北海道の産品が一堂に会する人気アンテナショップ/北海道どさんこプラザ 有楽町店
最初にご紹介するのは、20年以上にわたって東京交通会館で営業を続けるアンテナショップ「北海道どさんこプラザ 有楽町店」。JR有楽町駅京橋口の横断歩道を渡った正面にあり、簡単に見つけられます。
数多くのアンテナショップが集まる有楽町・銀座界隈において、常に多くのお客さんでにぎわっているショップで、北海道グルメの人気の高さが伺えます。
店内には、北海道産の農海産品やお菓子など1,200点以上の商品がズラリ。週替わりの催事が充実しているほか、「ルーキーズステージ」という陳列棚では、北海道外ではまだあまり知られていない商品を3カ月ごとのスパンでプッシュ。リピーターの心を惹きつけるような取り組みを行っています。
揚げたてコロッケなどが買えるテイクアウトコーナーでは、北海道産の乳製品を99.7%使用したソフトクリーム「北海道ミルク」(400円)を販売。牛乳本来のうま味とスッキリとした後味が特徴だそうで、訪れたお客さんはこぞって注文します。
そんな「北海道どさんこプラザ 有楽町店」で毎年のように売上トップ争いをしている商品といえば「千秋庵」の「ノースマン」(1個181円、5個入981円)。小麦粉の生地とバターを500層以上に折り重ねて焼いたパイ生地に、北海道産小豆の餡を包んだ和洋折衷スイーツで、昭和49(1974)年の発売開始から約半世紀にわたって北海道民に親しまれています。
また、サクッとした口当たりと軽い食感のブッセ生地が評判の「もりもと」の「雪鶴」も売上トップを争う一品。フレーバーは特製のバタークリームをサンドした「雪鶴 ばたーくりーむ」(1個211円)や、ハスカップクリームをサンドした「雪鶴 ハスカップ」(1個211円)などがあります。
- 北海道どさんこプラザ有楽町店
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所在地
東京都千代田区 有楽町2-10-1 東京交通会館 1階
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最寄駅
有楽町
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電話番号
03-5224-3800
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人気チョコレートブランドが手掛けるベーカリー/GODIVA Bakery ゴディパン 本店
東京交通会館でいま注目を浴びているお店といえば、2023年8月にオープンした「GODIVA Bakery ゴディパン 本店」です。
言わずと知れたベルギー発のプレミアムチョコレートブランド「GODIVA(ゴディバ)」が手掛けるベーカリーで、オープンするや否や連日大盛況。ゴディバ ファンのみならず、全国のパン好きからも注目を集めています。
混雑が予想される開店11時~16時までは入場整理券が必要で、朝9時の券配布開始前から列ができる人気ぶり。また、少しでも多くのゲストに商品が行き渡るよう、整理券1枚につき入場1名、購入できる商品は5点までとなっています。
16時半以降は整理券なしでも入場できますが、店頭の商品の数が少なめになっている可能性があるのでご注意を(※整理券の対応は変わることもあるので最新情報はゴディパンの公式サイトをご確認ください)。
商品の人気トップ3は「コロネ(ショコラ)」(453円)、「ショコラティエのカレーパン」(453円)、「カカオフルーツのクリームパン」(378円)。チョコレートの専門店が手掛けているというだけあって、どれも高級カカオがふんだんに使われています。
香り豊かなチョコレートカスタードクリームをブリオッシュ生地と組み合わせ、中にダークチョコレートのバーを入れた「コロネ(ショコラ)」は、サプライズに満ちたショコラティエの自信作なのだそう。
また「ショコラティエのカレーパン」は、カカオのほろ苦さとスパイスの香りの新しいマリアージュが楽しめるというGODIVAならではのカレーパン。「カカオフルーツのクリームパン」は、カスタードの中にカカオフルーツのジュースを練り込んだ珍しい一品です。
- GODIVA Bakery ゴディパン 本店
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所在地
東京都千代田区有楽町 2-10-1 東京交通会館 1階
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最寄駅
有楽町
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定食のバリエーションが豊富!老舗精肉店が営む洋食屋/キッチン大正軒
東京交通会館の地下1階の一角にある「よこっちょ横丁」といえば、飲食店がひしめき合う昭和の雰囲気が残る飲食店街。何十年も前から毎日のように行列を作る名店が多い中、東京交通会館が開業した当時から人気なのが「キッチン大正軒」です。
こちらは大正3(1914)年開業の老舗精肉店が直営する洋食屋さん。L字型のカウンター席と4人掛けのテーブル1席のみというシンプルな店内は、いつもお客さんでにぎわっています。
メニュー表を見るとハンバーグやフライ、豚のしょうが焼きなどの文字が並んでいて、ザ・定食屋といった雰囲気。精肉店にルーツを持つお店というだけあって、質の高いお肉を使った主菜の数々は、働き盛りの紳士淑女の舌を唸らせます。
人気第1位はハンバーグと豚しょうが焼きが一皿にのった「デミハンバーグしょうが焼き定食」(1,200円)。厚めのロース肉を使っていながら驚くほど軟らかい豚しょうが焼きは同店の名物。甘めのデミソースがかかったハンバーグもご飯との相性◎です。
人気第2位は豚しょうが焼き・エビフライ・アジフライが堪能できる「ミックスB定食」(1,200円)。この他デミハンバーグ・エビフライ・アジフライが味わえる人気第3位の「ミックスC定食」(1,200円)など、おかずの組み合わせは千変万化。毎日足を運んでも飽きないバリエーションが魅力です。
- キッチン大正軒
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所在地
東京都千代田区有楽町 2-10-1 東京交通会館B1
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最寄駅
有楽町
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電話番号
03-3201-0147
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リーズナブルなおつまみでサク飲み。酒屋がルーツの大阪発の居酒屋/徳田酒店 有楽町店
ショッピングの後や会社帰りにサクッと1杯飲んでいきたい・・・という時にオススメなのが、2022年に地下1階にオープンした「徳田酒店 有楽町店」です。
明治23(1890)年に大阪で創業した酒屋をルーツを持つお店で、梅田を中心に12店舗を展開する居酒屋の東京1号店。店内も大阪駅前ビルの地下を彷彿とさせる雰囲気です。
大手各社のビールをラインナップするほか、チューハイ、ウイスキー類も豊富。とりわけ、日本酒や焼酎については酒屋ならではのこだわりがつまった品ぞろえ。コストパフォーマンス重視の中でも美酒を堪能したいという欲張りなお酒好きの希望を叶えてくれます。
アテのレベルも総じて高いと評判の徳田酒店。来店者の多くがオーダーする人気のメニュー「徳田盛り」(2,480円)は、年間を通して生のマグロを提供するという太っ腹具合です。マグロ以外は、さまざまな食感や旬を楽しめるようにと毎回ネタを厳選しているのだそう。
また、キャベツと紅生姜を卵で包んだ「京橋玉子焼」(540円)や、大阪の精肉店から直送する牛すじを使用したこだわりの「牛すじ煮込み」(480円)など、バラエティーに富んだおつまみを楽しめます。
- 徳田酒店 有楽町店
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所在地
東京都千代田区有楽町 2-10-1 東京交通会館B1F
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最寄駅
有楽町
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電話番号
090-3483-6999
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銀座・丸の内を一望できる!「東京會舘」が手掛けるレストラン/銀座スカイラウンジ
最後にご紹介するのは東京交通会館15階にある「銀座スカイラウンジ」。大正11(1922)年に開業した民間初の社交場「東京會舘」が手掛ける本格的なフレンチレストランで、東京交通会館の開業時に回転眺望レストランとしてオープンして以来、何度もメディアで紹介されてきた名店です。
こちらのレストランの特徴の一つが、地上50mの高さから丸の内や銀座、東京駅方面を一望できること。2020年をもって回転は停止しましたが、眺望の良さは健在。ディナータイムでは煌びやかな東京の夜景を見ながら食事が楽しめるとあって、カップルでの利用はもちろん、上京してきた家族を食事に招く場所としてもよく利用されています。
2021年9月にはリニューアルを行い、半個室とパーテーションを設けた「コンパートメントエリア」を新設。よりプライベートな空間で大切な人との食事が楽しめるようになりました。
そんな銀座スカイラウンジで景色と一緒に味わいたいオススメのメニューが「"東京會舘とわたし"コース」(6,600円/サ別)。
手間暇かけて丁寧に作る「東京會舘伝統のダブルコンソメスープ」や、芳醇なバターが香ると人気の「舌平目の洋酒蒸 ボンファム」、70年以上変わらぬ味で愛される生クリームと栗のデザート「マロンシャンテリー」など、東京會舘を代表する伝統のメニューを楽しめます。
コースは、ランチもディナーも同じ金額で提供。事前予約での来店が確実なので、レストランの公式サイトからお好みの時間を選んで予約してみて。
- 銀座スカイラウンジ
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所在地
東京都千代田区有楽町 2-10-1 東京交通会館15F
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最寄駅
有楽町
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備考
050-3187-8713(予約センター)
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- 東京交通会館
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所在地
東京都千代田区 有楽町2-10-1
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最寄駅
有楽町
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電話番号
03-3212-2931
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写真・文/梅田晋作
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- 本記事内の情報に関して
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※本記事内の情報は2023年11月20日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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