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こんにちは。温泉と山を愛するひとり旅ブロガーの月山ももです。ひとりでは泊まれない温泉宿も多いなか、ひとり宿泊OKな全国各地の宿を泊まり歩き、その魅力をレポートしています。


今回は「箱根で歴史ある温泉宿に泊まるならココ」という、神奈川県・箱根塔ノ沢温泉の歴史ある日本旅館をご紹介します。

歴史ある建築物の美しさに酔いしれ、雰囲気バツグンの浴室で極上の湯に浸かる/福住楼

箱根湯本駅から徒歩15分ほど、駅前の喧噪から離れた川沿いにたたずむ宿、「福住楼(フクズミロウ)」。


明治23年(1890年)創業と130年以上の歴史を持ち、建物は登録有形文化財にも指定されています。創業当時の建築物に今も宿泊できる貴重な宿です。前もって予約しておけば土曜日でも1人で泊まることができます。

中庭を眺められる廊下を始め、そこかしこに手の込んだ細工や意匠が施されており、その美しさに圧倒されます。


全部で17ある客室はすべて造りが異なるのも魅力。福住楼は多くの文人に愛された宿としても知られていますが、客室内に置かれた冊子から、どの部屋を誰がお気に入りとしていた部屋かを知ることができました。

▲「桐三」1名一室37,550 円~

▲「桐三」1名一室37,550 円~

宿泊したお部屋は、川の音が聞こえず静かなことから川端康成に愛された部屋だそうです。


夜食にお茶漬けを食べて夜中に執筆に励み、朝になると雑誌や新聞社の担当者が戸口に挟んである原稿を取りに来るのが常だったとか。当時のことをありありと思い浮かべられるのもこの宿ならではの楽しみですね。


福住楼は建物だけでなく、お風呂もすばらしいです。男湯・女湯として時間帯で交代となる浴室が2つと、予約制の貸切風呂が3つ、全部で5つの浴室で、箱根七湯の一つ、塔ノ沢温泉のやわらかなお湯を楽しむことができます。

中でもとくに気に入ったのは貸切で利用できる「小丸風呂」。木で造られた浴室の真ん中に、円形の浴槽があるシンプルなお風呂です。



宿泊時は窓から紅葉を眺められ、すばらしいお湯を1人でじっくりと楽しむことができました。

福住楼の食事は、朝夕ともにお部屋でいただくことができます。1杯目に生ビールをお願いしたところ、グラスにこんもりと泡がある状態で提供いただきました。部屋食だと運んでいただく間に泡が消えていることが多いので、うれしかったです。


ビールの後は日本酒の中からこの地の名前がついた「箱根山」なるお酒をいただきます。すべての料理が丁寧に作られているのが分かるお味で、冷たいものは冷たく、熱い物はアツアツで提供いただき、お腹いっぱいになりました。

朝食もお部屋に運んでいただきました。


アジの開き、湯豆腐、だし巻き卵、ネギトロなど旅館の朝食の見本のようなおかずが並び、つい、ご飯のおかわりが進んでしまいました。

~イチ推し。ポイント~

1.文人にも愛された歴史ある文化財に宿泊できる

2.歴史のある箱根七湯の一つ、塔ノ沢温泉の湯を貸切で楽しめる

3.日本旅館らしく朝食夕食ともにお部屋で楽しめる

福住楼
  • 所在地

    神奈川県足柄下郡箱根町塔之沢 74

  • 最寄駅

    箱根湯本

  • 電話番号

    0460-85-5301

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