日本中のブランド卵を好きなだけ!極上TKG食べ放題/喜三郎農場

日本人ならみんな大好き卵かけご飯、別名“TKG”。醤油の入れ具合やちょい足しで千差万別の味を生みだせるため、朝や昼、深夜のお供にと毎食のように食べても飽きません。
どんな卵でも十二分に美味しいのですが、評判のブランド卵を使った卵かけご飯ならもっと美味しいはず・・・一度やってみたい!
そんな卵好きの願いを叶えるお店が、今回紹介する千石駅から徒歩1分の「喜三郎農場」。元々八ヶ岳で営んでいたマスターが、そのノウハウを生かして開いたお店です。

ディナーは居酒屋、ランチは定食屋として営業しており、特にランチは休日となると行列ができることもあるのだとか。
内装は田舎の農家のようで、誰もが懐かしいと感じるようなレトロな雰囲気が漂っています。
5~6種類の絶品卵を選び放題!人気の「TKGおおまくれ御膳」

▲写真提供:喜三郎農場
ランチタイムのメニューは、親子丼や地鶏の焼鳥定食、鳥もつ煮定食など。卵に重点を置いた料理や山梨ゆかりの料理が並びます。

▲写真提供:喜三郎農場
どれも胸を張ってオススメできる料理なのですが、お客さんがこぞって注文するのは「TKGおおまくれ御膳」(1,600円)。
店主イチオシのブランド卵とご飯が食べ放題で楽しめる、卵かけご飯好き必見のメニューなんです。

「TKGおおまくれ御膳」を注文すると、お店中央にある卵置き場から自由にお目当ての卵をチョイスできるシステム。常時5~6種類が並べられており、全てに細かい説明が書かれているので卵の違いがわからなくても選びやすいです。

どれも厳選されたものなので、少しでも迷ってしまう方は目についたものから選ぶのがオススメ。食べ始めて気に入ったものがあったら追加で自身のテーブルまで持っていくことも可能です。
卵の違いに驚かされっぱなし!TKG定食に感涙

「TKGおおまくれ御膳」は、お味噌汁と冷ややっこ、お漬物に食べ放題の卵とご飯がついた定食です。
見た目はとてもシンプルですが、卵かけご飯を存分に楽しめるように徹底的に無駄を省いています。

特別に追加でお皿をいただき、取材当日に置かれていた5種類の卵を並べてみました。
左上から「ゆずたま」「アローカナ卵」「お米卵」「みかん卵」「ゆうやけ卵」。
お皿にのせていたときには違いがわかりましたが、殻を割ってみるとお米卵以外は判別が難しいかも。ただ食べてみるとその違いに驚きます。

最初は同店イチオシの「ゆうやけ卵」。褐色の殻を割るとトロっと粘り気のある白身と、張りがあり濃いオレンジ色の黄身が顔見せしてくれました。

オーソドックスな卵かけご飯の味にも近いですが、濃厚さが段違い!
こってりとしていて味も濃く、醤油なしでも食べられてしまいそうなほど。この定食を注文した際にはまず手に取ってほしいです。

見た目から際立っている「お米卵」は衝撃の味でした。
トウモロコシの代わりにお米を飼料に混ぜているために、黄身が真っ白になるんだとか。殻を割った瞬間に「これが本当に卵?黄身という漢字が当てはまらなくない?」と思ってしまいました。

「ゆうやけ卵」の濃厚さとは打って変わって非常にあっさり。サラサラとした食べ心地も相まって、まるでお出汁のよう。
飲むようにいただけるので食べ過ぎ注意です。

5種類の中で最も驚かされたのは「ゆずたま」。名前の通り高知県産のゆずの皮を混ぜた飼料を与えて育てた鶏の卵です。

衝撃だったのは卵を割った瞬間からゆずの香りが漂ってきたこと。卵かけご飯にしてもゆずの香りは変わらず。
ふんわりとではなく、百発百中でゆずを感じられるくらい強い香りが感じられるのは不思議な体験でした。

「みかん卵」も飼料にとことんこだわっています。飼料にミカンの皮を混ぜることにより、ビタミンEが通常の卵の7倍になっているんだそう。

ミカンの香りはしませんが、卵の甘みとコクをしっかりと感じられる一品。私たちが最も馴染み深いオーソドックスな味わいで、備え付けのお醤油ととても合います。

「アローカナ卵」は殻がほんのりと青みがかっている神秘的な卵です。白や赤はよく見ますが青というのは初めて見ました。

割ってみると殻の青さはかけらもなく、白身は半透明で粘り気があり、張りのある黄身は濃いオレンジ色。
「ゆうやけ卵」と同じく黄身の風味が濃厚でこってり。お米の甘みと黄身の甘みが絶妙な相性で、ご飯のおかわりが欲しくなります。
どれも個性的な味わいなので、何度いただいても飽きることなく楽しめるランチでした。
まとめ
ブランド卵の卵かけご飯を好きなだけ食べられる「喜三郎農場」。
こってりしたものやゆずの香りがするもの、出汁のようにあっさりしたものなど、個性あふれる卵を食べ比べできるなんてなかなかできる経験ではありません。
取材時は5種類の卵がありましたが、これら以外の卵が並ぶこともあるので、何度足を運んでも新しい発見がありそうです。

〒112-0011
東京都文京区千石 1-23-11
千石駅
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※本記事内の情報は2024年09月15日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事は2021年02月25日に公開した内容を一部加筆・修正した上で、2024年09月15日に再公開しております。
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