上野アメ横商店街とは?

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JR上野駅とJR御徒町駅を結ぶ約500mの通りのことで、400あまりの専門店が軒を連ねる日本有数の商店街。食料品店をはじめとした日用品を扱うお店、輸入雑貨やアパレルを販売するショップ、化粧品店など実にさまざまなジャンルの専門店がひしめきます。


上野アメ横商店街のキャッチフレーズは“対面販売で交渉次第でさらにお安く”。無理な値引き交渉は禁物ですが、店員さんとのコミュニケーションを楽しむのもアメ横ショッピングの醍醐味です。


今回はそんなアメ横での5つの楽しみ方をご紹介します。

【楽しみ方①】アメ横らしいお店でお菓子をゲットする

▲提供:志村商店

▲提供:志村商店

戦後すぐの頃、この通りにアメ屋(お菓子屋)が多く軒を連ねていたことから“アメ横”と呼ばれるようになったそう(諸説あり)。そのためアメ横散策と菓子屋のハシゴは切っても切れない縁で、今もお菓子を爆買いする観光客の姿をよく目にします。


各店ではスーパーやコンビニでよく見かけるメジャーなお菓子から、外国産のちょっぴり怪しげなお菓子までもが、ビックリするような安い価格で販売されています。

▲提供:志村商店

▲提供:志村商店

とくに外せないのが、40年前からチョコレートのたたき売りを行っている「志村商店」。威勢のいい掛け声に吸い寄せられるように、店前にはいつも人だかりができています。定価2,000円相当のお菓子を袋いっぱいに詰め込み1,000円で販売。それだけでは飽き足らず、最後にチョコをもう一つおまけで入れてくれるものだから、リピートするファンも多いのだとか。


この他にもアメ横には、世界中から集めた輸入菓子を扱う「芳屋」や、全国のあまり知られていない銘菓などを常時そろえる「二木の菓子」など、お菓子好きにはたまらないお店が目白押しです。

志村商店
  • 所在地

    東京都台東区上野 上野6-11-3

  • 最寄駅

    上野

  • 電話番号

    03-3831-2454

【楽しみ方②】ディープな食品街で海外旅行気分に浸る

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露店が多い印象のアメ横に、ディープな地下街があることをご存じですか?それはアメ横商店街の中心部に立つ「アメ横センタービル」の地下1階。ハングルと中国語の看板をくぐり階段を下りた先に広がるのは「アメ横地下食品街」です。


フロアにはスパイスと生鮮食品の香りが充満し、外国語が飛び交う光景はまるでアジアのマーケットのよう。日本ではあまり手に入らない食品を扱う店がズラリと並びます。

▲提供:野澤屋

▲提供:野澤屋

中でも「野澤屋」は、パウダースパイスや珍しい種類の食用ハーブが豊富にそろう、アジア食材の専門店。イスラム教徒でも安心して口にできる、チキンやマトンなどハラール認証のある肉類の取り扱いもありますよ。


アメ横地下食品街にはこの他、店頭に豚の頭など部位ごとの肉が並べられていて、本場中国の市場を彷彿とさせる中国物産専門店「海羽(カイバ)」や、フィリピン食材などを扱う「新井商店」などもあり、東南アジアの空気感を肌で感じることができます。

野澤屋
  • 所在地

    東京都台東区 上野4-7-8 アメ横センタービルB1

  • 最寄駅

    上野御徒町

  • 電話番号

    03-3833-5212

【楽しみ方③】個性的な服屋を巡りお気に入りを見つける

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世界各国のブランド品を扱うアパレル店や古着屋、スポーツウェアを扱うスポーツ用品店など、数多くの服屋が集まるアメ横。過去には、ジーンズを日本で初めて販売したといわれるお店や有名セレクトショップの1号店があったりと、個性的なファッションの発信地としても知られています。

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そんなアメ横でおよそ30年前からスカジャンを販売している「大熊商会」は、有名メーカーの商品からオリジナルの商品まで、あらゆるスカジャンを取り扱う専門店。


スカジャンといえば龍や虎などの刺繡がほどこされた“イカつい”デザインで知られていますが、最近ではそんなイカつさが若い女性層にかわいいと大ウケ。友達同士で買いに来るほか、父と娘や母と娘でおそろいのスカジャンを買っていくお客さんも多いのだとか。


他にも、動物園と関りが深い上野らしいアニマル柄の服も販売するセレクトショップ「MAGAZINES(マガジンズ)」など、オススメのアパレルショップが多数あるアメ横。服屋巡りだけでも一日満喫できそうです。

大熊商会
  • 所在地

    東京都台東区 上野4-7-8 アメ横センタービル1F

  • 最寄駅

    上野

  • 電話番号

    03-3832-4466

【楽しみ方④】アメリカンな輸入雑貨にときめく

▲提供:ガラクタ貿易

▲提供:ガラクタ貿易

アメ横の名前の由来には、最初にご紹介したアメ屋(お菓子屋)の説だけでなく、“アメリカからの舶来品を取り扱う店が多いから”という説もあるのだそう。


現在でもアメリカをはじめ世界各国から輸入したインポート品を扱う雑貨店が多く、各店の店主がセレクトしたユニークな商品が販売されています。

  • ▲提供:ガラクタ貿易

    ▲提供:ガラクタ貿易

  • ▲提供:ガラクタ貿易

    ▲提供:ガラクタ貿易

アメ横の裏通りに店を構えて40年以上の「ガラクタ貿易」は、主にアメリカから輸入したポップな雑貨を取り扱う専門店。日常使いできるキッチングッズから、ラバーのコインケース、アボカド型の絆創膏まで、めずらしい商品を数万点も扱っています。


アメリカのファストフード店のレトロな看板が壁や天井に掛けてあるなど、至るところに商品がディスプレイされており、誰かと訪れても話題に事欠くことはありません。お土産を選ぶお店としてもオススメです。

ガラクタ貿易(輸入雑貨店)上野店
  • 所在地

    東京都台東区 上野6-9-21

  • 最寄駅

    上野御徒町

  • 電話番号

    03-3833-7537

【楽しみ方⑤】アメ横ならではのグルメ食べ歩きを楽しむ

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ショッピングを存分に楽しんだあとは小腹が空いてきますよね。グルメの宝庫でもあるアメ横は、食べ歩きにピッタリなメニューも充実!


中でもマストで立ち寄りたいのが、アメ横を語る上では欠かせないお店「肉の大山 上野店」。1932年創業の食肉卸直営店で、お店の奥はレストラン、手前は売店と立ち飲みスペースになっています。


売店のラインナップはコロッケ、串焼き、チキンカツ、ウインナーなど。とくに看板メニューのメンチカツが人気なので、ぜひこちらをテイクアウトしてみて。

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その他、豊洲から仕入れた魚介類を使った海鮮丼&たこ焼きのお店「みなとや食品本店」や、抹茶ソフトを販売する創業70年以上の日本茶問屋茶の君野園などもオススメです。

肉の大山 上野店

所在地:東京都台東区上野6-13-2

電話番号:03-3831-9007

最寄駅:上野

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※本記事内の情報は2023年04月28日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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