創建400年超えのお寺で堪能する大人気朝ごはん/築地本願寺カフェTsumugi

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日比谷線・築地駅からすぐの場所にある浄土真宗本願寺派のお寺「築地本願寺」。創建400年を迎えた平成29(2017)年には“開かれたお寺”という新たなスタイルを目指し、大幅リニューアルが行われました。

 

その新スタイルを体現するように、コロナ渦を経て海外からの参拝客も増え、より多くの人々が訪れる観光スポットとして人気となっています。

  • ▲中央の横長の建物が「インフォメーションセンター」

    ▲中央の横長の建物が「インフォメーションセンター」

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中でも観光客の大半が立ち寄るのが、平成29(2017)年に敷地内に誕生した「インフォメーションセンター」です。これから詳しくご紹介する「築地本願寺カフェTsumugi」やオフィシャルショップが入り、訪れた人々がゆったりと過ごせる休憩場所ともいえます。

「築地本願寺カフェTsumugi」ってどんなお店?

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こちらが、今回の目的地である「築地本願寺カフェTsumugi」。東京を中心に全国13店舗を展開する“和”がコンセプトの「和カフェ Tsumugi」が手掛けるカフェです。


この店舗では和カフェ Tsumugiのグランドメニューに加えて、仏教にちなんだ限定メニューや築地場外市場の名店のおかずを使用したメニューも楽しめるのが魅力です。


中でもとくに評判なのが「18品の朝ごはん」という朝限定メニューで、「お寺で美味しい朝ごはんが食べられる」として平成29(2017)年のオープン後から話題を呼び、すっかり人気の朝活スポットになりました。

▲写真提供:築地本願寺

▲写真提供:築地本願寺

そして2022年11月には、再度の改修が実施され、ブックカフェとしてリニューアル。


築地本願寺のご本尊である阿弥陀さまが、すべての生きとし生けるものを救うために48の誓願をたてられたことにちなみ、僧侶や関係者が選書した48冊の書籍が並ぶ書棚が新たに設置されました。

▲写真提供:プロントコーポレーション

▲写真提供:プロントコーポレーション

また、カフェ内の客席は6テーブル12席が増席され、より広々とした空間で食事やデザート、お茶を楽しみながら書籍を自由に読める場所へと生まれ変わりました。


一方で、木の温もりを感じられる、落ち着きのある和モダンな雰囲気はオープン当時から変わらぬまま。テーブル席のほか、店内中央には電源が利用できるカウンター席もあるので一人で訪れるのにももってこいです。

ウワサの「18品の朝ごはん」、その充実の内容をご紹介!

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取材当日は、朝の清々しい空気を感じながらカフェに到着。予約しておいた席に着き注文を済ませると、朝ごはんに付いてくる日本茶が運ばれてきました。温茶は三重県・福岡八女産のかぶせ茶、冷茶は鹿児島県産の深蒸し茶と、どちらか1種類を選べます。

 

店内は一面が大きなガラス窓になっており、築地本願寺の本堂を眺めながら優雅な時間を過ごすことができます。この日は幸運にも窓の近くの席だったこともあり、清々しい青空と荘厳な本堂が目の前に。なんてステキな朝活なんだ!と、のんびり癒やされていると・・・

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やってきましたウワサのメニュー!こちらが、朝食時間(8時~10時30分)限定の人気メニュー「18品の朝ごはん」(2,200円)です。


小鉢に盛り付けられた16種類のおかずと、お粥、おみそ汁がセットになっています。


この朝食をお目当てに連日多くの人が訪れており、その盛況ぶりは休日だけでなく平日も行列を成すほど。一日平均120食も注文が入るというから驚きです。

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気になる内容は以下のとおり(左上から時計回り)。


1.南高梅梅干

2.築地江戸一の黒豆

3.湯葉いくら

4.築地江戸一の甘口昆布の佃煮

5.季節のフルーツ

6.抹茶ゼリー

7.つきぢ松露の卵焼き

8.揚げ茄子大豆そぼろ

9.里芋田楽

10.豆腐の柚子あん

11.季節の副菜(今回はちりめんとお豆の山椒煮)

12.海苔明太

13.お粥

14.タコの塩麴和え

15.合鴨の山椒焼き

16.築地紀文のお魚とうふおぼろ揚

17.築地吉岡屋のべったら漬け

18.お味噌汁


阿弥陀さまがたてられた48誓願の中心となる「あなたを決して見捨てない」と願い誓われた「第18願」。この18番目の誓願にちなんで18品をそろえたという、なんとも豪華な朝ごはんです。


器の下の台紙には、それぞれのメニュー名が書いてあります。一つずつ確認しながら食べれば、より楽しく美味しくいただけますよ。

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「築地江戸一」や「つきぢ松露」、「築地紀文」に「築地吉岡屋」といった築地場外市場の名店のおかずも豊富で、それらを一度に味わうことができるのがうれしいですね。こだわりのおかずから、ご飯のお供、デザートまでそろい、どれから食べるか迷ってしまいました!


しかも、お粥はおかわり無料!おかずと交互に味わえる喜びを噛みしめていると、ハイペースでお粥1杯目を完食。即おかわりを注文していました♡朝からパワーがみなぎり「今日は良いことありそう」なんて、気分もあがります!

朝食以外にもさまざまなメニューがラインナップ!

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築地本願寺カフェTsumugiは、朝8時から18時(ラストオーダー17時)まで営業しているとあって、朝食以外のメニューも充実。10時30分を過ぎるとランチメニューや、ケーキとドリンクのセットも登場します。一年中楽しめる「天然水の削り氷」もありました。

  • ▲「紬-つむぎ-セット」(写真提供:プロントコーポレーション)

    ▲「紬-つむぎ-セット」(写真提供:プロントコーポレーション)

  • ▲「30品目のバランスブッダボウル(お味噌汁付)」(写真提供:プロントコーポレーション)

    ▲「30品目のバランスブッダボウル(お味噌汁付)」(写真提供:プロントコーポレーション)

お店のイチオシの一つが、小さなスイーツがいっぱい詰まった鳥かごをイメージした定番メニュー「紬-つむぎ-セット」(写真左、1,826円)。選べるケーキと飲み物に加え、関西各地から集めた銘菓と、カステラやわらびもちといった甘味、日本茶の老舗「袋布向春園」の抹茶アイスクリーム、里芋田楽を盛りつけたかごを一度に楽しめる大充実の内容です。


「30品目のバランスブッダボウル(お味噌汁付)」(写真右、1,540円)も一年中食べられるお店オススメの一品。野菜やフルーツ、穀物など、多彩なメニューを盛り合わせた丼「ブッダボウル」は、大豆のお肉やアボカド、蓮根と鶏肉の梅和えなど、さまざまな食感と風味を堪能できます。

まとめ

築地本願寺カフェTsumugiは、和を感じる美味なるメニューをいただきながら、朝からゆったりとできる癒やしのスポットといえるでしょう。築地本願寺を眺めながら、忙しい日常を忘れてほっと一息なんて、最高のカフェ活をしてみてはいかがでしょうか?


なお、朝の時間帯は大変人気のため事前に席を予約しておくと安心。予約はオンラインと電話で各日程の30日前から受け付けていますが、すぐに埋まってしまうため、行きたい日が決まっている場合は早めの予約がオススメです!

築地本願寺カフェTsumugi
  • 所在地

    東京都中央区築地 3-15-1  築地本願寺インフォメーションセンター内

  • 最寄駅

    築地

  • 備考

    ※朝ごはん予約は朝ごはん予約受付サイトにて受付

写真・文/岩崎利架

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本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2024年09月11日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事は2023年09月21日に公開した内容を一部加筆・修正した上で、2024年09月11日に再公開しております。
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