【1】吉原とともに歴史を歩んできた神社/吉原神社

▲吉原神社

▲吉原神社

千束3丁目にある「吉原神社」は遊女たちの信仰を集めてきた吉原の総鎮守。


吉原遊廓の大門の手前にあった「吉徳稲荷社」と、廓内の4角にあった「榎本稲荷神社」「明石稲荷神社」「開運稲荷神社」「九郎助(クロスケ)稲荷神社」を合祀する神社として、明治14(1881)年に創建されました。

▲春の様子(中央の桜が逢初桜)

▲春の様子(中央の桜が逢初桜)

吉原の遊女たちの信仰を集めてきたことから、女性の願いを叶えてくれると信じられている同社。開運や縁結び、商売繁盛、技芸の上達などのご利益があるといわれています。


境内にある「逢初桜(アイゾメザクラ)」は、“恋焦がれる人に初めて逢う”という意味が込められているご神木(平成期に植樹)。吉原入り口に今も残る「見返り柳」などと合わせて「廓(くるわ)の三雅木(さんがぼく)」として広く知られています。

スポット
吉原神社

〒111-0031
東京都台東区 千束3-20-2

三ノ輪駅

〒111-0031
東京都台東区 千束3-20-2

三ノ輪駅

【2】“べらぼう”ファン必見「耕書堂」が現代に出現!?/江戸新吉原耕書堂

▲入り口

▲入り口

吉原エリアの千束四丁目交差点にある「江戸新吉原耕書堂」は、“べらぼう”ファンなら足を運びたい期間限定スポット。


大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の主人公、蔦屋重三郎が新吉原の大門前に開業した「耕書堂」を模した施設で、2026年1月12日(月・祝)までの期間限定で営業しています。

▲『吉原細見』(複製品)

▲『吉原細見』(複製品)

同施設では吉原の観光案内のほか、雑貨、食品、酒など土産物が販売されています。また、吉原遊郭に関する貴重な資料も展示されており、戦後の花魁道中で使用された高下駄や、蔦重が製作し大ヒットした吉原遊郭のガイドブック『吉原細見(サイケン)』の複製品などは必見です。

スポット
江戸新吉原耕書堂

〒111-0031
東京都台東区千束4丁目 24-12

三ノ輪駅

〒111-0031
東京都台東区千束4丁目 24-12

三ノ輪駅

【3】下町情緒あふれる人気銭湯/湯どんぶり栄湯

吉原ってどこ?遊郭の街「吉原」の現在を知る、観光スポット3選_2531750

散策の最後に訪れてほしいのが、吉原エリアにほど近い台東区日本堤1丁目にある「湯どんぶり栄湯」。浴槽はもちろん、シャワーやカランから出る湯もすべて温泉という、人気の銭湯です。

吉原ってどこ?遊郭の街「吉原」の現在を知る、観光スポット3選_2531751

大露天風呂では、超微細な泡ナノファインバブルで天然温泉を楽しむことが可能。同店名物の釜風呂「どんぶり湯」も男女2つずつ設置されており、2つの湯を楽しめます。


男湯女湯でそれぞれ楽しめるサウナのほか、事前予約で利用できる「薪サウナ(トレーラーサウナ)」も要チェックです。

スポット
湯どんぶり栄湯

〒111-0021
東京都台東区 日本堤1-4-5

三ノ輪駅

〒111-0021
東京都台東区 日本堤1-4-5

三ノ輪駅

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