和菓子・ネオ和菓子専門家がナビゲート!
こんにちは!和菓子・ネオ和菓子専門家の安原伶香です。
今回は鎌倉エリアでオススメの和スイーツをご紹介します。鎌倉土産としてもピッタリですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
鎌倉定番土産「クルミッ子」に“進化系クルミッ子”も!?/鎌倉紅谷
鎌倉に本店を構える「鎌倉紅谷」。昭和29(1954)年に創業したお菓子屋で、和菓子職人の初代と洋菓子職人の2代目がともにお店を始めたことから、今に至るまで約70年ほど和洋にとらわれないお菓子を作り続けています。
看板商品である「クルミッ子」など、和と洋両方のエッセンスを取り入れた“ネオ和菓子的要素”を持つこのお店のお菓子は、もちろん私もずっと大好きなものばかりです!今回はクルミッ子を中心に、商品の魅力をご紹介できればと思います♪
40年ほど前より販売されている看板商品の「クルミッ子」。
自家製キャラメルにクルミをぎっしりと詰め込み、バター生地でサンドした“一体感”と“生食感”がクセになる焼菓子です。香ばしいクルミは、甘さとほろ苦さのバランスが絶妙なキャラメルとの相性もバツグン。
鎌倉土産として定番のこのお菓子は、味の決め手となる「キャラメル作り」などを職人が丁寧に手仕事で仕上げています。気温や湿度など日によって少しずつ変わる天候条件に合わせて煮詰め具合などを微調整していくからこそ、いつも変わらない美味しさが楽しめるのです。
キャラメル部分だけでなく、味にかかわる重要な部分は手作業で作り上げているのもポイント。だからこそ余計な空気を含まない、ぎっしりつまった美しい層が誕生するのです!たくさんのこだわりが詰まっているからこそ、「クルミッ子」は不動の人気土産なのですね。
老若男女に愛される「クルミッ子」は、コーヒーや紅茶、日本茶など幅広いドリンクとのマリアージュも楽しめますよ。
クルミッ子ファンならば、クルミッ子を丸ごと包んだコーヒーパウンドケーキ「クルミッ子INN」も、あわせてチェック!
コーヒーのパウンドケーキにクルミッ子を丸ごと包み込みこんだユニークな仕立てで、まさに“クルミッ子の進化版”ともいえる一品。
しっとりとしたパウンドケーキとクルミッ子がバランスよく馴染んでおり、コーヒーがふんわりと漂うコクのある味わいです。それだけでなく、くるみとレモン風味のクランブルがアクセントになっているので、食感も楽しみながらいただいてみてくださいね。
鎌倉らしい「あじさい」「鎌倉だより」も要チェック
誕生から45年以上も経つラスク仕立ての焼き菓子「あじさい」。ひと口食べると、ザクッ、サクッとした独特の食感と、練乳のコクのある甘さが口いっぱいに広がります。アーモンドの香ばしさが良いアクセントになっており、クセになる美味しさです。
「あじさい」はなんと完成までに3日間かかるそう。そんな手間から、このお菓子でしか味わえない独特の食感ができあがっているのかなと感じます。
鶴岡八幡宮の象徴だった大銀杏の一葉を型にした「鎌倉だより」も鎌倉らしいお土産の一つ。中でもバターとはちみつベースの「プレーン」は、鎌倉紅谷が創業した1954年から続く1番のロングセラー商品なんです。
鎌倉彫のカラーを十勝産あずきで表現した「あずき」、若葉青葉の銀杏を西尾産の抹茶で表現した「抹茶」が加わり、3種類のフレーバーが展開されています。
ぜひクルミッ子だけでなく、長年愛されている「あじさい」と「鎌倉だより」もあわせてチェックしてみてくださいね。
- 鎌倉紅谷 八幡宮前本店
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所在地
神奈川県鎌倉市雪ノ下 1-12-4
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最寄駅
鎌倉
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電話番号
0467-22-3492
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※本記事内の情報は2023年06月09日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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