“365日寿司生活”を送るサラリーマンがナビゲート!

こんにちは。「寿司リーマン」と申します。サラリーマンとして働きながら、全国の回転寿司から高級寿司店まで、すべての寿司を愛し、365日寿司生活を送っています。


今回は、「メニュー数が多すぎる町寿司ならココ!」として埼玉の寿司店をご紹介します。この記事を通して、ひとりでも多くの方が、寿司をエンジョイしてくれたら嬉しいです。

本当に寿司店!?目の前に広がるメニューの数とバリエーションがすごい!/おかめ寿司

今回は、東京から少し足を延ばして、埼玉県川口市にある、知る人ぞ知る町寿司をご紹介します。店名は「おかめ寿司」


店の外にはテイクアウト向けのショーケースが並んでいるので、一見すると寿司店だと気づかずに通り過ぎてしまいそう。テイクアウト専門店かと思いきや、店内にはカウンターが5席、その奥には10名ほどが座れる座敷もあり、町場の寿司屋の光景が広がります。


このお店、他とは一線を画す、個性的な魅力が満載なんです。いったいどんなところが個性的なのか、詳しくお伝えしていきます。

▲壁に貼られる無数のメニュー。何を頼むべきか迷ってしまいます

▲壁に貼られる無数のメニュー。何を頼むべきか迷ってしまいます

「おかめ寿司」最大の特徴は、メニューの数。壁に貼られたメニューは、数えきれないほど多く、異様な光景です。しかも、よく見てみると、「生春巻き」「もつ鍋」「豚平焼き」「グラタン」など、寿司店らしからぬメニューばかりなのです(笑)。


きっとあなたも実際にこの光景を目にしたら「いったいここは何のお店なのだろう・・・?」と思うはずです。ちなみに、「ここに貼っていないメニューもまだまだたくさんあるよ!」と大将。私がこれまで訪れてきた中で、こんなに多くのメニュー(しかも寿司以外も含む!)を掲げる寿司店は初めてでした。

▲大将の山本正房さん。町寿司らしい人情味のある接客をしてくれます

▲大将の山本正房さん。町寿司らしい人情味のある接客をしてくれます

やはり気になるのは「なぜこんなにメニューが多いのか?」ということ。笑顔が素敵な大将の山本正房さんに聞いてみると、


「回転寿司に負けたくないからね。駅から遠い立地だから、地元のお客さんに喜んでもらうために他店はやっていないことを頑張ろうと、“あれもつくって、これもつくって”と要望に応えていたら、気づいたらメニュー数が増えちゃった(笑)」


と、教えてくれました。現在メニュー数はなんと約100種類にものぼるそう。

▲牡蠣グラタンはオススメの逸品!

▲牡蠣グラタンはオススメの逸品!

まずは、他の寿司店では食べられない「居酒屋メニュー」を注文してみました。超大粒でぶりっとした牡蠣を使用した「牡蠣グラタン」(720円)は、クリーミーだけど濃厚すぎないホワイトソースに、とろ~りとろけるチーズが絶品!


そして数種類ある鍋カテゴリーからは「鴨鍋」(1,080円)をチョイス。

▲鴨鍋は見た目以上にボリューミーで食べ応えバツグン。うどんの追加オプションもあります

▲鴨鍋は見た目以上にボリューミーで食べ応えバツグン。うどんの追加オプションもあります

出汁が染み込んだたっぷりの野菜と肉厚な鴨肉がアツアツで最高に美味しい!


「ウチの店は、居酒屋メニューとお酒だけを楽しんで寿司を食べないお客さんも多いよ」と大将。そんなお客さんが多いというのも納得できるくらい、イメージしていたレベルを遥かに超越したクオリティの高い味に驚かされました。

野菜寿司になめこ軍艦!名物大将が握るユニーク寿司もぜひ体験して

▲貝の種類も豊富。鮮度バツグンで美味しいです

▲貝の種類も豊富。鮮度バツグンで美味しいです

一品料理があまりにも美味しいので、ついつい頼みすぎてしまいそうになりながらも、しっかり「握り寿司」もいただきます。王道のネタも美味しいのですが、珍しいネタの中からオススメをいくつかご紹介します。

▲「エビアボカドマヨバッテラ」は、おかめ寿司にしかない珍メニュー!

▲「エビアボカドマヨバッテラ」は、おかめ寿司にしかない珍メニュー!

「エビアボカドマヨバッテラ」(400円)は、今まで見たことも聞いたこともなかった、おかめ寿司のオリジナルメニュー。プリプリ食感のエビにアボカドとマヨネーズの背徳感、そこに甘めのシャリが組み合わさり食べていて楽しい逸品です。

▲左から、芽ネギ、カイワレの昆布締め、なめこ軍艦

▲左から、芽ネギ、カイワレの昆布締め、なめこ軍艦

続いてこちらも珍しい、野菜寿司。さっぱり軽やかな味わいの「芽ネギ」(160円)と、昆布締めにすることでカイワレの辛味をやわらげた「カイワレの昆布締め」(110円)は、シャキシャキ食感を楽しめる人気メニューです。


「なめこ軍艦」(110円)は適度な粘りとプリッとした食感のなめこが意外にも酢飯とマッチします。カイワレやなめこは1カン110円という価格もリーズナブルで嬉しく、〆の逸品にも相応しいです。


メニュー数が多いだけではなく、一品料理も握りもクオリティが高く、何よりも大将が優しく笑顔でもてなしてくれるため、楽しい雰囲気で食事を楽しむことができるのが最高でした。地元の常連さんが気さくに話しかけてくれることもあり、町寿司ならではのアットホームな空気感に、ほっこりしました。

▲「ミスジ炙りの寿司」(320円)も絶品。肉もちゃんと美味しいのがすごいです

▲「ミスジ炙りの寿司」(320円)も絶品。肉もちゃんと美味しいのがすごいです

いかがでしたか?こんな寿司店が近所にあったら、通いたくなりませんか?


「おかめ寿司」は昼夜営業していて、昼でも夜でも全メニュー注文可能です。飛び込みで入店できることもありますが、事前に電話予約すると確実ですよ。ぜひ、埼玉まで足を延ばして、数あるメニューの中から、自分だけのお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

おかめ寿司

所在地:埼玉県川口市南前川 南前川2-5-6

電話番号:048-261-3877

最寄駅:蕨

本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2023年03月07日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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