日比谷で映画を見たあと、公園を散歩するのが大好き

江口のりこさんが散歩を楽しむ場所とは?主演ドラマ『ソロ活女子のススメ3』の魅力も語る!_810117

――兵庫県出身の江口のりこさん。東京の街の印象について聞くと、「私は好きです」と口を開く。


「東京には楽しいところがいっぱいありますよね。今回のドラマの撮影でも、普段行かないような都内のスポットへ連れて行ってもらえるのが楽しいです。『こんな場所もあるんだ』と社会勉強にもなっています」


――初めて上京したときに抱いた東京の印象は、人がとにかく多いということ。そしてもう一つが・・・。


「駅と駅との間隔がすごく短いということですね。地方だと一駅一駅それなりに距離があるじゃないですか。でも東京だと、例えば代々木駅と新宿駅の間ってとても近いので、『ぜんぜん歩けるやん!』って驚きました」


――そんな江口さんのお気に入りのエリアは日比谷。


「日比谷公園のある一帯は特に好きですね。映画を見るときも、あえて日比谷の映画館に見に行くぐらい好きです。私の場合、映画を見たあとに散歩できる場所があるかどうかが重要なんです。日比谷は自然豊かで歩くのに気持ちが良いので、よく足を運んでいます」


――そのほかに印象深い街は下北沢。


「これといった思い出があるわけではないのですが、劇場が多いせいか、下北に行くとやたらと知り合いに会います(笑)。そういえば、街全体がすごく進化しましたよね!相変わらず若者の街という印象ですが、以前よりもアカ抜けたと言いますか。個人的には昔ながらの古い感じの下北が好きだったので、少し寂しい気持ちもあるんですけど。そうそう、今回のドラマの撮影で浅草方面に行ったとき、古い建物の銭湯を見つけたんです。ああいう雰囲気って、とても良いなと思いました」


――多忙を極める江口さん。仕事をする際に意識していることは、ずばり「楽しむこと」。


「だって、どうせやらなければいけないことじゃないですか。だったら良い部分を膨らませて、楽しくやろうと心がけています。どうしてもうまくいかないことがあった場合も、仲間に共有して、笑い話に変えるなどして乗り切っています。それに、どんなに嫌なことでもいずれ必ず終わりますしね」


――コロナ禍が本格的に明けつつある今、江口さんがおでかけしたいところとは。


「国内外を問わず、自然のあるところに出かけたいです。山の中を散策するなどして、何も考えずにとにかくぷらぷら歩き回りたいです。先ほどの日比谷公園もそうですけど、自然に囲まれるのが好きなんです」

これまでと変わらないマイペースなソロ活を楽しみにしてほしい

江口のりこさんが散歩を楽しむ場所とは?主演ドラマ『ソロ活女子のススメ3』の魅力も語る!_810118

――シーズン3がスタートするという話を聞いたときの率直な感想を聞くと、「またやるのかぁという感じでしたね」と江口さん。


「だってそんなにやること無いんじゃないかなって。本来大人数でやることを一人でやるわけですから。ただ、シーズン1から変わらない旧知のスタッフの皆さんや、私が演じる五月女 恵(さおとめ めぐみ)が働く『ダイジェスト出版』編集部のメンバーはシーズン1から変わらないので、久しぶりに会える喜びはありましたね」


――主人公の恵は毎回さまざまな場所を訪れている。ソロ活女子のススメならではの撮影の魅力はどんなところにあるのだろうか。


「普通、ドラマの現場ってスタッフさんが何十人もいるものなのですが、私たちは監督一人、カメラマン二人、あと照明さん二人と音響さん一人の六人だけなんです。そんな風に少人数で身軽に動いてすぐにカメラを回すところが、このドラマのスタイルであり魅力なのかなと思っています」


――江口さん自身、撮影前に”ソロ活場所”の下調べなどをするのだろうか。


「特にしないです。撮影場所に入ったら少しだけ動きを確認して、すぐに撮影に入るという感じです。私自身も撮影で初めて体験をするので、素の部分もかなり垣間見えていると思います。お芝居なのか現実なのか、ちょっと曖昧な感じですが、個人的にはその方がやりやすい部分もあります」


――本作はシリーズ第三弾。動画配信サービスで過去の放送を見ることもできるが、オススメの放送回は?


「特にこの回というのはないのですが、一話完結で見やすいので、シーズン1からだらだら見てもらえたら良いかもしれません。その中で気になる場所が見つかったら、ぜひ足を運んでもらいたいです。もちろんそのときはソロ活でなくても、友達や家族などと一緒でも良くて。私が撮影でお邪魔した場所はどこも、従業員のみなさんのお店に対する情熱や愛情にあふれていて、すごく魅力的だったので。実際に行ってみて、そういう方々との触れ合いも楽しんでほしいです」


――最後にシーズン3ならではの魅力について聞くと、ここでも「特にないんですよね」と苦笑い。


「本当に以前と変わらないんです。ただただ前回と同じことをやっているだけなんです。でも、そのぐらいの方が個人的に合っているなという思いもあって。これまでも少人数で自分たちのペースで小こぢんまりとやってきたので、今まで通り、現場のおじさんたちと楽しくリラックスしながら撮影できたら良いなと思っています。そういう肩肘張らない雰囲気が、見ている方にも画面を通して伝わったら嬉しいです」

photo:Mariko Tosa text:Kei Osawa

Profile & Information

江口のりこ(えぐち・のりこ)

1980年4月28日生まれ。兵庫県出身。


2002年の映画『桃源郷の人々』(三池崇史監督)で映画デビュー。2004年には映画『月とチェリー』(タナダユキ監督)にて本編初主演をつとめ注目を集める。その後、ドラマ『時効警察』シリーズにレギュラー出演し個性を発揮。ベテランから新鋭監督まで多くの監督の作品に出演し活動の場を広げている。


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ソロ活女子のススメ3

ソロ活女子のススメ3

ひとりでしか味わえない贅沢な時間を過ごすため、主人公・五月女 恵(江口)は今日も新たな“ソロ活”を探し求める――。今作では食事からレジャー、聖地巡礼など、ジャンルを問わず多様なソロ活に挑戦。“ソロ活”を通して本当の自分を見つめ直す人生応援ドラマ。TX系にて毎週水曜深夜1時より放送中。
©テレビ東京

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