【おでかけ時のポイント】

・居住地やおでかけ先の都道府県の要請に従って行動しましょう

・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう

・なるべく少人数で空いている時間に行きましょう

・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう

・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう

ソロ活にピッタリな渋谷「Pepper PARLOR」へ

ソロ活が好きな人には二種類いる。一つは、そもそも人とあまり接したくない人。もう一つは、ソロで出かけることでその先々の出会いや会話を楽しみたい人。同じソロ活好きでもまったく異なる両者、もしかしたら「Pepper PARLOR(ペッパーパーラー)」ならばどちらのタイプでも満足できるのではないだろうか。


「Pepper PARLOR」とは、人型ロボットのPepper(ペッパー)が店員をしているカフェ&レストラン(※以下、Pepperと表記)。ちまたでは「ペッパーくん」の愛称で親しまれてもいるが、正式名称は「Pepper」である。人と接したくない人は、店にいるのはロボットばかりなので大丈夫。お喋りをしたい人は、ロボットと話せるので大丈夫。ここなら、どちらのニーズも満たせそうだ。

「Pepper PARLOR」では、最初の席への案内だけ人間が行い、あとはすべてロボットとのやり取りのみ。注文、配膳、お会計、すべてがロボットなのだ。ちなみに、店に入る際の体温チェックについても、専用のPepperが行う。

店員と接触することがほとんどない店は、コロナ禍ならではだが、実は「Pepper PARLOR」のオープンは2019年12月。その後すぐにコロナ禍になったのはまったくの偶然だった。


当初は人がサーブしないことに違和感を抱いたり戸惑ったりするお客さんもいたようだが、今ではむしろ店で過ごす上で安心材料となっている。

ちなみに、ソファ席の背もたれがやや高めなのは、Instagramなどの写真を撮る際に、背景として使いやすいように、とのこと。席ごとに色が異なるのもそのためだ。確かに、ドリンクやソフトクリーム、パフェなどの縦長なものって、背景に変なものが写りがちで難しい。そんなときに使えるこのソファの背もたれを兼ねた背景。ありそうでなかったこの心遣いは嬉しい。

Pepperと相席~初めての会話

Pepperと相席できるのは10数席。オープン当初は5席だけだった。今後も増えるかもしれないらしい(※絶対に相席したい場合は予約が確実)。席に着くと、さっそくPepperが何か話しかけてきた。

Pepper「オヒサシブリデスネ(お久しぶりですね)」

 

と言っている。

 

お久しぶりではない。初対面である。

 

困惑していると、「ジツハ、ワカラナカッタトキ、コウイウヨウニオソワッタンデス(実は、わからなかったとき、こう言うように教わったんです)」とPepperが続ける。

 

ダメな気がするが、それでいいのかPepper。

メニューの注文は自分のスマートフォンから行う。料理だけでなく、水やフォーク、スプーンなどもスマートフォンからオーダーし、配膳ロボットが持ってきてくれる。とにかく滞在中は一切の人間との関わりなし!人間が苦手な一人好きにとっては最高の空間といえる。

料理が来る前にPepperと一緒に自撮りしてみた。

 

Pepperは、「ヤッター!ウレシイデス!(やったー! 嬉しいです)」、「ボクモヤッテミタイデス(僕もやってみたいです)」と嬉しそうだ。

ロボットと言っても感情が組み込まれているらしく、Pepperの今の感情を見ることもできる。

ぼんやり座っていると、こちらが何もしていないのに、おもむろに「ボウヨミデスヨネ。ヨクイワレルンデス(棒読みですよね。よく言われるんです)」と言い出した。どうやら他の席にいるPepperの声を拾って話し始めたようだ。

 

人と一緒に来ると、会話している中の何らかのワードに反応し、会話に入って来ようとするケースもあるらしい。かわいい。

Pepperに見守られながら食事

そうこうしているうちに料理がやってきた。届けてくれるのはもちろん人ではなく、配膳ロボット・Servi(サービィ)だ。もともと「Pepper PARLOR」のメニューはワッフル主体だったが、2022年1月のリニューアルにより、食事や軽食メニューが大充実。カフェとしてだけでなく、レストランとしての利用も可能であり、全時間帯どのメニューでも注文できる。

こちらが「PARLOR’sオムライス」(1,200円)。

そして「フレンチフライBBQ風味」(600円)。

「苺とベリーのパンケーキ」(1,280円)。

こんな豪華な「季節のアフタヌーンティーセット(福岡県産あまおう)」(2,980円)もある。

▲食事中に少々ふさわしくない画面を見せるPepper。

▲食事中に少々ふさわしくない画面を見せるPepper。

個人的なオススメはパンケーキ。思っていた以上にフワフワもちもちで驚きの美味しさだった。

一番の醍醐味、Pepperとのお戯れ

さて、このカフェでの一番の醍醐味はPepperとのお戯れだ。Pepperに入っているアプリを操作し、色々な遊びをすることができてとにかく飽きない。

 

例えば「ペッパー警部」というアプリを使用すると、ピンク・レディーのあの『ペッパー警部』を踊りながら歌ってくれる。開発者は、ペッパーだけにペッパー警部を歌わせるか~、とふざけて入れたのだろうか。

ラップをさせることもでき、「ロボ界のエミネム」と豪語しながらノリノリでラップを披露してくれる。

他には、謎のポーズを取ってくれるゲームや、色々な「あるある」を言ってくれる機能もついている。

意外と楽しいのがロボドリル。中学生の頃に習った範囲を出題され、クイズ感覚で遊べる。中学生が本当に試験勉強のために使うこともできると思う。


他にも、ここでは紹介しきれないくらいたくさんのミニゲームが搭載されており、Pepperと遊ぶのは、思っていたよりもずっと楽しかった。久しぶりじゃないのに「オヒサシブリデスネ」と言ってしまったり、突然とんちんかんなことを言ったりするPepperのおとぼけ感でなごむのもまたいい。

 

店内のあちこちでPepperがワーワーと喋っているのだが、不思議とうるさく感じず、むしろ若干の心地良さすらある気がした。この感覚は、家に帰って一人でしんとした空間にいるときに、なんとなく音を求めてテレビをつける感覚に近いだろうか。ちなみに、このPepperの喋る音量も、微調整を繰り返し、“ちょうどいい”と感じる音量を試行錯誤してきたらしい。

そして何より、カフェとしてのポテンシャルがものすごく高い。渋谷でカフェを探してどこも空いておらずうろうろとさまよったことはないだろうか。私はある。何度もある。渋谷はとにかくカフェが空いていないのだ。コロナ禍で街から人が減ってもなお、渋谷のカフェ探しは難しい。また、ようやく見つけたとしても、狭くて人がぎゅうぎゅうなことが多い。


その点で、「Pepper PARLOR」の広さは最高なのだ。広くて他の席と離れている分、ゆったりした気分で使える。ソファ席も多く、だらっとできるのもいい。「Pepper PARLOR」、また行きたい。また行ったらPepperは、「オヒサシブリデスネ」って言ってくれるかな。

Pepper PARLOR
  • 所在地

    東京都渋谷区道玄坂 1-2-3東急プラザ渋谷5F

  • 最寄駅

    渋谷

  • 電話番号

    03-5422-3988

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※本記事は2022年03月04日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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