喫茶ライターがナビゲート。“五反田の新しい顔”になりそうなオールデイダイニング/GOTTA

喫茶ライターの川口葉子です。本記事でご紹介するのは、2024年5月、五反田駅東口から徒歩4分ほどの好立地にグランドオープンしたNew American Dining「GOTTA(ゴッタ)」。
天井高4mもの開放的で洗練された空間には、手前にカフェ&バースペース、奥に広々としたダイニングスペースが設けられ、朝食からディナーまで多彩なシーンで活用することができます。
五反田の新しい顔となりそうな一軒、まずはカフェ&バースペースからご案内しましょう。

テラス席の緑を眺めつつ店内に入ると、存在感を放つ大きなカウンターに迎えられます。こちらで注文できるのは自家焙煎のコーヒー豆を使ったドリップコーヒーや生ビールなど。ガラスケースにはクロワッサンやサンドイッチ、色とりどりのドーナツが並びます。
さっそく「アイスカフェラテ」(440円)で喉をうるおし、「ピスタチオのドーナツ」「チャイのドーナツ」(各390円)を頬張っていると、暑さでぼんやりしていた心身がしゃきっと目覚めて、みるみるうちに機嫌が上向いていくのを感じます。
その幸福感は、空間全体がホテルのロビーラウンジを思わせる上質なインテリアで統一されているおかげ。白壁にフォトフレームや鏡が美しく並ぶ一角は、アメリカのクラシカルなカフェ&バーにいるような気分を演出してくれます。心地よい空間でひとときを過ごせばリフレッシュできる、それがカフェの効用ですよね。

さらにうれしいのは、朝8時から11時までダイニングスペースで充実した朝食メニューの数々をいただけること。この日は「フレンチトースト」(1,600円)と、セットドリンクの「信州産ふじりんごジュース」(580円)を注文しました。

3種類のベリーに彩られたフレンチトーストは、とろり、ふわりとした食感。バゲットを一晩中、たっぷりとアパレイユ(卵液)に浸して焼き上げています。
今日はちょっとした記念日・・・そんな朝は、まず最初にスパークリングワインやキールロワイヤルなどのアペリティフを飲みながら、フレンチトーストが運ばれてくるのを待つ、そんな優雅な時間を過ごしてみたいですね。

インディゴブルーのチェアが映えるダイニングスペースも、カフェと同じように全面ガラス張りの大きな窓から自然光が射しこみ、夜はキャンドルが美しく揺れて、この街で過ごす喜びを味わえる空間。
11時から15時(土日祝15時30分)までのランチタイムは、女性のグループやビジネスランチの人々、近隣住民の方々など、さまざまなお客さまでにぎわいます。

ランチメニューのオススメの一つが「蜂蜜レモンとハーブでマリネしたさつま純然鶏のロースト」(スープ、パン付1,900円)。こんがり焼き色のついた皮の香ばしさ、やわらかさの中に快い噛み応えのあるお肉の旨みがたまりません。
シェフが「さつま純然鶏は身がやわらかく、コクと旨みをもつ鹿児島県産の鶏。その素材の良さを生かすために、自家製マリネ液に浸し、低温で一晩かけてじっくりと火入れをしています」と教えてくれました。

ディナータイムは平日17時30分から、土日祝日は17時から始まり、女子会やデートはもちろん、ファミリーにも好評だそう。
メインのお料理としてぜひ味わいたいのが、GOTTA自慢の一皿、「黒毛和牛のローストビーフ(サーロイン)」(100g/3,900円~、写真は100g)。しっとりした口当たり、とろけるような食感が魅力です。
ワインはグラス900円から。もちろん、「パテ・ド・カンパーニュ」(850円)や「チーズプラッター」 (3種1,600円)など、お酒がすすむ前菜も豊富にそろっています。

「上質な空間にふさわしい食事体験をお楽しみいただけるよう努めてまいります」とお店の方。大きな花瓶に生けられた新鮮な季節の花々が、おもてなしの心を香らせています。
まずは気軽にカフェから、この豊かな空間の魅力を味わってみませんか。気に入ったらぜひランチやディナーをどうぞ。

〒141-0022
東京都品川区東五反田 1-11-15 電波ビル 1F
五反田駅
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※本記事内の情報は2024年08月22日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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