【洋館と庭園の絵画的な景観美で知られる。春と秋に見頃を迎えるバラも有名】
イギリス人ジョサイア・コンドル博士が設計した石造りの重厚な洋館と洋風庭園、日本庭園の見事な調和で知られる。洋風庭園は左右対称の幾何学模様が美しいフランス整形式庭園で、春と秋には約100種200株のバラが華麗に咲き誇る。また、見頃に合わせてバラフェスティバルも開催され、バラを愛でに多くの人が訪れる。
【洋風庭園と日本庭園が調和】
武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴です。
この庭園はもと明治の元勲・陸奥宗光の別邸でしたが、彼の次男が古河家の養子になった時、古河家の所有となりました。尚、この当時の建物は現存していません。
現在の洋館と洋風庭園の設計者は、英国人ジョサイア コンドル博士(1852~1920)です。博士は当園以外にも、旧岩崎邸庭園洋館、鹿鳴館、ニコライ堂などを設計し、我が国の建築界に多大な貢献をしました。
日本庭園の作庭者は、京都の庭師・植治こと小川治兵衛(1860~1933)であり、彼は当園以外にも山県有朋の京都別邸である無鄰庵、平安神宮神苑、円山公園、南禅寺界隈の財界人の別荘庭園などを作庭し、その後の造園界に多大な貢献をしました。
戦後、国へ所有権が移りましたが、地元の要望などを取り入れ、東京都が国から無償で借り受けて一般公開されました。
数少ない大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在で、昭和57年8月4日に東京都文化財に指定されました。
◆洋館内の見学を行っています。
見学をご希望の方は洋館管理者の公益財団法人大谷美術館までお問い合わせください。
最寄駅
上中里駅 / 西ケ原駅
所在地
アクセス
JR「上中里駅」から徒歩7分
東京メトロ南北線「西ヶ原駅」から徒歩7分
JR「駒込駅」から徒歩12分
営業時間
9:00~17:00(入園は16:30まで)
※イベント開催期間及びGWなどで時間延長が行われる場合もあります。
定休日
年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
料金・費用
一般 150円 65歳以上 70円
小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料
問い合わせ
旧古河庭園サービスセンター
03-3910-0394
公益財団法人大谷美術館(洋館管理者)
03-3910-8440
公式サイト
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諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗でお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
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