ポイント フランク・ロイド・ライトが設計した学校建築。館内で喫茶も楽しめる
池袋駅から徒歩5分ほどの場所にひっそりと佇む「自由学園明日館(ミョウニチカン)」。大正10(1921)年、羽仁もと子、吉一夫妻が創立した女学校「自由学園」の校舎として建てられました。
明日館は、帝国ホテルも手掛けた近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの設計によるもの。前庭に臨む大きな窓を配したホール、建物の中央に据えられた食堂など、建築的な見どころにあふれています。中でも、創立10周年を記念して当時の生徒たちによって描かれたホールの壁画は必見です。
敷地の南側に立つ、遠藤新の設計により昭和2(1927)年に建てられた講堂にも注目。平成9(1997)年には、これらの建物全体が国の重要文化財に指定されました。現在は使いながら保存する「動態保存」のモデルケースとして広く一般公開されており、自由見学はもちろん、クラス会やセミナー、コンサートなどで多くの人々が訪れる場となっています。
自由見学は有料制で、喫茶付見学を選べば、食堂またはホールでコーヒーもしくは紅茶と焼菓子をいただきながらくつろぐことも。毎月第3金曜日には夜間見学(お酒付)も受け入れており、建物解説を聞きながら、柔らかい光で照らされた明日館や講堂をじっくりと堪能することができます。
お気に入りに保存しました
お気に入りから削除しました
お気に入りの保存に失敗しました
閲覧履歴をすべて削除しました
メールアドレスを変更しました
パスワードを変更しました
好きなエリアを変更しました
好きなカテゴリを変更しました
認証コードを再送しました
クレジットカードを変更しました
にエントリーしました
処理に失敗しました