入浴料550円でこのクオリティ!?おもてなしで心が満たされる銭湯/萩の湯

鶯谷駅から徒歩8分。東京スカイツリー(R)もほど近い台東区の下町に、銭湯「萩の湯」はあります。
マンションの1階から4階までが銭湯で、その規模は都内最大級!外観も最新型スーパー銭湯のような趣ですが、もちろん銭湯なので、東京都制定の入浴料550円で入れちゃうんです♡ビール好きの黒澤まさ美さんと一緒に潜入レポートです。

エントランスを抜けて、2階のロビーへ向かいます。靴を預けて、さっそく館内へ♪

券売機で入浴料チケットを購入し、受付へ。一緒に支払ったバスタオル・フェイスタオル・ナイロンタオルがセットの「レンタルタオル」(100円)を受け取ります。
迎えてくれたのは、店主の長沼雄三さん。ご実家である上野の名銭湯「寿湯」、「薬師湯」、そしてこちらの「萩の湯」と、三兄弟で三軒の銭湯を経営されています。

メイク落としや洗顔料などのアメニティーも充実。無料で使えるシャンプー・リンス、ボディソープは浴場に、化粧水や乳液は脱衣所にあるので、仕事帰りやランニングの途中でも、手ぶらでふらりと一人で寄れちゃいます♪

ロビーには、なんとロッカー式の無料コンセントがズラリ。お風呂に入っている間にスマホの充電ができるなんて!おもてなしの心が行き届いています♪
ピンク富士がお出迎え!広い炭酸泉に露天風呂…これ本当に銭湯?

女湯がある4階に到着。のれんをくぐり、いざお風呂へ!

清潔感たっぷりの脱衣所。銭湯とは思えない広さです。荷物が多くても安心の大型タイプのロッカーもありますよ。なんとランナー専用のロッカーも!

浴場へ入ると、「萩の湯」名物“ピンク富士”が目の前に!こちらは、女性銭湯絵師・田中みずきさんが描いたもの。柔らかく繊細な色使いが印象的です。

湯船に浸かる前に、かけ湯をしましょう。すべてのシャワーがホース式で、椅子に小さな背もたれがついていたりと、家のお風呂のような使いやすさは高ポイント♡

「萩の湯」の魅力の一つは、この広々とした炭酸泉!ぬるめのお湯でじっくり身体を癒やす炭酸泉は、「多くのお客さんにゆっくり浸かってほしい」との思いから、広いつくりにしたそう。

湯船に浸かると、無数の泡がしゅわしゅわっと肌にまとわりついて気持ち良い!お湯はぬるめだけど、のぼせやすいので長時間の入浴は注意して!

内湯はほかにも、ジェットバスや寝風呂、電気風呂が集まった広~い湯船と、日替わりの薬湯があります。

そしてこちらが、「萩の湯」自慢の露天風呂!お湯は保湿効果やリラックス効果が高いといわれる“光マイクロバブル湯”。世界初のマイクロバブル技術によって開発されたそう。温度は38度でちょうど良く、いつまでも浸かっていたくなるほど。まるで温泉旅館のような風情のなか、のんびり疲れを癒やしましょう♡
周りに合わせることなく、好きな時間だけお湯に浸かっていられるのが一人の良いところ。心ゆくまでこの気持ちよさを堪能できます。

こちらは、郊外のスーパー銭湯のような広さに驚きのドライサウナ。サウナの利用は別料金ですが、平日300円、土日祝日でも400円とお手頃です。

女湯のみ、塩サウナも完備。バケツ内の塩を身体に揉みこむと発汗作用がアップし、肌の引き締め効果が期待できます♪

お風呂からあがったら、広々とした鏡台で身支度を。ドライヤーが席に一つずつ設置されていて、隣を気にせず使えるのもうれしい♪
お風呂上がりは、待ちに待ったクラフトビールをグイッ!

お風呂上がりは再び1階に降り、食事処「こもれび」で一休み♪ここでお目当てのクラフトビールをいただきます。こちらは食事のみも利用OK。昼はレストランとして、夜は居酒屋として利用するも人もいるんだとか。

券売機でチケットを購入します。クラフトビールは、人気の「よなよなエール」や「496」、「アフターダーク」「JPL」の4種類(各650円)。ほかにも日本酒にワインやサワー、ご当地サイダーをはじめ、ソフトドリンクなどのメニューも!

「旨辛麻婆飯」(920円)や「焼き餃子(4個入)」(500円)や「石挽ざるそば」(640円)など、フードメニューも大充実。料理はすべて店内の厨房で手作りというこだわりです。

今回は女性に人気の「よなよなエール」をいただきます♡「プハーッ!香りがフルーティー、コクがあって飲みやすい!」。枝豆(330円)をつまみつつ、お風呂上がりに美味しいビールを堪能しちゃいました。日々の疲れもバッチリ癒やされて、明日も笑顔で頑張れそう♪
まとめ

お風呂上がりにクラフトビールが楽しめる、最新型銭湯「萩の湯」。入浴料とビールを合わせても1,200円ほどとコスパも最高♪利用する人のことを考えたサービスが充実していて、至れり尽くせり・・・まるで天国!おしゃれなバルやレストランも良いけれど、たまには一人銭湯で、湯上がりに「プハーッ」なんていかがですか?

〒110-0003
東京都台東区 根岸2-13-13
鶯谷駅
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文/皆川夕美
撮影/福冨ちはる
モデル/黒澤まさ美
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※本記事内の情報は2024年12月05日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事は2019年04月03日に公開した内容を一部加筆・修正した上で、2024年12月05日に再公開しております。
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