大人の夏デートに! 仕事帰りにふらりとナイトクルージング/舟遊び みづは
仕事帰りに彼とのいつもの夜デート。そんな日常から少し離れ、気軽にロマンチックな別世界へと誘ってくれるのが、今回ご紹介する「舟遊び みづは」の「夕暮れ・夜景舟遊び」です!
日本橋の真下にある日本橋船着場から出発と、アクセスしやすいのも大人デートにはうれしいですね。
「舟遊び みづは」の「夕暮れ・夜景舟遊び」(60分 1名3,500円、飲みもの1本付き)は、平日は18時30分または20時の出発、土日は17時や18時スタートもあり。
運航日時は不定期なので詳細や予約はHPで確認を!
ほかにも、船上でライブが楽しめるイベントや、神田川などを巡る舟遊びなど、さまざまなコースがあり、1名から12名まで貸切もできます。
なんでも2名で貸し切ってプロポーズに使うカップルもいるんだとか。なんてロマンチック♡
今回は平日18時30分出発の舟に乗って来ました!
通常はHPの予約フォームまたは電話で事前に申し込み、当日は15分前に集合となります。集合場所は、三越前駅B6出口から徒歩2分、日本橋駅B12出口からも徒歩4分の「滝の広場」。
空きがあれば当日の申し込みも集合場所で受け付けているので、今日行きたい!と思い立ったら諦めずに訪ねてみて。
大人デートを盛り上げてくれるオシャレな舟をさっそくご案内!
ダークブラウンにオレンジが差し色で入ったシックな雰囲気の小舟は、オーダーメイドで作られたのだとか。こんなオシャレな舟、初めて見た♡
定員も12名という少人数だから、乗り合いでもお互いに距離感があって、しっとりとした大人のデートが楽しめちゃうんです。
清洲橋をイメージしたという、ロゴマークもスタイリッシュ♡
舟の前半分は屋根のないデッキ席で、後ろは屋根のある屋形になっています。定員いっぱいの12名が乗り込んでも、全員デッキ席に座ることができるのはうれしいですね。
屋形の中も素敵♡ もちろんこちらにも定員12名が納まるので、ちょっとあやしい空模様でも安心。大雨や強風でなければ舟は運航します。
運航中はデッキと屋形スペースの両方、どちらへも行き来自由なので、揺れに気をつけながらぜひ両方の雰囲気を楽しんでみて。
屋形部分は空調も効いている上に、船内にはお手洗いも完備しているから、トイレの心配もありません。
茜色に染まりつつある東京リバークルーズへ出発〜♪
デッキ席の中央にあるテーブルには、網の目のように走る川の名前と橋の名前が書かれた大きな地図が。船長から今日走るルートの説明を受けた後に、いよいよ出発です!
「夕暮れ・夜景舟遊び」のコースには、一人一本ドリンクが付いてきます。ドリンクはビールが数種類に、ソフトドリンクも数種類から選べます。
さらに、クルージングを思い思いに楽しんでほしいという配慮から、なんと食事やドリンクの持ち込みもOK。空き瓶や容器も最後にそのまま置いていけるから、ゴミを持ち歩いて次のデートスポットへという心配もなし。
シャンパンを開けて、優雅なクルージングを楽しむ人もよくいるのだそう。素敵!
さて、日本橋のある日本橋川を出発!その直後にさっそく橋の下をくぐります。一番最初にくぐる記念すべき橋は「江戸橋」。大丈夫かな、と少し心配になる低さです。
「わー!頭のすぐ上に橋!」橋の下をくぐるなんて、日常ではなかなかない経験だから二人とも大はしゃぎ!
中央区だけでも大小合わせて67箇所もあるという橋。そんな東京の隠れた名所である橋をできるだけたくさんくぐれるようにと設計された「みづは」だから、低い橋もすいすいと進みます。
「あ、ここ!仕事でよく通る、茅場橋だ!」いつもの道も水上から見ると違う街に見えて新鮮!ただいま舟は、茅場町付近を通過中です。
首都高の下を通り抜け、突然頭上に空が広がれば「気持ちいい〜!」と思わず声が出るほどの開放感。
目の前には、ドラマのロケ地によく使われる「豊海橋(とよみばし)」が見えてきます。
乗船中はガイド役の美穂さんが、橋の名前や川沿いにある見どころを心地よいトーンで案内してくれます。
普段よく通る場所や有名なポイントでも意外な歴史や文化があって、新たな発見や驚きに出会えるはず!
そうこうしているうちに隅田川に出てきました。右に流れるのが隅田川、左側は晴海運河、中央に見えるのは佃島です。
二つの大きな川が交わるここは絶好の撮影ポイント。彼と肩を寄せ合ってセルフィーしてみて!きっと素敵な思い出になるはずです♡
舟は一路、晴海運河へ。江東区と中央区を結ぶ「相生橋」もまた、ロケ地としてよく使われる橋のひとつ。ここを渡るともんじゃ焼き屋さんがひしめく月島がすぐ。この後はもんじゃデートに繰り出しても良いかも♪
屋形船が通った後など、ほかの船が起こした波の余波で揺れが大きくなることもあるのでご注意を。川幅を大きくなるほどに船も増えるので、どんぶらこと揺れも楽しめます。
晴海運河に入ってすぐに佃島と晴海の間にある「佃水門」をくぐり、月島や勝どきを通る「朝潮運河」へと舟は進みます。
小さく見えた水門も近くに来たら、大きい〜!佃水門は昭和38年に建てられ、それからずっと水辺にある下町を水害から守っています。
そのすぐ後ろには、“お”がいっぱいな「あさしおおおはし」、その向こうには赤色がかわいい「あさしおはし」がかかります。
蒸し暑い日でも、船上には水面からのさわやか風が吹いて快適。二人並んでビールで涼をとれば、1日の疲れも吹き飛んじゃいます♡
川幅が狭いと、川沿いの景色が勢いよく過ぎていく。これはなかなか気分爽快!
左が勝どきで右が月島。空と水面が茜色に一気に染まっていく。さっきまで会社にいたのに、水上から彼と夕日を眺めているのが不思議な気分♡
橋を渡る自転車をのんびり眺めれば、なんだか映画を観ているような気分に。会社帰りのデートでこんなにゆったりリラックスできるなんて、もっと早く知っておきたかったかも?
東京湾に到着!遠くには、レインボーブリッジとお台場が。
こんなに広い空を眺めるのは久しぶり。気持ち良い〜!青空と夕焼け空のグラデーションにしばしうっとり。
この日は晴海埠頭に航海訓練所の練習船「海王丸」が停泊中。観られるのは結構ラッキーなことみたいです。別名“海の貴婦人”とも呼ばれているだけあって、佇まいが美しい。
燃えるような夕焼けと東京タワー、屋形船のコラボは、いつまでも眺めていられます。
「今日はとびきりドラマチックな夕日ですね」とガイドの美穂さん。日頃の行いが良いからかしら?
東京湾での滞在時間は少し長めにあるので、二人でゆったりとロマンチック気分に酔いしれて、しっとり仲を深めちゃいましょう。
ここからは、隅田川を北上して、日本橋へと戻って行きます。すっかりと日も落ちて、夜景に移り変わりました。前に見えるのは「勝鬨橋」です。
勝鬨橋を越えると、東京スカイツリー®が見えてきます。スカイツリーがビルや橋と重ならずに見えるのは、わずかなタイミングなので見逃さずに!
隅田川にかかる橋の中でも、トップクラスに優美な中央大橋を間近に臨み、舟は細い亀島川へと進みます。
亀島川水門をくぐると、先ほどまでとはがらりと変わり、しっとりと閑静な空気に包まれます。水面に映る灯りが揺れて、ムーディーな雰囲気に♡
亀島橋の欄干は亀の甲模様。普段見逃しがちな景色に目を落とせるのが舟旅の良さかもしれませんね。
川の上に首都高が走る懐かしい景色に戻って来ました。
ちなみにこの首都高。1964年の東京オリンピック開催の際にできたもの。急遽必要とされたインフラ整備で、用地買収の手間と時間を省ける川の上へと設置されたのだそう。
旅の終着地点の「日本橋」へと戻ってきました。日本橋の上だけ、首都高の高架下に電気が配置され、明るく照らされています。
束の間のクルージングデートですが、楽し過ぎて「舟から降りたくないよー!」と彼に甘えちゃいたくなること必至です!
帰りには水路図の描かれたクリアファイルと、江戸風味のお土産まで付いてきました。この後のディナーでもクルージングの話で盛り上がりそう♡
7月7日(金)〜9月24日(日)の間、日本橋エリア一帯で開かれるイベント「ECO EDO日本橋」の期間中に浴衣で乗船した方には、浴衣にぴったりな素敵なうちわがプレゼントされるそう。浴衣で川旅なんて最高ですね♪
まとめ
仕事帰りのナイトクルーズはあっという間でもあり、すごい密度の濃い60分でもあり。
ゆったりとした非日常な時間が流れているから、彼と二人でリフレッシュできちゃいます。忙しい大人カップルにこそ、必要な時間かもしれませんね。
一度乗船すれば「次はシャンパン持参で来ようね♡」なんて、リピートする気満々になること間違いなしです♪
舟遊び みづは
電話番号:070-6476-9827
定休日:不定休
料金:夕暮れ・夜景舟遊び/大人3,500円、小学生1,500円、幼児無料(ドリンク1本、お土産付)
最寄り駅:三越前/日本橋(船着場)
取材・文/君島有紀
※2017年7月18日時点の情報です。情報、内容等は変更になる場合があります。
※表示価格は税込みです。
- 当サイト内のおでかけ情報に関して
-
※本記事は2017年07月18日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、掲載している情報に変更が生じる場合があります。最新情報は直接お問い合わせください。
※おでかけの際はマスクの着用、手洗い・手指消毒などを心がけ、感染拡大の防止に十分ご配慮いただきますようお願いします。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。