オムライス研究所 所長がナビゲート!タマゴ好き必見の“ダブルオムレツ”オムライス/little pool coffee

こんにちは、「きっしい」です。27年間に渡り、日本一おいしいオムライスを探して、HP「きっしいのオムライス大好き!」に食べたオムライスを記録し続けています。その数1,000店、1,850コ。


本記事では「タマゴを思う存分楽しめるオムライス」をご紹介します。この記事を通して、一人でも多くの方が、東京でおいしいオムライスに出合っていただけたら嬉しいです。

タマゴを思う存分楽しめるオムライスが楽しめるのは、2016年に南青山にオープンした「little pool coffee(リトルプールコーヒー)」。元々はコーヒースタンドでしたが、2018年の改装時にオムライスの提供を開始。SNSでオムがバズり、行列店となったそうです。


私の訪問回数は6回。オムライス研究所主催の「オムスタグラマーが選ぶオムライスグランプリ2019」で全国5位となったことをきっかけに、店名を知りました。

お店は、青山通りを曲がった車の通れない路地の先のかわいい白い建物の1階にあります「美味しいオムライスあります。」ののれんが目印です。


白い建物は正面から見て3つに分かれていて、のれんが下がっている一番右はオムライスの注文口、一番左がイートインスペース、そして真ん中は別のフルーツサンドのお店なのでご注意を。

木のナチュラルな質感を生かした全8席の店内は、シンプルですが、卓上に一輪挿しがさりげなく置いてありステキです。


初めて訪れた際、女子高生だらけの行列に30分並んだことを覚えています。そして、お店が、のれんが、オムが、全てが映えていて、これがSNS映えか・・・と思った記憶も。この日も写真を撮っている若いお客さんが多く、初回訪問時から変わらず、ずっと若者たちの心を掴んで離さないかわいいお店だと改めて思いました。

オムライス注文後は、店内のカウンター席か外のテラス席で席を確保して待っていると、名前が呼ばれてできあがったオムが提供される仕組み。


受け取りの時には、カウンター越しに女性店主・小池優子さんの爽やかな笑顔が見られます。この笑顔で、オムのおいしさがさらに3倍アップします。


オム調理も彼女が1人で、一つ一つ丁寧にやっています。なので、急がずにゆっくりお待ちください。

▲写真左「無限オムライス」(1,500円)、写真右「レモンスカッシュ」(Mサイズ680円)

▲写真左「無限オムライス」(1,500円)、写真右「レモンスカッシュ」(Mサイズ680円)

さてここからは、オムライスのご紹介です。


オムライスは2タイプ。オムレツをのせた“トロトロ”と、タマゴで巻いた“ふわふわ”で、異なる見た目と味わいが楽しめます。2023年2月からはタマゴ好きのお客さんの要望に応えて、トロトロオムレツが2つ入った「オムレツダブル」のメニューが新登場しました。


写真はオムレツダブルの中でも私のオススメでもあり一番人気の「無限オムライス」(1,500円)。このキャッチーなネーミングは、タマゴの層が分厚すぎるがゆえに、試作品を食べたバイトさんが「タマゴが無限にトロトロでした!」と言ったことから命名されたそう。私もこのユニークなネーミングに惹かれて、このメニューを食べに再訪しました。

2層になっているオムレツの上の層を試しに開いてみると、中はトロトロかつクリーミー。そして食べる前には「無限・・・?いやいや、なくなるでしょ(笑)」と思っていましたが、実際に食べてみるとまさに無限にタマゴの層が続いているようで、なかなかライスに行きつきません


やっと行きついたライスは王道のケチャップライス。四角いベーコンやタマネギ入りの硬め食感で、個人的にも好みのもので嬉しかったです。この日は追加しませんでしたが、スライスチーズ(120円)をトッピングしてもおいしいですよ。

  • ▲写真手前「リッチオムライス」(1,800円)、写真奥「ピンクグレープフルーツスカッシュ」(Mサイズ680円)

    ▲写真手前「リッチオムライス」(1,800円)、写真奥「ピンクグレープフルーツスカッシュ」(Mサイズ680円)

  • ▲開くとタマゴのボリューム感が分かりやすいです

    ▲開くとタマゴのボリューム感が分かりやすいです

同じくオムレツダブルの「リッチオムライス」(1,800円)もオススメ。中は先ほど紹介したものと同様にトロトロながら、こちらはケチャップではなく、トリュフオイルと粉チーズがかかっています。オムレツの下はバターライスになっていて、具材は無限オムライスと同じベーコンとタマネギ。


無限オムライスより少し大人な味わいが楽しめるので、普段とは違うオムが食べたい気分の時にぜひ注文してみてください。

取材の最後に、店主の優子さんと外で記念撮影。銀行員、専業主婦から、思い立ってコーヒースタンドをオープンさせた、行動力のある女性です。


2020年に祐天寺にオープンした2号店の「buhibuhi」(little pool coffeeでは食べられないソースのオムがあります)では、若いスタッフがお店を切り盛りしています。「(自分も含めて)若い人たちが、“楽しく”働ける職場作りをしていきたい!」というのが優子さんの今の目標だそうです。


こんなステキな店主の作る、2023年からの新作「無限オムライス」「リッチオムライス」を食べに、ぜひ表参道まで足を運んでみてください。

Little Pool Coffee
  • 所在地

    東京都港区南青山 3-8-26 1F

  • 最寄駅

    表参道

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