店名、ボリューム、価格・・・すべてに攻めまくっているとんかつ店/とんかつは飲み物。
店名だけで圧倒的な存在感を放つ「とんかつは飲み物。」は、池袋駅西口より徒歩4分ほどの場所にあります。
2017年8月にオープンしたばかりの同店は、こぢんまりとはしていますが、強烈なインパクトがある店名が目を引きますね。
知らずに前を通りかかったら、思わず2度見するレベル。
店内は明るくキレイ!カウンター9席、テーブル席が4席並び、女性一人でも入りやすい雰囲気です。
客層は20代後半から50代、60代以上の人まで、幅広く人気なんだとか。
注文は、自動販売機でチケットを購入して行います。
やわらかジューシーな「濃厚」、ヒレ下ロースを使ったヘルシーな「淡麗」といった、とんかつでは聞きなれない言葉を冠したメニューや、サーロイン牛かつ、味玉かつなど「かつ」だらけ。
「濃厚」「淡麗」とも単品で追加できるので、同時に2種類の味を楽しむこともできます。
そして定食メニューでも1,000円以下のメニューが多く、とってもお得!
とんかつをお腹いっぱい食べられてこのお値段は、かなりの良コスパなのではないでしょうか。
豊富なメニューの中でもドーン!!と目を引くのが、「濃厚」「淡麗」「牛かつ」の3枚が重なった「漢のミルフィーユとんかつ定食」(1,740円)。
どうせならガッツリ飲んでみてやろうと、今回はこちらを注文。
定食は、10品の惣菜の中から3品を選んで付けられます。惣菜はとんかつの重さを和らげてくれる、さっぱり系のものがラインナップ。
店員さんによると、「ヘルシーなお惣菜があることで、揚げ物をガッツリ食べちゃったという罪悪感を少しでも和らげることができれば・・・」とのこと。
今回は「しっとり卯の花」、「きゅうりの浅漬け」、「生卵」をチョイス!
ご飯の量も「小」、「中、」、「大」、「山」の4種類から選べます。
ご飯はおかわり自由なので、悩んだら小か中を選んで、足りなかった場合に追加でおかわりするといいかもしれません。
かつが3枚重ねだと・・・!?ボリュームがハンパじゃないミルフィーユカツを実飲!
いよいよ「漢のミルフィーユとんかつ定食」が登場!
メニューの写真でもボリュームに驚かされましたが、実物の迫力は想像以上!
上から「濃厚とんかつ」、「サーロイン牛かつ」、「淡麗とんかつ」の肉のミルフィーユは圧巻!
なんとお肉だけで360gもあるんだとか。
とんかつ一人前一枚が120~150g程度なので、枚数そのまま約3人前になります。
思わず「うそでしょ?」といってしまいそうな、肉好きには夢のようなメニューです。
横から見ると、さらにとんでもないボリューム・・・。1枚がほぼ手のひらサイズです。
メニュー名にもある通り、「漢の中の漢」にふさわしい、そんなメニューのように感じます・・・。
ここまでボリューム感があると、やっぱり飲み物には到底思えない!!
なんて思いながらも、いざ実食!いや、実飲!
まずは肩ロースを使った「濃厚とんかつ」から。
一切れ丸ごと口に入れて飲み込んでみようとするが、20代中盤、細身男性の筆者の食道では耐えられない大きさ。
わかってはいましたが、さすがにそのまま飲み込むことはできない。ガチで食道が大破寸前だ。
店名確実に盛りすぎ!!やっぱりとんかつはとんかつで飲み物ではないよ!!肉を噛まずに飲み込むなんて、不可能なんですよマジで。
・・・と思ったが、食道にムリヤリ突っ込んでみたとんかつはかなり美味しく感じたので、速攻で飲むのは止めて普通にムシャムシャいただきます。
飲まずにしっかり味わってみると、肩ロースはとても柔らかく、甘みを感じる脂身が確かに濃厚!胡椒が味のアクセントになっていて、鼻に抜ける香りもいい!
もはや店名への疑問は忘れ、赤身が残る「サーロイン牛かつ」を、わさび醤油で普通にモグモグ噛み締めます。
こちらも身がとても柔らかく、お肉の旨味が凝縮されています。わさび醤油との相性が抜群で、さっぱりとした風味。
ヒレ下ロースの「淡麗とんかつ」は、身がしっかりしていて歯ごたえが楽しめます。そう。歯ごたえがいいんだから、飲む必要はないんですよ。
脂身が少なくあっさりしているので、パクパク食べ進められました。
ご飯は、お惣菜の生卵をかけてTKG(たまごかけご飯)に。
最初はほかほかの白米を食べ進め、途中からTKGにして味の変化を楽しむ人が多いそうです。
とんかつのお供にTKGをかきこめる幸せと言ったら、言葉になりませんね。
ちなみに定食の中で、汁物以外で一番飲めそうなのは、このTKGです。
さっぱりとしたお惣菜をとんかつの合間に挟むことによって口直しの効果もあり、ボリュームたっぷりのとんかつも飲めはしないけどスイスイ食べられました!
圧倒的なボリューム感の定食で飲めそうなのは、味噌汁と生卵、無理をしてもTKGくらい。
でも、美味しいとんかつを食べていたら、食べ物でも飲み物でもなんでもいいやと、頭の中が味覚と満腹感に支配されてしまう。
そんな魔力を持ったとんかつ定食でした。
まとめ
やっぱり飲み物でなく、美味しい食べ物であった「とんかつは飲み物。」のとんかつ。
価格、ボリュームはもちろんのこと、メニューもかなり自由度が高いので、友だちと好みの組み合わせを探してみるのも楽しいかも。
最後に、「やっぱりとんかつは飲み物ではない気がするのですが・・・」とスタッフさんに尋ねてみたところ、「店名の由来でもあるんですが、『おなかいっぱい食べられる=飲み物』という概念なんです!」とのこと。
ということは、たとえ飲めなくとも、やっぱり「とんかつは飲み物」なのでした。
お腹いっぱいとんかつを食べたい!というときは、同店の新しい概念を体感しに、一度足を運んでみるのはいかが?
とんかつは飲み物。
住所:東京都豊島区池袋2-53-11
営業時間:11:00~16:00(L.O.15:30)、17:30~22:00(L.O.21:30)
定休日:無休
最寄駅:池袋
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※本記事内の情報は2017年10月03日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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