地元発の新ブランドも誕生!“遊郭の街”吉原が今アツい!?

▲かつて吉原遊郭への入口だった「吉原大門」の交差点。

▲かつて吉原遊郭への入口だった「吉原大門」の交差点。

かつて“遊郭”として栄え、今なおその妖しげな情緒をそこかしこに残す東京・吉原。

その吉原が現在、先取り女子の間でひそかにブームの兆しを見せているとか。でもふつうの女子なら「そもそも吉原ってどこ?」と首をかしげる人も多いはず。


吉原は現在の浅草寺裏、台東区千束3、4丁目あたりに位置する日本有数の歓楽街。その歴史は非常に古く、江戸時代に幕府公認の「吉原遊郭」として誕生したのが始まりで、日本三大遊郭として栄えたんだそう。


容姿端麗なのはもちろんのこと、和歌や茶道などの教養まで兼ね備えた格式高い「花魁(おいらん)」と呼ばれる遊女たちは、江戸の女性たちにとって憧れの的。数年前には「花魁」をテーマにした漫画が原作の映画も公開されるなど、そのどこかミステリアスな魅力は今も昔も同じよう。

▲30代半ばで編集者から転職して、吉原発のブランドを立ち上げた岡野弥生さん。

▲30代半ばで編集者から転職して、吉原発のブランドを立ち上げた岡野弥生さん。

そんな歴史をルーツにもつ吉原に最近、新たなお店がオープンして話題に。今回はそのオリジナルブランド「新吉原」のショップをオープンさせた、地元出身の女性店主・岡野弥生さんに、ご自身のお店を始めとした、吉原のおすすめスポットを紹介してもらいました!

#1 東京の新名物に!吉原をテーマにした江戸土産店「岡野弥生商店」

▲コンクリート打ちっぱなしで、洗練された「岡野弥生商店」の店内。

▲コンクリート打ちっぱなしで、洗練された「岡野弥生商店」の店内。

「江戸の流行や文化を発信していた、粋な街を再び復活させたい!」と、吉原育ちの岡野弥生さんが2014年に吉原発のブランド「新吉原」をスタート。


吉原の文化や歴史を題材に、手ぬぐいや団扇、絵札、桶などのデザインを考案。その商品を知人のお店で販売したところじわじわ人気を集め、今春には新宿でリニューアルオープンした「BEAMS JAPAN」 での取り扱いも開始するなど、注目度も着実にアップ。

▲「手ぬぐい」各1,600円。中央のレインボーカラーは「BEAMS JAPAN」の限定アイテム。

▲「手ぬぐい」各1,600円。中央のレインボーカラーは「BEAMS JAPAN」の限定アイテム。

そして2016年6月3日(金)には、初の直営店「岡野弥生商店」を、つくばエクスプレス・浅草駅から徒歩7分の西浅草3丁目にオープン。


真っ白な壁とドアの奥に広がるのは、手ぬぐいや絵札などが壁にディスプレイされた、まるでギャラリーのようにスッキリとした空間。店内では「新吉原」ブランドのさまざまな絵柄の手ぬぐいや、特製の桶なども購入できます。

▲「はっぴ型手ぬぐい 吉原繋ぎ」(2,400円)。はっぴをめくると中には春画が。

▲「はっぴ型手ぬぐい 吉原繋ぎ」(2,400円)。はっぴをめくると中には春画が。

「新吉原」のアイテムは、今後東京を代表する新たなおみやげになる可能性大! いち早くチェックして、トレンドを先取りしてみて♪

岡野弥生商店

所在地:東京都台東区西浅草3-27-10 102

電話番号:なし

※「新吉原」は吉原公認ブランドではありません。

#2 御朱印も人気!遊女たちも足しげく通った「吉原神社」

▲吉原神社の境内入口には、約100年ぶりに復活したご神木「逢初桜」が。

▲吉原神社の境内入口には、約100年ぶりに復活したご神木「逢初桜」が。

吉原遊郭の歴史とともに歩んできた「吉原神社」は、遊女たちに愛され、現在でも女性の願いを叶えてくれるパワースポットとしても知られる場所。


ご神木として境内入口に植えられた「逢初桜」は、恋焦がれる人に初めて逢うという意味。逢いたくても逢えないという、当時の遊女たちの切ない思いが伝わってきて、恋多きオトナ女子は思わず共感してしまうはず。

▲「吉原神社」(左)と、蛇が描かれた「吉原弁財天」(右)の御朱印(各300円)。

▲「吉原神社」(左)と、蛇が描かれた「吉原弁財天」(右)の御朱印(各300円)。

また、「こちらは御朱印集めが好きな女子にも有名なスポットです」と岡野さんが教えてくれた御朱印は、弁財天の遣いの蛇が描かれたもの。

遊女に思いをはせて女子力を磨けるだけでなく、金運アップにもご利益があるかも?

吉原神社
  • 所在地

    東京都台東区 千束3-20-2

  • 最寄駅

    三ノ輪

  • 電話番号

    03-3872-5966

#3 吉原のど真ん中にあるレトロな「スナック喫茶 みよし」で、ほっとひと息

▲吉原のメインストリート、仲之町通り沿いにある喫茶店。ノスタルジックな時間に浸れそう。

▲吉原のメインストリート、仲之町通り沿いにある喫茶店。ノスタルジックな時間に浸れそう。

昭和47(1972)年創業、たたずまいも懐かしい「スナック喫茶 みよし」。のんびりした雰囲気は、散策の途中ひと息つくのにもぴったり。

▲お店で人気の「ミルクコーヒー」(400円)。

▲お店で人気の「ミルクコーヒー」(400円)。

店内はいわゆる昔ながらの喫茶店で、コーヒーやアイスティーなどのドリンクのほか、サンドイッチや和定食、カレーといった王道のメニューがずらり。

▲ここだけ時間が止まったかのような、ゆったり落ち着けるテーブル席。

▲ここだけ時間が止まったかのような、ゆったり落ち着けるテーブル席。

「向かいにある古い建物や行き交う人々を眺めつつ、この街の長い歴史を思い浮かべながら休憩してみては」と岡野さん。


ソロ活女子はゆっくり過ごしながら、地元生まれの話好きなご主人に、吉原にまつわるいろんな話を聞いてみては?

スナック喫茶 みよし

所在地:東京都台東区千束3-27-11

電話番号:03-3875-1827

#4 “超軟水”でお肌ツヤツヤ!? オトナ女子もうれしい下町銭湯「湯どんぶり 栄湯」

▲創業70年以上の「湯どんぶり 栄湯」。超軟水目当てに常連も多い。

▲創業70年以上の「湯どんぶり 栄湯」。超軟水目当てに常連も多い。

吉原散策の疲れを取るために、最後にぜひ立ち寄りたいのが、やっぱりお風呂。


薬湯や寝風呂、ジェット風呂など7種類の浴槽が楽しめる、地元の「湯どんぶり 栄湯」は、「お肌ツルツル&髪の毛サラサラに」と岡野さんもイチオシの銭湯。

▲清潔感あふれる浴場では、いろんな種類のお風呂が楽しめる。

▲清潔感あふれる浴場では、いろんな種類のお風呂が楽しめる。

その秘密は、くみ上げた地下水を軟水器で“超軟水”にして使っているため。そのなめらかなお湯がお肌と髪を艶やかに仕上げてくれるそうで、女子にはうれしいポイント♪


シャンプーやボディソープも用意されているので、手ぶらで行けるのも便利。地元の下町銭湯は、キレイを磨ける意外な穴場スポットかも!?

湯どんぶり栄湯
  • 所在地

    東京都台東区 日本堤1-4-5

  • 最寄駅

    三ノ輪

  • 電話番号

    03-3875-2885

まとめ

「岡野弥生商店」のオープンをきっかけに、これから女子も楽しめる街に変貌する可能性大(?)な吉原。ブームの兆しに先回りして、ちょっぴりディープな吉原へ探検気分でおでかけしてみては?

岡野弥生(おかの・やよい)さん

岡野弥生(おかの・やよい)さん

東京・吉原出身。父は警察官、母は学校の先生という、お堅い家庭で育つ。高校卒業後、ロンドンへ留学し、帰国後に出版社でファッション雑誌などの編集や営業を担当。2014年、自身でデザインから販売までを担当する江戸土産ブランド「新吉原」を立ち上げる。2016年6月、初の直営店「岡野弥生商店」がオープン。

取材・文/上浦未来

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