庶民的な雰囲気と良心的な価格が魅力/かに地獄 新橋
やって来たのはサラリーマンの聖地、新橋。駅近くのSL広場の横に位置するニュー新橋ビルに「かに地獄 新橋」はあります。ひときわ活気のある店舗で、330円で30分飲み放題のメニューも話題です。
入り口近くのいけすには、立派な毛ガニがたくさん!不漁や海外需要の拡大で高騰が続く中、なんと一杯13,200円という破格の値段で売られています。いきなりおトクな活毛ガニを目にして、期待が高まります♪
同店では毎週末行われている“地獄の闇市”と呼ばれる「競り」が名物で、立派なカニを格安で競り落とせることも。
“サンダルでも行ける本格カニ酒場”というコンセプトどおり、店内は大衆居酒屋といった雰囲気です。各テーブルにはカセットコンロ、カニばさみとトングが置いてあります。どこにいても店員さんを呼びやすそう。
店頭のカニを購入し好きな調理法で食べられる
100g単位でオーダーできる量り売りのカニは、店頭に並んでいる中から好きなものを選び、「焼き」または「茹で」の調理方法を指定できるのも魅力です。
その場で重さと価格を教えてくれるので、お腹の空き具合やお財布の事情をふまえて購入できます。
仕入れや種類に変動はありますが、この日は茹で紅ズワイガニ(100g/638円)、茹でズワイガニ(100g/1,078円)、生冷凍ズワイガニ(100g/1,188円)、生冷凍本タラバガニ(100g/1,518円)が並んでいました。
茹で紅ズワイガニなら、3,000円ちょっとで500g買えますね。お店の人いわく「生冷凍というのは、水揚げした生のカニを急速冷凍したもの」とのことで、焼きやしゃぶしゃぶにピッタリです。

カニを思う存分食べたいという人には、タラバガニがオススメ。肉厚でプリプリした食感とエビに似た甘みが楽しめます。お土産に持ち帰ることもできますよ。

もちろん、いけすの中の毛ガニもオーダー可能。鮮度バツグン!茹でたてを食べたいですね。
網焼きにしたアツアツの香ばしいカニが最高!

つづいて生冷凍のズワイガニを、卓上のコンロで焼くことにしました!身を直火で焼けるように、殻を半分剥いた状態でお店の人が持ってきてくれるので食べやすい。ツメの部分にもしっとりした身がたっぷり詰まっていて食べ応えがあります♪

加熱しすぎると身が固くなってしまうので、食べごろをしっかりと見定めて。初めてでも心配は無用!気さくなお店の人が、親切に教えてくれます。まずは身を下にして焼き、焼き色が付いたらひっくり返しましょう。

「カニの殻を剥くのが面倒だな」と思っていたら、店員さんが「良い具合に焼けましたね。殻を切りましょうか?」と声をかけてくれたので、お願いすることに。

間接部分で脚を折り、カニばさみで切れ目を入れてくれました。見事な手さばきを見るのも楽しいひとときです。
程よい塩味が効いているので、最初の一口は調味料はなしでカニ本来の味を楽しんで♪もちろん「蟹味噌」(385円)につけても最高です。焼いたカニは、香ばしくて甘みたっぷり!永遠に食べ続けられそうです。
大人気の漁師鍋にラーメンと釜飯も♪

「カニをもっと食べたい!」と言う人は、シメの雑炊で人気の「蟹漁師鍋」(5,980円 ※2人前~3人前)をどうぞ。具材にカニの出汁が染み込んでいて評判だとか。さらに量り売りのカニを追加する人も多いそうで、寒い日にぜひ頼んでみたい一品です。
複数人で出向いた際は、何品か頼んでシェアするのもオススメ。イチオシは「蟹味噌ラーメン」(980円)!麺を持ち上げると濃厚なカニ味噌がからんで、満足できること間違いなし。

「蟹釜飯」(1,100円)は、フタを開けると豊かな風味が広がります。カニのうまみが染み込んだアツアツのご飯は、至福の味わいです。調理に時間がかかるので、早めにオーダーしておきましょう。

「カニ味噌甲羅焼き」(860円)は、卓上のコンロで焼いてアツアツをいただきます。グツグツしてきたら食べごろです。日本酒で溶いたカニ味噌は、もう絶品!お酒が苦手な人は、アルコールを十分に飛ばしてから味わってくださいね。

さらに贅沢に、量り売りのカニの身を入れて増量するのもオススメ。ほかにも、カニの身の代わりにウニが入った「ウニ甲羅焼き」(1,100円)、カニの身をホワイトソースでいただける「甲羅グラタン」(720円)などもあります。
まとめ
料理もお店の雰囲気も控えめに言って最高♪「かに地獄」ならぬ、カニ天国。普段はあまりカニを食べない人も、ここではその美味しさに夢中になってしまうはず。今年の冬は、新橋でカニに溺れてみて♪

〒105-0004
東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビルB1
新橋駅
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ライター

佐々木 志野
広告制作会社や新聞社等に勤務後、2014年に独立。フリーライターとして企画・構成、取材、執筆、撮影などに従事。ビールと読書を愛するアクティブ系。
- 本記事内の情報に関して
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※本記事内の情報は2024年11月07日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事は2022年01月21日に公開した内容を一部加筆・修正した上で、2024年11月07日に再公開しております。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。