戦後のヤミ市をルーツにもつ商店街「アメ横商店街連合会」

▲画像素材:PIXTA

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上野駅~御徒町駅の高架下周辺に広がる「アメ横」の正式名称は、「アメ横商店街連合会」。


戦後のヤミ市をルーツにもつ商店街で、昔から続く店の多くは3代目が切り盛りしています。鮮魚や乾物などを扱う食料品店から、雑貨店に衣料品店、さらにはコスメショップやスポーツ用品店まで、多彩な店が約400も集まっています。


上野駅の不忍口を出たら、正面の横断歩道を渡ります。御徒町方面に延びる道がいくつかありますが、アメ横散策のメインとなる「アメ横通り」はヨドバシカメラの横。入口にある「アメヤ横丁」のアーチが目印です。


今回はメイン通りを御徒町方面に向かって歩きながら、アメ横の定番“食べ歩きグルメ”を順に紹介していきます♪

肉汁ジュワ~♪お肉屋さんの特製メンチカツ/肉の大山 上野店

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一軒目は、1932年創業の食肉卸直営店「肉の大山 上野店」。アメ横通り入口から1~2分歩き、最初に交差する路地を左に曲がり、高架下をくぐった先にあります。


お店の奥は美味しいステーキやハンバーグをお手頃価格で食べられるレストランで、手前は売店と立ち飲みスペースになっています。

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売店のラインナップはコロッケ、串焼き、チキンカツ、ウインナーなど。看板メニューのメンチカツは、土日だと一日約700個、平日でも400個ほど売れるのだそう。アメ横が特ににぎわう年末年始には1,500個を超えるというから驚きです!

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メンチカツは「匠の和牛メンチ」(420円)、「大山特製メンチ」(220円)、「やみつきメンチ」(150円)の3種類があり、一番人気は写真の「大山特製メンチ」。お店の方いわく「和牛100%は贅沢だけど、合いびき肉の方がさっぱりしているからね」。

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立ち飲みスペースでさっそくいただくことに!


買いに来る人が絶えないからでしょう。受け取った「特製メンチ」は揚げ立てアツアツ!ザクザクとした衣、ジュワ~ッと出てくる肉汁がたまりません♪お店の方の言うように脂っこくなくさっぱりとしていて、ペロリといける美味しさです。


夕方以降は売り切れてしまうことも多いので、早めの時間を狙って訪れてみて。

肉の大山 上野店
  • 所在地

    東京都台東区 上野6-13-2

  • 最寄駅

    上野

  • 電話番号

    03-3831-9007

苦味がクセになる!お茶屋さんの抹茶ソフト/茶の君野園

▲写真は2019年撮影のものです

▲写真は2019年撮影のものです

来た道を戻って、アメ横通りを御徒町方面へ歩き始めると、すぐにY字路に突き当たります。「上中(うえちゅん)」の看板が出ている方は「上野中通り」。間に建っているのが「アメ横センタービル」です。次に紹介するお店は、ちょうどこの分岐点にあります。

▲写真は2019年撮影のものです

▲写真は2019年撮影のものです

上野中通り商店街の「茶の君野園」は、創業70年以上の日本茶問屋。深蒸し茶の中でも特にまろやかで美味しいものを厳選した「とろり茶」をはじめ、各地の銘茶を取りそろえています。

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同店の食べ歩きグルメは、上質な宇治の抹茶をふんだんに使ったソフトクリーム。半年がかりで完成させたという同店こだわりの一品で、約15年前の発売開始当時はまだ抹茶ソフト自体が珍しかったこともあり、大晦日に発売したところ、いきなり500個も売れたのだそう!


今でも混雑する日は20~30人の列ができ、土日には一日150~200個ほど売れるといいます。

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「抹茶」(400円)は、抹茶独特の苦味がクセになる美味しさ♡濃厚なのに爽やかな味わいです。コーンとカップから選べるので、お好きなほうをどうぞ。抹茶とミルクの「ミックス」(350円)もありますよ。


食べるときはお店の軒先で。店内のベンチが空いていれば、休憩がてらゆっくり座って味わうのも良いでしょう。タイミングを見計らって出してくれる温かいお茶がこれまた美味。日本茶の美味しさを再確認できるお店です。

茶の君野園
  • 所在地

    東京都台東区上野 4-9-13

  • 最寄駅

    京成上野

  • 電話番号

    03-3831-7706

雰囲気満点!店前で食べたい焼き小籠包/西湖春上海小龍包 アメ横店

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アメ横通りをさらに進むと、右手に多国籍な雰囲気のオープンな飲食店が並ぶエリアが出現。その一つが「西湖春上海小龍包 アメ横店」です。屋台の雰囲気が良い感じ♪


メニューには豚足、春巻き、ゴマ団子、ワンタン、水餃子などさまざまな中国料理が並んでいますが、やはり一番人気は店名にもなっている小籠包です!

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自信作の小籠包は一種類。伝統的な製法で作る「焼き小籠包」(4個400円、6個600円)です。ひと口ほおばると、肉のうま味が溶け出した絶品スープが口いっぱいに広がります♡表面がカリッとした皮は分厚くてモチモチ♪ぜひ店前のスペースで味わってみて。

西湖春上海小龍包 アメ横店
  • 所在地

    東京都台東区上野 4-7-8

  • 最寄駅

    上野

  • 電話番号

    080-3273-5288

コスパ抜群!ワンコイン海鮮丼とジャンボたこ焼き/みなとや食品本店

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最後にご紹介するのは、御徒町駅寄りにある「みなとや食品本店」。“おいしいものを安く”をコンセプトに、アメ横通り側で海鮮丼とアイスクリームを、摩利支天徳大寺側でたこ焼きを売っています。


特に人気が高いのは、500円から食べられる海鮮丼と、大きなタコが入った大きなたこ焼き。


約40種類ある丼の写真付きメニューはインパクト抜群なので、気付かず通り過ぎてしまうなんてこともないでしょう。毎日豊洲から仕入れている新鮮な魚介類を使った海鮮丼は、平日でも一日200杯以上、休日はその倍ほど売れるそう。

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写真の「トロサーモン・まぐろ丼」や「ネギトロ丼」などのワンコインメニューに加え、イクラ、マグロ、サーモン、ネギトロ、イカが入った人気No.1の「特盛丼」(800円)などもあります。それぞれハーフサイズ(350円~)も用意されているので、ちょっと小腹が空いた時にもピッタリです♪


オーダーを決めたら支払いを済ませて空いている席へ。セルフサービスのお茶もありますよ。

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一日およそ300パック以上売れるという「たこ焼き」は4個(200円)、6個(300円)、8個(400円)の3種類。次々にお客さんが来て買っていくので作り置きがなく、いつでもアツアツの出来立てが食べられます♪

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脇にある台にソースやマヨネーズが置いてあり、トッピングはセルフサービス。


外はカリッと中はトロッと、タコは大きめでプリプリ♪焼くときに干しエビやさきいか、天かすなどを入れているので生地もうま味が強くて美味。ボリュームも十分で、言うこと無しです!

みなとや食品本店
  • 所在地

    東京都台東区上野 4-1-9

  • 最寄駅

    御徒町

  • 電話番号

    03-3831-4350

まとめ

食欲を刺激する一品はありましたか?現金対応のお店が多いので小銭を多めに用意してから行くと良いですよ♪食べる際はお店のルールやマナーをしっかりと守って、アメ横ならではの食べ歩きを楽しんでくださいね。

取材・文・写真/佐々木志野

本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2023年04月27日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事は2019年09月22日に公開した内容を一部加筆・修正した上で、2023年04月27日に再公開しております。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。