365日寿司生活を送るサラリーマンがナビゲート!
こんにちは。「寿司リーマン」と申します。サラリーマンとして働きながら、全国の回転寿司から高級寿司店まで、すべての寿司を愛し、365日寿司生活を送っています。
今回は、「映える鉄火巻きならココ!」な寿司店をご紹介します!この記事を通して、ひとりでも多くの方が、東京で寿司をエンジョイしていただけたらうれしいです。
ここが新橋!?都会の喧騒を忘れられる、贅沢な寿司空間/新橋鶴八
今回ご紹介するのは、新橋駅の目の前にあるニュー新橋ビル2階にひっそりと佇む「新橋鶴八」です。東京・新橋のど真ん中、にぎやかなエリアにあるにも関わらず、店内は6席のみ。そんな限られた空間で、大将の精巧な技術で握られるクラシカルな江戸前寿司を楽しめます。
アジアンマッサージ店が軒を連ねるエリアの一角にありながら、ここだけがまるで別世界のよう。
同店の特徴は、何といっても職人気質の大将が握る骨太で古典的な江戸前寿司にあります。大将の五十嵐寛和さんは口数は少ないですが、質問すれば丁寧に答えてくれる、まさに寿司職人の鑑。
大将が握る寿司は、大きめサイズのクラシカルな江戸前寿司で、見た目も味も、一度食べたら忘れられないインパクトがあります。
江戸前寿司の真骨頂!何カンでも食べられそうな日本トップクラスの「赤身漬け」
「新橋鶴八」の寿司の中でも特にオススメしたい一品が、「赤身の漬け」です。新鮮なマグロの赤身を柵の状態で軽く火を入れる“湯霜(ゆしも)”という工程を経て、特製の醤油ダレでじっくりと漬け込みます。これはうま味をぎゅっと凝縮する“サク漬け”という江戸前の技法。その結果、舌触りはとても滑らかで、口に入れた瞬間からうま味があふれ出します。
私は全国各地の名店で赤身の漬けを食べてきましたが、「新橋鶴八」のこの1カンは全国でもトップクラス!一通りいただいた後におかわりしたくなる、何カンでも食べられそうな忘れられない味です。
「映え」な逸品!ウニチョモランマとマグロのミルフィーユ巻きは破壊力バツグン
そして、なんといっても同店には2つの「映える」スペシャリテがあります。
1つ目は、これでもかという量のウニを盛りつけた通称「ウニチョモランマ軍艦」。寿司店の仕入れの中でも1、2を争うほど原価がかかるウニを、まるでチョモランマ級の高さにまで積み上げた、全世界驚愕の豪快な1カン!
最初の一口、二口は箸でおつまみ的にいただき、その後は一気に口の中へ。クリーミーで濃厚なウニと、パリパリの海苔、そしてシャリの三位一体の味わいに、口内には幸せがあふれます。ぜひ皆さんには、この「ウニチョモランマ」に登頂していただきたいです。
2つ目のスペシャリテが、今回のメイン「映える鉄火巻き」こと「マグロのミルフィーユ巻き」。おまかせを注文すると最後に出てくる贅沢すぎる〆の逸品です。
大トロ、中トロ、赤身の全部位をミルフィーユのようにこれでもかというほど重ねて、シャリと海苔で巻いたトドメの寿司!その断面は“断面萌え”そのもので、赤とピンクのマグロのグラデーションとシャリの白、海苔の黒は、なんだか日の丸模様のよう。
一見、「見た目は美しいけど、味が重たそうで食べきれるかな?」と思うかもしれませんが、食べてみると、意外や意外!かなり軽く、ペロリと食べられてしまうのが不思議。決して映えだけを意識しているわけではなく、大将が仕入れた良質なマグロとシャリ、そして海苔のバランスがいい塩梅に保たれた、職人技の結晶なのです。
まとめ
「新橋鶴八」は知る人ぞ知る新橋の名店の一つ。仕事帰りのビジネスパーソンはもちろん、寿司を気軽に楽しみたい方にもオススメのお店です。
おなかの具合に合わせて、大将と相談しながらおまかせでもおこのみでも対応してくれるお店なので、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?
- 新橋鶴八
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所在地
東京都都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル 2F
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最寄駅
新橋
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電話番号
03-6206-6886
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- 本記事内の情報に関して
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※本記事内の情報は2023年06月27日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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