年200杯のラーメンを食べるラーメンインタビュアーがナビゲート!
こんにちは、ラーメンインタビュアーの岡崎美玖です。東京都内を中心に年間約200杯以上のラーメンを食べ歩き、作り手の人柄や思いを伝える「ラーメンインタビュアー」として活動しています。
本記事では「本格派の白河ラーメンを食べるならココ!」というお店をご紹介します。
福島・白河ラーメンの名店で腕を磨き、満を持して独立した注目店/白河手打ち中華 アサガキタ
ご紹介するのは、阿佐ケ谷駅から徒歩約3分ほどの場所にある「白河手打ち中華 アサガキタ」。店名は「阿佐谷北」という所在地の“谷”を取り「アサガキタ」と名付けたのだそう。
福島県の中でも喜多方・郡山と並び三大ご当地ラーメンとして高い人気を誇る「白河ラーメン」。2023年7月にオープンした同店は、本格的な手打ち白河ラーメンが食べられる!ということで、開店当時からラーメンファンの間で注目されていました。
▲店主の小山泰幸さん(左)、筆者(右)
「僕がまだ小さい頃は、白河は地元ではラーメンよりもお蕎麦の方が有名だったんですよ。実は白河ラーメンが全国的に広まったのは、つい最近のことなんです」と語るのは、同店店主の小山泰幸さん。
ラーメンの街、福島県白河市で生まれ育ち、都内の大学を卒業後は上場企業IR・広報として、企業広報を皮切りに国内外での飲食店等の立ち上げやPR支援、飲食店の立ち上げや、IPO関連の業務を担当していたそうです。その後外資系企業に転職し、シンガポールなどを皮切りに海外での開発案件も担当し、着々と広報としてのキャリアを築いていきました。
広報という立場から飲食店の支援をする中で「支援をするよりも、自分のお店で自分の商品を売ってみたい」という思いが沸々と湧きあがったそうです。そこで、幼少期から馴染みがあり、小山さん自身も好きだった白河ラーメンで独立を決意。
早速、数ある白河ラーメン店の中でも初めて食べたときに感動した名店「やたべ」に入門。修業を経て「この味は、東京に出しても絶対いける!」と確信し、都内初出店という形で現在の地にお店を立ち上げました。
▲「チャーシュー入り中華」(1,150円)
そんな同店の人気メニューが「チャーシュー入り中華」(1,150円)。麺の上にはナルト、チンゲン菜、メンマ、ネギ、海苔、チャーシューがトッピングされています。
「食べたときに『やたべ』の輪郭がほのかに残るように、枠組みの部分は修業先で培ったものを取り入れています」(小山さん)
スープを一口飲めば、大山どりを軸とした鶏のまろやかさが最初に口の中に広がり、キレのある醤油のうま味が後から追いかけてきます・・・!
スープの鍵となる「かえし」は、修業先のやたべが創業以来継ぎ足しで使っているものを分けてもらい、継ぎ足して使っているのだとか。
同店の近くに製麺所を構え、自家製麺を作っているというこだわりにも注目。手揉みすることでほどよくウェーブがかかり、ぷりぷりとした食感がやみつきになる麺です。
やたべ直伝の小麦粉の配合で朝5時から打ち始めるという麺は、3日間かけて寝かせることでコシが生まれるのだそう。常温で1日、保冷庫で2日寝かせた後、食塩の量と足踏みを長時間行い加水率も若干低くしているとか。
修業先のエッセンスを生かしながらも全てオリジナルというこだわりのチャーシューは、低温~中温でしっとりと仕上げています。
お客さんの約7割が注文するという「チャーシュー入り中華」にトッピングされている「かぶり」は、希少部位としても有名にもかかわらず、毎日約40杯分は仕込んでいるそう。ほろっと軟らかく肉の甘味も感じられる部位で、ぜひ食べていただきたい一品です。
▲鶏ガラ(無料サービス)
同店で味わっていただきたいもう一つのメニューが、無料でいただける数量限定「鶏ガラ」。スープにも使っているたっぷり肉が付いた鶏ガラに、甘辛い醤油ダレがかけられた一品です。鶏のうま味を堪能するべく、骨にしゃぶりつくのがたまりません!
「今後、看板メニューではやたべから受け継いだ味を生かしつつ、限定ラーメンでは麺も全て粉から配合も変えてオリジナルの味を出していく予定です。こちらも合わせて楽しんでいただけたらと思っています」(小山さん)
都内でも数少ない、正統派白河ラーメンが食べられる白河手打ち中華 アサガキタ。ぜひ味わいに行ってみてくださいね。
〒166-0001
東京都杉並区阿佐谷北 2‐11‐1
阿佐ケ谷駅
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