もうすぐ見納め!見晴らし良しな“2階建て新幹線”でプチトリップ

東京駅にやってきました。「Maxとき」「Maxたにがわ」のように、上越新幹線の列車名に「Max」が付く列車が、オール2階建ての新幹線です。

列車によっては8両編成を2つ連結した16両編成での運転。2階建て新幹線の先頭車同士の連結面は迫力満点!

いよいよ乗車します。ほかの新幹線には無い見どころの1つが、このデッキ付近。
高い天井、1階へ降りる階段と2階へ上る階段がドーンと現れ圧巻です。

自由席のうち1~3号車の2階は、新幹線の中で唯一「3-3列シート」を装備。このシートももうすぐ見納めとなります。

早速座ってみます。ひじ掛けが無くて不思議な感じですが、隣に人が来なければ窮屈さは特にありません。ちゃんとテーブルも付いています。

乗車時間が短いので、東京駅発車前に5号車売店スペースに向かい車内販売のコーヒーとスイーツのセットを購入。プチトリップを満喫します。

普通の新幹線より目線が高いので、より開放的な眺めを楽しむことができます。車窓からの眺めをゆっくり楽しめるのもソロ活ならでは。

山形新幹線「つばさ」とすれ違いました。2階がいかに高いか、お分かりいただけると思います。

せっかく一人なので車内をちょっと探検。写真左が5号車の売店コーナー。東京駅発車前は車内販売の方がいらっしゃることが多いです。

階段があるため、車内販売はミニワゴンまたはバッグで行われます。
週末など多くの乗客が見込まれる場合は座席まで販売する方式ではなく、臨時売店としてココで営業している場合もあります。

臨時売店の場合はこんな美味しそうなお弁当が売られていることもあります(別の日の「Maxとき」で撮影)。
ただ東京~大宮間だとちょっと食べるには慌ただしいかもしれません(笑)。

最近では関東でも売られるようになりましたが、売り切れが続いて一時期話題になった「ルマンドアイス」も上越新幹線の車内販売で買うことができます。

ほかの新幹線にはない、長~い廊下に出くわしました。2階建てで床下機器を置くスペースが少ないため、一部箇所がこのように両側機械室になっているのです。何か迷路のような感じです。

こちらは普通車1階の様子。自由席でも3-2列シートです。新幹線の線路は高架のフェンスが高めなので、1階からの眺めはフェンスであることが多いです(笑)。
しかし「Max」自由席で快適性を求めるなら、1~3号車の2階は3-3列シートになるため、3-2列シートの1階がオススメです。なお、指定席は、1・2階ともに3-2列シートです。

そうこうしているうちにあっという間に大宮駅に到着。『Max』ともお別れです。

改めて先頭車を見ると、流線形に加えて普通の新幹線より高さもあるのでとにかく『大きい』!
車体の上下に沢山のお客さんを乗せて、走り去っていきました。

せっかく大宮に来たので、時間に余裕があればニューシャトルに乗って1駅の所にある「鉄道博物館」まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに期間によっては「新幹線&鉄道博物館きっぷ」なるものがあり、東京~鉄道博物館駅の往復乗車券+東京~大宮間の往復自由席特急券+鉄道博物館の入場引換券が付いてとてもお得なきっぷもあります。

正規料金の場合でも、東京~大宮間は乗車券550円+自由席特急券1,070円の1,620円で新幹線に乗れちゃいます。
「Max」に乗りたい場合は、市販の大型時刻表で「Max~」の表記がある列車に乗ればOK。原則どの列車にも自由席が付いています。
普段なかなか新幹線に乗る機会の無い方も、眺望のいい2階建て新幹線に乗ってお手軽プチトリップを味わってみてはいかがでしょうか!
- 鉄道博物館
-
-
所在地
埼玉県さいたま市大宮区 大成町3-47
-
最寄駅
鉄道博物館
-
電話番号
048-651-0088
-
※2018年3月15日時点の情報です。内容等は変更になる場合があります。
- 当サイト内のおでかけ情報に関して
-
※本記事は2018年03月15日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、掲載している情報に変更が生じる場合があります。最新情報は直接お問い合わせください。
※おでかけの際はマスクの着用、手洗い・手指消毒などを心がけ、感染拡大の防止に十分ご配慮いただきますようお願いします。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。