オム巡り歴50年のオムライス研究所 所長がナビゲート!
こんにちは、「きっしい」です。26年間にわたり、日本一おいしいオムライスを探して、HP「きっしいのオムライス大好き!?」に食べたオムライスをアップし続けています。その数950店、1,700コ。
連載初回は、私が一番数多く通っている「正統派オムライスならココが一番」という銀座のお店をご紹介します。なんと107回です。この記事を通して、一人でも多くの方が、東京でおいしいオムライスに出合ってくれれば嬉しいです。
“日本一美人”なオムライスにうっとり!/ア・ヴォートル・サンテ・エンドー

銀座駅からも東銀座駅からも歩いて2分ほど。かわいいオムライスのマットを見つけたら階段を2階に上がります。「いらっしゃいませ!」といつも元気な、接客係の遠藤敦子さん(いつもいるわけではない)が席に案内してくれます。実はここはイタリアンの店なのですが、オムライスが一番人気なのです。

店内はこんな風におしゃれです。
写真には写っていませんが、私のお気に入りの席は、歌舞伎座が見える角の楕円テーブル席です。2名で行くと案内されるかもしれません。
初めて行ったのなら、まずは私のオススメの「こだわりのオムライス」(2,000円)を注文してみて下さい。最初に、アミューズのカリカリのパンが出されます。オムライスは一つ一つ丁寧に作っているので、ちょっと待つかもしれませんが、お待ちください。
「お待たせしました!」と運ばれてきたオムライスには、美し過ぎて、「おおー!!」歓声が上がるかもしれません。黄色と赤色が美しいです。

「日本一美人なオムライス!」と私は見るたびに思います。このオムライスはフォルムの丸みとカラフルな色合いから、私は女性だと思っています。
オムライスを愛でて素早く写真を撮ったなら、早めにスプーンを入れましょう。私はたまに、美し過ぎて食べるのがもったいなく、なかなかスプーンが入れられないこともあります(笑)が、余熱でタマゴが固まってくるので早めに。

中から現れるリゾット風ケチャップライスの、オレンジ色と、香りが鼻をくすぐります。
ケチャップ&巻きの正統派オムライスでありながら、いま風の卵4個を使う、フェルトみたいな軟らかく厚いタマゴが特徴です。併せて、ケチャップライスも最高。ご飯粒一粒一粒にケチャップの味が染み込んでいます。
そして、ケチってないケチャップも嬉しい。器に入った追いケチャップも用意されています。ケチャップが美味しすぎて、追加で頼む常連さんの要望から、出すようになったそうです。
オムの要であるケチャップライスと卵に一切妥協していない点が、このオムライスを1番に選んだ理由。卵を4個もつかっているのはなかなか珍しく、種類は餌にマリーゴールドを配合した 「昔の味たまご」。ケチャップライスの米は新潟県産コシヒカリで、鶏肉は鳥取の大山鶏。「こだわりのオムライス」と謳うだけあって、とにかく素材にこだわっているんです。そんなオムライスを調理するのはコック歴50年の吉田さん。

▲左からシェフの遠藤克己さん、接客の遠藤敦子さん、スーシェフの吉田和博さん。
いつも匠の技の料理を作ってくださる、そして、すてきな接客をしてくださる、お店の皆さん です。
同店はテレビにも何度も登場していて、ある番組でマツコさんがこのオムライスのVTRを見て「完璧ーーーーーー!!」と叫んだのが印象深いです。
「正統派オムライスならココが1番!」 まとめ。
銀座にいくワクワク感。ケチャップかけ、巻きタマゴ、ケチャップライスと、正統派オムライスの伝統をまもりながら、平成・令和の時代にあわせて進化したオムライス。銀座で美味しいオムライスが食べたくなったら、訪問してみてください。一人客も多いです。
- ア・ヴォートル・サンテ・エンドー
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所在地
東京都中央区銀座5-9-5 田創館ビル2F
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最寄駅
東銀座
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