名店「赤坂おぎ乃」完全監修の注目スイーツ店/赤坂おぎ乃 和甘
こんにちは!和菓子・ネオ和菓子専門家の安原伶香です。
本記事では最近注目のネオ和菓子店として、割烹料理店「赤坂おぎ乃」が完全監修した和のスイーツ店をご紹介します。

▲写真提供:赤坂おぎ乃 和甘
2023年11月、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーのB2フロアにオープンした「赤坂おぎ乃 和甘(ワカン)」。
こちらを手掛けるのは、赤坂の割烹料理店「赤坂おぎ乃」の店主、荻野聡士さん。赤坂おぎ乃といえば、『ミシュランガイド東京 2021』で開業初年度に一つ星に輝いたことでも知られる予約困難な人気店です。
和甘では“日本の伝統のなかで紡がれた和と、洋の革新的な邂逅(かいこう)”をテーマに、荻野さんの挑戦からうまれる和洋折衷の新感覚スイーツを提供しています。

▲販売カウンター
販売カウンターには、赤坂おぎ乃の会席の食後にも提供されている季節の和のジェラートと、和甘オリジナルのスイーツ3種類が並びます。中でも必ずチェックしていただきたいのが、和甘オリジナルスイーツとして4種類用意されている「生どらやき」!ここからは看板スイーツである生どらやきの魅力を詳しくお届けします。
荻野さんがこだわり抜いたと語る生地に注目!新感覚の「生どらやき」

▲写真提供:赤坂おぎ乃 和甘
生どらやきとは、生クリームを使ったどらやきのこと。ここ数年のネオ和菓子のトレンドの一つです。最近では生クリーム以外の洋菓子の素材を使ったものも登場しています。
和甘の「生どらやき」でまず特筆すべきは、見た目からも伝わるほどのふわふわな生地!荻野さんがこだわり抜いたと語る自信作です。
化学肥料や農薬を使用せずに栽培された熊本県菊池市の有機JAS認証の小麦粉と、太陽の光を十分に浴びて天然水と天然飼料で育てられた兵庫県産の卵を使用するなど、素材にもこだわってつくられています。
生地は店頭の銅板で一枚一枚丁寧に焼き上げられているので、常に作りたての美味しさを堪能できるのもうれしいポイントです♪
しっかりと焼き目のついた香ばしい風味が漂う生地は、実際に食べてみると、見た目どおり、驚くほどふんわり軽やか。食べ進めるとしっとりもっちり感も加わり、まさに新感覚の食感です。

▲「あずきマスカルポーネ」(写真提供:赤坂おぎ乃 和甘)
全4種類のうち人気No.1は、こちらの「あずきマスカルポーネ」(税抜490円)。
自家製粒あんとマスカルポーネチーズが絶妙にマッチしていて、最も和洋折衷の味わいが楽しめるフレーバーです。
マスカルポーネチーズが加わることで通常のあんこよりも軽やかさが感じられ、食べやすいのが特徴です。生地のふんわりもっちり感とクリームのなめらかさのバランスも絶妙で、甘さも上品なので、何個でも食べたくなる逸品です!

▲「あずき生クリーム」(写真提供:赤坂おぎ乃 和甘)
生どらやきの王道の組み合わせである「あずき生クリーム」(税抜490円)は、ずっしりコクのある自家製粒あんと軽やかな生クリームが相性バツグン。
「あずきマスカルポーネ」はあんとマスカルポーネが一体化していたのに対し、こちらはあんと生クリームが分かれているため、食べ比べてみると食感の違いも楽しむことができます。

▲「あずき塩バター」(写真提供:赤坂おぎ乃 和甘)
「あずき塩バター」(税抜490円)は、ずっしりコクのある粒あんと塩味の効いたバターとのマリアージュがクセになる美味しさ。バターの塩味が加わることで、あんこ本来の甘みがより引き立ち、あんこ好きにはたまらない味わいに仕上がっています!
この3種に加え、厳選したあずきを贅沢に挟んだ「特選 あずき」(税抜440円)が用意されています。

それぞれに異なる魅力がありますが、私のイチオシはやはり「あずきマスカルポーネ」。
こだわりの生地とあんこ×マスカルポーネチーズの相性が本当にバツグンでクセになる美味しさなんです!ほかのフレーバーとはひと味違い、全体的に奥深く上品な味わいに仕上がっており、さすが「赤坂おぎ乃」監修だなと感服しました!
他ラインナップも要チェック。贈答品にオススメのスイーツも!
生どらやきにフィーチャーしてきましたが、ほかのスイーツも見逃せないものばかりです。
赤坂 おぎ乃の会食後のデザートとしても人気の「和ジェラート」(税抜580円~)は、定番の「練乳」に加えて「和三盆」や「黒糖」など8種類のフレーバーが常時ラインナップされています。
また、和甘オリジナルスイーツとして用意されている、沖縄波照間島の黒糖を使用した洋酒がふんわりと香る「黒糖わらび餅」(数量限定、税抜3,000円)と、本葛粉と牛乳で練り上げたすっきりとした味わいの「練乳葛豆腐」(数量限定、3,000円)は、赤坂 おぎ乃監修ならではのワンランク上の和スイーツに仕上がっており、贈答品としてもオススメです。
予約困難な割烹料理店ならではの和洋折衷スイーツ、ぜひご堪能ください!

〒105-0001
東京都港区虎ノ門 2-6-1 虎ノ門ヒルズ ステーションタワーB2F T-MARKET
虎ノ門ヒルズ駅
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※本記事内の情報は2024年06月03日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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