国内400カ所以上の展望施設を巡ったマニアがナビゲート!

日本全国にある展望タワーや展望台を巡っている展望施設マニアのかねだひろです。


展望施設の情報や、その日その時その場所に行ったからこそ目にすることができる景色を、SNSやブログなどで発信しています。


本記事でご紹介するのは、誰もが知っている「東京スカイツリー(R)」。ご存じのとおり、国内だけでなく海外からも多くの方が訪れる日本屈指の観光スポットであり、展望タワーとして世界一の高さを誇ります。実はこの東京スカイツリー、都内屈指のパワースポットともいわれているのをご存じですか?


ここからは今年一番の“開運”展望スポット」として、東京スカイツリーの楽しみ方を、展望タワーマニアの視点から詳しくお届けします!

今年は特に縁起が良い!?日本屈指の人気展望タワー/東京スカイツリー

実は都内屈指のパワースポット!? 「東京スカイツリー」の楽しみ方を徹底紹介_1613324
実は都内屈指のパワースポット!? 「東京スカイツリー」の楽しみ方を徹底紹介_1613325

東京スカイツリーは平成24(2012)年5月22日という、今からちょうど12年前の辰年に開業した高さ634mの展望タワー。関東地方の地上デジタル放送を送信する電波塔としての役割も担っています。


12年前の辰年に誕生したということは干支が一周し、2024年はいわば「年男・年女」に当たる年この「年男・年女」の一年は、神様によるご加護を十二支の中でも多く受けられる年といわれています。さらに「辰(龍)」は十二支の中で唯一の架空の生き物ですが、非常に縁起の良い神聖な生き物とされているんです。


そんなことから「今年の東京スカイツリーは特に縁起の良い存在!」と個人的に考えているわけなのですが、そもそもどうして東京スカイツリーは都内屈指のパワースポットといわれているのでしょう。

東京スカイツリーの公式サイトでは下記のように説明がされています。


「東京スカイツリーは、富士山や明治神宮、皇居(昔の江戸城)、鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)など、古代遺跡や聖地が一直線に並ぶ『レイライン』の上に位置しており、ポジティブなエネルギーが集まる場所といわれています。また、同じくパワースポットとして親しまれている日光東照宮のある日光は、古くは二荒山(男体山)が発する“気”を江戸城まで送る要所とされており、東京スカイツリーは、この“気”の通り道である『龍脈』にも立地しています」


・・・つまり、縁起が良いとされる辰年に生まれ、「レイライン」と「龍脈」上にあり、さらに今年は「年男・年女」を迎えている東京スカイツリー!これはもうなんだかものすごいパワーがあふれていそうな場所だと思いませんか!というわけで、筆者的には「今年一番の“開運”展望スポットは東京スカイツリー」と言っても過言ではないんじゃないかと考えております!


と、前置きが長くなりましたが、東京スカイツリー内部のオススメの巡る順番と楽しみ方についてご紹介しましょう!

展望タワーマニア的・東京スカイツリーの巡り方

【1】角度を変えて見上げながら特徴的な形状を観賞する

実は都内屈指のパワースポット!? 「東京スカイツリー」の楽しみ方を徹底紹介_1613326

東京スカイツリーを訪れたら、はじめにじっくり見ていただきたいのが、この外観。


東京スカイツリーは展望タワーでは珍しく3本足で立っています。よって足元は三角形なのですが、上部に向かって円形に変化している形状が特徴です。この形状の変化によって伝統的日本建築などに見られる「そり」や「むくり」が織り成すしなやかな曲線が生まれ、眺める角度によって違った表情を見せてくれるのです。

  • ▲左側に「そり」、右側に「むくり」が見えるアングル

    ▲左側に「そり」、右側に「むくり」が見えるアングル

  • ▲左側に「むくり」、右側に「そり」が見えるアングル

    ▲左側に「むくり」、右側に「そり」が見えるアングル

東京スカイツリーからすぐ近く、押上〈スカイツリー前〉駅A3口を出て目の前にある通りからは、そんな見る角度による違いを分かりやすく確認することができます。


A3口を出ると目の前は東武スカイツリーラインの線路。左手には東武鉄道の本社!そして右手にどーーーーんっと東京スカイツリーの姿が見えます。このときに見える東京スカイツリーの足元の姿は「三角形の辺」の部分。見上げると、左右対称にスクッと天に伸びる姿を楽しめます。


このまま東京スカイツリーを左手に見ながら線路沿いを歩いていくと、目に映る足元の姿が次第に「三角形の頂点」部分へ移っていきます。こうして見上げながら歩いていくにつれ「そり」と「むくり」の位置が変化し、東京スカイツリーの形状が徐々に変わっていくのを感じられるのです。


ちなみにこの「見上げる」というアクションも上昇に導く開運アクションといわれているようです。東京スカイツリーを訪れた際には、ぜひこの通りから見上げてみてくださいね!

【2】「SKYTREE GALLERY」で東京スカイツリーについて学ぼう

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  • 実は都内屈指のパワースポット!? 「東京スカイツリー」の楽しみ方を徹底紹介_1613330

外観をじっくり観察した後は東京スカイツリー内部へ。


1階の団体フロアには、東京スカイツリーの構造や特徴などを学べる「SKYTREE GALLERY(スカイツリーギャラリー)」があります。団体フロアとありますが、団体客でなくても誰でも自由に無料で見学が可能です。


公式キャラクターのソラカラちゃんとテッペンペンとスコブルブルが「どうして東京スカイツリーを建てる必要があったの?」「建設にはどれくらいの時間がかかったの?」「なぜ高さが634mに決まったの?」などの疑問に答えてくれています。先ほど見上げた「そり」「むくり」についてももちろん説明がありますよ!


東京スカイツリーの形状や構造についてだけでなく、エレベーターや天望デッキにあるトイレなど、これから訪れる場所についても事前に知ることができるので、のぼる前からワクワク気分が高まること間違いなしでございます!思わず「そうなんだ!」と言いたくなるようなことをたくさん知ることができるので、まずはここに足を運んでみてくださいね。

【3】「SKYTREE(R) ARCHIVES」でお膝元・押上地区の歴史を知ろう

  • ▲「墨田区押上地区120年の歴史年表」

    ▲「墨田区押上地区120年の歴史年表」

  • ▲「隅田川デジタル絵巻」

    ▲「隅田川デジタル絵巻」

続いて向かうのが、東京スカイツリー4階入口フロアにある「SKYTREE(R) ARCHIVES(スカイツリーアーカイブス)」という展示スペース。


こちらにある「墨田区押上地区120年の歴史年表」では東京スカイツリーが立つ墨田区押上地区の発展の歴史や東京スカイツリーの開業までの歩みを、日本の歴史とともに振り返りながら学ぶことができます。


同じエリアにある「隅田川デジタル絵巻」では、全長約30m×高さ約3mの巨大な壁画に、過去から現代までの要素が混在した東京の街並みが繊細に描かれていて、中央モニターのアニメーションの動きに街や人々の息吹を感じることができます。


今いる場所の歴史を知った後に「今、この瞬間の景色」を眺めると、目の前の景色がより特別なものに感じることができるんじゃないかなと思っています。

【4】地上350mの「天望デッキ」でリボンに願いを込めてみよう

▲この日のエレベーターは「夏」。隅田川の空に打ち上げられた花火を表現した江戸切子がとても美しい

▲この日のエレベーターは「夏」。隅田川の空に打ち上げられた花火を表現した江戸切子がとても美しい

「SKYTREE GALLERY」「SKYTREE(R) ARCHIVES」で、より深く東京スカイツリーと街の歴史に触れたら、チケットカウンターでチケットを購入し、お待ちかねの天望デッキ行きのエレベーターへと向かいましょう!


東京スカイツリーには4基のエレベーターがあり、それぞれ春夏秋冬をイメージした内装になっています。どのエレベーターに乗れるかは当日のお楽しみ!先述の「SKYTREE GALLERY」でエレベーターについての説明を読みながら、「今回はどのエレベーターかなぁ」と予想するのも楽しいです!


ちなみに私はこれまで何度も東京スカイツリーを訪れていますが、秋のエレベーターにだけ乗れたことがないのです・・・。なので秋のエレベーターに乗ったときは密かにラッキー!と思ってください(笑)

▲東京スカイツリーならではの絶景!

▲東京スカイツリーならではの絶景!

エレベーターに乗るとわずか50秒で地上350mにある「天望デッキ フロア350」に到着です。


到着するや否や、東京都心を一望できる景色がお出迎えしてくれます。その中には東京タワーの姿も!東京タワーの高さが333mなので、もうこの時点で東京タワーのテッペンよりも高い位置にいるわけですね。


天望デッキからの景色は壮観の一言!デッキを一周しながら東京都心だけじゃなく、埼玉県や千葉県、茨城県、神奈川県までも目にすることができるパノラマ眺望を堪能しましょう。


天望デッキから見える景色は広大すぎて、その迫力に圧倒されてしまいますが、さまざまなランドマークを探しながら、東京だけでなく関東近郊の位置関係を一気に把握できるというのが大きな魅力の一つです。

  • ▲丸いガスタンクはどこにあるかな

    ▲丸いガスタンクはどこにあるかな

  • ▲この丸いドームは・・・アレですね!

    ▲この丸いドームは・・・アレですね!

  • ▲丸い観覧車も見つけられるかな

    ▲丸い観覧車も見つけられるかな

  • ▲たまご型の東京ドーム!東京ドームシティの観覧車も丸く見えます!

    ▲たまご型の東京ドーム!東京ドームシティの観覧車も丸く見えます!

足を運んだことのある場所を探してみるだけでも十分楽しいですが、せっかくならチャレンジしていただきたいことがあります!それは・・・景色の中から7つの玉を見つけること!


龍が手に持っている玉は如意宝珠(にょいほうじゅ)と呼ばれていて願いが叶うといわれているもので、そんな玉を7つ集めたら願いが叶うなんていうお話もありますね!


辰年生まれの東京スカイツリーから、7つの玉を見つけられたらどんな願い事も叶っちゃいそうな気がしてくる・・・という展望スポットマニア的な願掛けではありますが(笑)、目の前に広がる広大な風景の中から、色んな丸いものを探すというのはやってみると結構夢中になっちゃいますよ!是非ともチャレンジしてみてください。

▲リボンはオリジナルグッズが入ったカプセルトイ(500円)でゲットできます

▲リボンはオリジナルグッズが入ったカプセルトイ(500円)でゲットできます

そして天望デッキ フロア350には「W1SH RIBBON(ウィッシュリボン)」という、願いをリボンに込めて結びつけることができる願いのスポットがあります。


モニュメントに結ばれたリボンは、レイラインの始まりに位置する鹿島神宮に納められるそうですよ。「一番になりたい!」「一丸となって成功させたい!」など、世界一高い展望タワーの「1」にちなんだ願いをリボンに込めてこのモニュメントに結びつけてみてはいかがでしょうか!

【5】地上451.2mの最高到達点 ソラカラポイントで巨大なパワーを感じ取ってみよう

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天望デッキからさらに上空にある「天望回廊」へは、正面と天井がシースルーになったエレベーター「天望シャトル」で向かいます。


ぐんぐんと上昇していくのをダイレクトに感じていると、あっという間に「天望回廊 フロア445」へ。スロープ状の天望回廊を空中散歩の気分を味わいながら上っていくと、最高到達点 ソラカラポイントのある「フロア450」に到着です。

▲最高到達点 ソラカラポイントの高さは地上451.2m

▲最高到達点 ソラカラポイントの高さは地上451.2m

ここが正真正銘、世界一の展望タワーの中でも一番高い到達点。


そんな一番を目指して歩き、辿り着いた場所で見えるのは・・・日本一の名山「富士山」!ということは、富士山までの目線上にあるのが「レイライン」!


ここは最高潮のエネルギーが集まっている場所と言っても良いのではないでしょうか。この場所から富士山を見ると、巨大なパワーをいただいているような気がするのです!

▲夕暮れの景色は幻想的

▲夕暮れの景色は幻想的

訪れる時間や季節、そのときの天候などによって見える世界が異なるのも展望スポットの面白さの一つ。


そんな中でも夕暮れ時に一番高い場所で、空と太陽と大地のパワーを思いっきり浴びていると、とんでもないご利益がありそうな気がしちゃうのです!

【6】「星」にちなんだメニューを味わおう

  • ▲「カレー」(1,200円)

    ▲「カレー」(1,200円)

  • ▲「ソラカラちゃんパフェ」(左、900円)と「抹茶モンブラン」(右、650円)

    ▲「ソラカラちゃんパフェ」(左、900円)と「抹茶モンブラン」(右、650円)

ソラカラポイントを後にしたら、天望デッキ フロア340まで降り、着席スタイルのカフェ「SKYTREE CAFE」へ。こちらでは景色を楽しみながら、ドリンクや軽食、オリジナルスイーツなどをゆっくりと味わうことができます!


目の前に絶景が広がるカウンター席は、夜に行くと夜景がキラキラと輝いていて、まるで星の中にいるような気分になれてお気に入りの場所です。


このカフェでオススメしたいのは、カレーとデザート!カレーはシンプルな「カレー」(甘口、中辛口)と野菜たっぷりの「ベジタブルカレー」(中辛口)があるのですが、どちらもライスが星型。4種類あるスイーツにも星型のチョコが添えられています。


星型といえば、「希望」という意味があるとされるラッキーモチーフの一つ。絶景と共に星モチーフのメニューを味わえば、おなかだけでなく、心も満たされるはずです!

【7】星のカタチのあたまの女の子「ソラカラちゃん」に会えたらハッピー度1000%!

▲ソラカラちゃん ©TOKYO-SKYTREE

▲ソラカラちゃん ©TOKYO-SKYTREE

東京スカイツリーの公式のキャラクター「ソラカラちゃん」は、そら(空)から東京スカイツリーに降り立った「星」のカタチのあたまの女の子。


天望デッキ フロア350や4階入口フロアでかわいくお出迎えしてくれます!まさにラッキーなソラカラちゃんに会えたらもうハッピー度はMAXになっちゃいますね!


ソラカラちゃんのグリーティングスケジュールは公式サイトに掲載されているのでチェックしてくださいね。

まとめ

東京スカイツリーの魅力と、筆者的“開運”ポイントをオススメの巡り方に沿ってご紹介いたしました。東京スカイツリーがものすごい場所だということはお伝えできたでしょうか?


足元の商業施設「東京ソラマチ」などと合わせて、さまざまな楽しみ方ができる東京スカイツリーは、現代の展望タワーの集大成的な存在ではないかと思っています。


みなさんも是非「今年一番の“開運”展望スポット」東京スカイツリーへ、絶景観賞とともにポジティブパワーを受け取りに行ってみてください!

スポット
東京スカイツリー(R)

〒131-0045
東京都墨田区押上 1-1-2

とうきょうスカイツリー駅

〒131-0045
東京都墨田区押上 1-1-2

とうきょうスカイツリー駅

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※本記事内の情報は2024年05月10日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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