年200杯のラーメンを食べるラーメンインタビュアーがナビゲート!
こんにちは、ラーメンインタビュアーの岡崎美玖です。東京都内を中心に年間約200杯以上のラーメンを食べ歩き、作り手の人柄や思いを伝える「ラーメンインタビュアー」として活動しています。
本記事では、唯一無二の“もっちり極太こだわり麺”が味わえる東高円寺のラーメン屋さんをご紹介します。
新食感!打ち立ての超極太手打ち麺を堪能!/だしと麺 遊泳
ご紹介するのは、東京メトロ東高円寺駅より徒歩1分ほどの場所にある「だしと麺 遊泳」。
西早稲田での間借り営業を経て、2023年にオープンした同店。「東京ラーメンオブ・ザ・イヤー2024‐2025」で新店部門にて入賞も果たすなど、オープン1年ながらも、さっそく注目店の一つとなっています。
「遊泳(ゆうえい)」という屋号は、“丼の中で自分らしく自由に泳いでいたい”という思いを込めて名付けたのだそう。麺もすべて一人で打ち、自家製にこだわるため、営業は水・木曜日の17時~21時、土・日曜日の11時30分~15時30分のみ。その他の日は、すべて仕込みに費やしているといいます。
▲店主の岸本健太郎さん(右)、筆者(左)
幼少期からラーメンが好きだったという店主の岸本健太郎さん。
早稲田大学を卒業し、新卒で三菱電機に入社。エリート街道を突き進む中で、入社6年目の時に会社を辞め、ラーメン業界で生きていくことを決意したのだそう。
「前職の三菱電機は、家電から宇宙まで幅広い事業を展開していて、もうとにかく技術がすごいんですよ。僕は営業を担当していたのですが、技術を持っていて自分で喋ることができる職人が、すごく格好いいなと思って。0から1を創り上げることに憧れていたんですよね。そこで『自分が好きだったものはなんだろう』と振り返った時に出た答えが、“ラーメン”だったんです」(岸本さん)
▲「会社を辞めた後に両親に話しにいったら、号泣されました」と岸本さん
前職での経験から、自分のお店を持ち、自分の作った好きなものを提供することに人生を懸けたいと思った岸本さんは、北区の名店「中華そば竹千代」で修業を開始。
その後「新宿だるま製麺」で製麺を学び、2021年から西早稲田「V plus」にて約2年間の間借り営業を行う傍ら、より手打ち麺の知見を深めるべく十条「讃岐うどん いわい」で修業するなど、麺料理への探求心が止まらない岸本さん。
そして2023年7月、満を持して東高円寺に「だしと麺 遊泳」をオープン。商店街のあるにぎやかな雰囲気や、老若男女問わずさまざまな年齢層の人が行き交う町でお店を立ち上げたいという思いから、現在の東高円寺での出店を決めたといいます。
▲「きのこ南蛮(1500円)」
そんな岸本さんが手掛ける、筆者オススメの一杯が「きのこ南蛮」(1,500円)。
たっぷりのきのこが楽しめる期間限定メニュー(2025年2月まで提供予定)で、麺の上には、ネギ、卵黄、柚子、6種類のきのこがトッピングされています。
遊泳は、毎週異なる素材で炊いたスープが楽しめるのも魅力の一つ。
この日は、サンマやタラ、アジ、サバなどの乾物類に昆布、本がつお、豚、しいたけ、日本酒など、さまざまな素材を合わせ、風味豊かな出汁に仕上げていました。同じ味には出会えないため、一期一会の楽しみがあります。
そして、てんこ盛りになったきのこは、全部で6種類。大振りにカットされたきのこは食べ応えもバツグン。特に舞茸はあまり火を入れすぎないことで、独特のさっくりとした食感を生かしているのだそう。
「いつも『昨日の盛りを超えたい!』と思ってたくさん盛り付けてしまうのですが、“きのこ界の二郎”を目指しています(笑)これからの時期が一番きのこが美味しくなっていくので、ぜひ味わっていただきたいです」(岸本さん)
スープと合わせる麺は、朝打ったばかりの、できたてほやほやの超極太手打ち麺。現在は4種類の小麦粉をブレンドして、一度に約100食分を仕込んでいるのだそう。
遊泳の麺の特長は、啜るというよりも、噛んで小麦を味わい尽くすようなワイルドさ!粉の量に対する水分量を指す「加水率」を通常の麺に比べて高めに設定していることから、もちっとした食感に。さらに、ゆでる直前に手もみも加えることで、ぶりんっとした独特の唇触りや食感を生み出しています。
一口噛めば、お餅のやうどんにも似たような食感に、むちっとふわっとした食感も感じられ、この麺を食べに訪れる人も続出するほど、一度食べたら忘れられない至極の極太麺です。
▲看板メニューでもある「油そば 味玉入り」(1,150円)も絶品!
仕込みがない日でも店に来てしまうというほど、自分のお店への思いが人一倍強く、ラーメンという枠にとらわれずに日々素材を追求し、新たな挑戦に取り組む岸本さん。
限定メニューも大好評で、もうすでに次の期間限定メニューも決まっているのだそう。
「これからも、自分の好きな味を追い求めて、自分が美味しいと思うものを出し続けていきたいですね。それでも、いずれ迷う時ってきっと出てくると思うんですよ。たとえば売れないとか、自分が美味しいと思ってもお客さんが美味しいと思ってくれないとか・・・。その時は屋号である『遊泳』を今一度振り返って、自分らしく丼の中で遊んで泳いでたいと思っています」(岸本さん)
東高円寺「だしと麺 遊泳」で味わえる、極太麺の絶品ラーメン。ぜひ味わいに行ってみてくださいね。
〒166-0002
東京都杉並区高円寺南 1-6-5 高円寺サマリヤマンション104
東高円寺駅
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