肉料理界の革命児「肉寿司」の進化が止まらない!
どうも、へんてこグルメガイドの矢崎です。
僕は普段、世の中に散らばったキラリと光る個性的なお店を紹介しているのですが、今回は「肉寿司」を紹介しようと思います。
肉寿司といえば、「生肉を使った寿司」という寿司と肉料理の概念をぶち壊した革命的なブームを起こし、確固たる地位を築いたパイオニア。
そんな肉寿司の進化が、2010年に生まれて7年経った今でもすさまじいんです。
今回おじゃまさせていただいたのは、渋谷にある「渋谷 道玄坂 肉寿司」。1階から4階まで全部がこちらのお店の店舗になっています。
座席はこんなかんじ。
お客さんの層は、20代から40代くらいの男女が多く、女子だけでも入りやすくデートでも楽しめそう!
テーブルには「馬肉新書」と書かれたメニューが!
手に取ってみると世界史の資料集のような分厚さ。開くと最初の数ページに肉寿司のメニューが貼り付けてあり、残りは産地や肉の部位ごとのさばき方など、馬肉に関するあれこれがぎっしりと詰まった百数ページとなっていました。
スタッフの方に話を伺ったところ「馬肉は熊本のイメージがあるが、実は日本全国で郷土料理として食べられていることをはじめ、もっと馬肉のことを知ってほしい」という思いから、この本を置いているのだそう。
肉寿司は一貫180円からで、そのほかのメニューは350円から高くても800円代の価格帯。 飲んで食べて、だいたい3,500円くらいで満喫できそうです。
もう一つ料理がくるまでに楽しめるのが、この箸袋。
こちら、開くとなんとおみくじになっているんです。この日は、人生で初めての凶でした。
こんな感じで、お客さんを楽しませようという心が料理の中にも随所に表れています。
ぜひとも注文してほしい人気の肉寿司3種類!
肉寿司の名物といえばこの「さしとろ」(880円)。
おいおい、これまた肉々しいものが出てきたなと思っていると・・・。
料理を運んできてくれたスタッフの方が、バーナーを手に持ちガンガンとあぶっていきます。 目の前で豪快に調理をされていくのを見るのは、ドキドキして楽しいですね。
「さしとろ」は、寿司でいう大アナゴ寿司にあたるものを肉寿司においても作ろうと考えて作り出したメニュー。
基本的に牛肉は加熱をしなければならないのですが、火を通すならお客さんが喜んでもらえる方法で火を通そうとこのようなスタイルで出すようになったのだそう。
ご飯を包んで一口食べると、お肉が舌の上で脂の甘みをのこして消えていきます。
肉の厚さは2mm、この厚さが一番肉の食感を失わず、かつ口の中でとろける厚みなんだとか。
お客さんに喜んでもらいたいと、肉寿司が考えに考えた一品です。
続いて、「肉寿司 赤身」(190円)。
とてもきれいな色どりで、このようなお肉の赤さを見ると食欲がドンとおしよせてきますよね。
臭みがなく、かといって味がしないというわけでもなく、馬肉本来の美味しさってこういうことを言うんだと気づかされる一品ですね。
稲荷寿司の上にホルモンのマルチョウがのった「牛ホルモン 稲荷」(250円)。
たくさんあるメニューのなかで、個人的に一番好きなのはこれです。
なぜ一番好きなのかというと、マルチョウの味噌のタレと油揚げの甘さ、そして肉の脂と油揚げの脂がダブルでマッチして最高なんですよ。
子どものころ母親から「今夜はお寿司よ」と言われて1日中ワクワクしながら過ごしたが、晩飯にいなり寿司が出てきたときには膝から崩れ落ちたことが・・・。
しかし、肉寿司になりマルチョウと合わさるとバツグンの魅力的に!
スタッフの方によると「大きいけど、なるべくマルチョウとお揚げを一緒に」とのことです。
肉寿司の進化と遊び心を感じられる3品!
まず遊び心を感じ取ってほしいのは、この「遊び盛り合わせ」(650円)。 パッと見は4貫の盛り合わせになっていますが、実際に食べられるのは3貫!
実は、並べられたお寿司の中の一つが食品サンプルとなっているのです。
このように注文した人をくすりと笑顔にしてくれる優しいボケが入っていて、まさに「遊び」の盛り合わせ。
こういう優しい遊び心が食事に笑顔を添えてくれるのはありがたいですよね。
箸休めとしてオススメなのが、こちらの「セロリガリ」(390円)。
いわゆる普通のガリよりもシャキシャキ感が強くさっぱりとした味わい。ネタの肉に負けないように、こちらのガリを使っているのだとか。
口の中のリセットにもなるし、お酒のおつまみにもなります。
目の前に置かれるだけで香ばしいスパイスの匂いが香ってくる「毛沢東から揚げ」(580円)。
とてもジューシーで肉汁があふれてきて、肉の専門家が本気で唐揚げを作るとこんなにも美味しくなるものなのか・・・と唸らされる一品。
肉寿司は基本的にさっぱりとしている料理が多いので、こういう揚げ物がほしくなります。
これもまたお酒が欲しくなるような料理です。
まとめ
見た目のインパクトが強くSNSウケもねらえる肉寿司。
試行錯誤を重ねどんどんと新商品が出るため、初めて行く人はもちろんの昔行ったことのある人も楽しめるようになっています。
お肉が食べたい気分の日、遊び心いっぱいのこちらのお店へ美味しい肉寿司を食べにでかけてみてはいかがですか?
住所:東京都渋谷区道玄坂1-11-2
電話番号:03-6416-9691
営業時間:17:00~3:00(日曜は23:00)
定休日:なし
◆取材・執筆/矢崎 智也
世の中に散らばったキラリと光る個性的なお店を紹介するブログ「へんてこグルメガイド」の管理人。
一週間に5日はお店めぐりに費やします。
好きな物ははちみつとチョコレート。あとハト。
[blog] へんてこグルメガイド
[Twitter] @asobikikaku
[Instagram] @asobigokoroblog
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