部門」。人権について理解を深めてもらうことを目的に、資料を一般公開しているのだそう。
なかでも、中世ヨーロッパの拷問具「鉄の処女(アイアンメイデン)」と、処刑具「ギロチン」は、国内唯一の展示資料。レプリカながら、その迫力は思わず息をのむほど。
日本のものでは、江戸時代の刑罰体系や、実物大の刑具を多数展示。“10両盗むと首がとぶ”といわれた江戸時代の厳罰主義には、日本にもこんな時代があったのか…と驚いてしまうはず。
普段のデートよりたっぷり時間のとれる夏休み、アカデミックな展示を二人でじっくりと観賞してぜひ感想を語り合ってみて。
明治大学博物館
住所:東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモンB1F
電話番号:03-3296-4448
開館時間:10:00~17:00
入館料:無料(特別展は有料の場合あり)
休館日:日曜、祝祭日、大学の定める休日
※夏期休業日 8月16日(水)まで、臨時休館日 8月20日(日)、冬季休業日 12月26日(火)~2018年1月7日(日)
最寄り駅:新御茶ノ水/御茶ノ水/神保町
億万長者の気分を体験!?ひと夏の夢を味わう「東京 宝くじドリーム館」
京橋~日本橋方面のデートで立ち寄りたい、大人の“夢”がつまったスポットなのが「東京 宝くじドリーム館」。世界でも珍しい宝くじ常設PRセンターで、各種宝くじの抽せんが行われるほか、宝くじの歴史や仕組みの解説、さまざまな体験コーナーなども人気です。
「もしも1億円当たったら!?」なんていう夢気分を味わえるのが、1億円分の札束(のレプリカ)を持ち上げられるコーナー。ちなみに、1億円=約10kg。その重みによろめきながら、不思議な達成感を二人で感じてみて!
ほかにも、うずたかく積み上げられた10億円の札束のレプリカ展示や、1,000万円以上の高額当せん者だけに渡されるハンドブック「その日から読む本」も読むことができるそう。気分も夢も舞い上がる、ここでしか見られない展示が盛りだくさんです。
もしかして、お金にまつわる話題から二人の将来設計を考えるきっかけになるかも♡そんな夏の夢も膨らむスポットです。
東京 宝くじドリーム館
住所:東京都中央区京橋2-5-7 日土地京橋ビル1F
電話番号:03-3567-1192
開館時間:月~金 10:00~19:30、土 10:00~18:00
入館料:無料
休館日:日曜、祝日(日曜が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日(金)~2018年1月3日(水)
最寄り駅:京橋/宝町
ペーパードライバーでも楽しめる!部品だけを集めた体験型博物館「ブレーキ博物館」
車好き、メカ好きのカレと訪れたいユニークな博物館が「ブレーキ博物館」。“人類が発明した最大の安全装置”といわれるブレーキの仕組みや、精密な技術で安全を支える日本の職人技にふれられる、体験型の博物館です。
ひときわ大掛かりな展示で目を引くのが自動車体験コーナー。実物の自動車部品を使って製作され、シートに座ってブレーキを踏むと“何がどう動いて車が止まるか”という仕組みが一目でわかるようになっています。
また、「整備不良車のブレーキ」が擬似体験できるようになっているのも、車の安全を願う同館ならでは。ブレーキが効かない怖さと、点検・整備の大切さを痛感するはず!
ほかにも、タイヤホイールの中にあるブレーキパッドの交換を体験できたり、新幹線「のぞみ」と「やまびこ」のブレーキの違いを間近で見られたりと、貴重な展示が盛りだくさん。スタッフが「へ~!」と驚く豆知識を交えて丁寧に解説してくれるので、車好きのカレはもちろんペーパードライバーの彼女も楽しい時間を過ごせます♪
ブレーキ博物館
住所:東京都墨田区江東橋1-5-5 中山ライニング工業(株)墨田営業所2F
電話番号:03−3632−6931
開館時間:10:00~12:00、13:00~16:00
入館料:無料 ※要予約
休館日:月曜、祝日、年末年始、臨時休館あり
最寄り駅:錦糸町
取材・文/芝真紀子
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