“365日寿司生活”を送るサラリーマンがナビゲート!
こんにちは。「寿司リーマン」と申します。サラリーマンとして働きながら、全国の回転寿司から高級寿司店まで、すべての寿司を愛し、365日寿司生活を送っています。
今回は、「高級店の味を回転寿司で楽しむならココ!」という寿司店をご紹介します。この記事を通して、ひとりでも多くの方が、東京で寿司をエンジョイいただけたら嬉しいです。
高級店の味が「回転寿司」という身近なスタイルでおトクに楽しめる/廻転鮨 銀座おのでら本店
今回は、2021年のオープン以来大人気のグルメ回転寿司「廻転鮨 銀座おのでら本店」をご紹介いたします。場所は、表参道駅から歩いて数分の好立地。常に店内は多くのお客さんで溢れかえっています。
なぜ、そんなに人気なのか?ポイントは「銀座で客単価3万円レベルの高級寿司の味を、回転寿司という身近なスタイルでおトクに楽しめる」という点ではないでしょうか?ネタに一切の妥協をしない有名高級寿司店の味わいを、立ち食い寿司形態で運営するパターンが人気を博していることは以前の記事でも紹介しましたが、回転寿司にまで昇華させたことが、すごいです。
「銀座おのでら」とは、鮨や天ぷら、薪焼といった和食を中心に、東京・銀座を本店として、今や世界5地域13店舗を展開しているブランドで、なかでも「鮨 銀座おのでら」は、客単価数万円の高級寿司店。
そんな「銀座おのでら」の新業態である「廻転鮨 銀座おのでら本店」は、価格は注文するネタ次第ではあるものの、客単価は4,000円〜5,000円。回転寿司としては「高い」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、1カン1カンのクオリティは高級寿司店顔負けです。
例えば、寿司の王者とも言える王道ネタの「マグロ」は、日本一のマグロ仲卸との呼び名が高い「やま幸」から仕入れたものを使用しており、その味わいはもはや回転寿司の域を超えています。
私が伺った際には、目の前に大きな本マグロの塊が置かれていて、職人さんが部位ごとに柵どりをしていました。こうした調理工程を客席から見れるのは、どこか高級寿司のカウンターで繰り広げられるライブ感要素があって楽しいです。高級寿司と違うのは、客席も多くにぎやかな店内なので、緊張を感じることなく、リラックスして好きなネタを注文できるところ。こうしたカジュアルさは、とても嬉しいですよね。
江戸前の技法である「サク漬け」の仕事が施された「赤身の漬け」は、醤油のうま味と香りが口の中で広がりました。「中トロ」は脂に色気があり、口に入れた瞬間にやわらかく滑らかにとろけていきました。
そして気になって注文してみたのが「マグロの頭肉」。1尾からわずかしか取れず、高級店でもなかなか見かけない希少部位です。表面をさっと炙って余計な脂を落とし、大根おろしとレモンでさっぱりといただきます。噛むほどに感じる肉肉しさが最高でした。
「廻転鮨 銀座おのでら本店」の握りは、高級店で食べるよりもネタが大きく、1カン1カンの食べ応えがあるのが特徴です。この日のマグロは、北海道の戸井で水揚げされた本マグロ。高級寿司店でよく見かける「やま幸」の産地札がレーンを流れているのが、ポップな感じがして思わず写真を撮ってしまいました。
もちろん、マグロ以外のネタも高級寿司店レベルです。
しっかりと酢締めされた「コハダ」は、噛むほどにコハダの脂と酢の酸が合わさってうま味が倍増します。
「鯵」はナイスフォルム!食べてみると見た目以上に身が分厚くて、ぷりっぷりの食感がたまりませんでした!
「あなご」はちょっぴりほろ苦いツメが渋くてうまい!
寿司店の実力が試されるネタの一つである「ひかりもの」や「あなご」などといったネタもとても美味しいです。
この日は本家の「鮨 銀座おのでら総本店」の大将も店内に来ていて、できたてのたまご焼きをふるまっていました。店内のアナウンスと大将の手さばきに魅了され、多くのお客さんが手を挙げて注文するほど、盛り上がっていました。こうした活気が溢れる店内は、回転寿司ならではです。
お店は通し営業なので、ランチやディナーのピーク帯の時間から少しずらして訪問すれば、待ち時間を少なくできるかもしれません。新時代のグルメ回転寿司で、高級店仕込みの寿司をカジュアルに楽しんでみてはいかがでしょうか?
廻転鮨 銀座おのでら本店
所在地:東京都渋谷区神宮前5-1-6 イルパラッツィーノ表参道1F
電話番号:050-3085-1700
最寄駅:表参道
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※本記事内の情報は2022年12月04日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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