目次
- 近隣勤めの人々にも親しまれる都会のオアシス/日本橋ふくしま館 MIDETTE
- 【7位】季節問わず桃の美味しさを堪能できるジュース/桃の恵み
- 【6位】凍らせても◎!超濃厚な福島っ子のソウルドリンク/ソフトクリーミィヨーグルト
- 【5位】アレンジは無限大!形もキュートな二口サイズの揚げかまぼこ/厚揚げソフトかまぼこ
- 【4位】素朴な味わいの中にこだわりが凝縮された饅頭/薄皮饅頭
- 【3位】喜多方市発祥のご当地ラーメン/喜多方ラーメン(醤油)
- 【2位】鮮度バツグンの馬肉は特製のみそダレで召し上がれ♪/馬刺し モモ
- 【1位】半世紀以上にわたって老若男女に愛される福島銘菓/ままどおる
- 【番外編】「中の人」のイチオシ商品を発表!
- まとめ
近隣勤めの人々にも親しまれる都会のオアシス/日本橋ふくしま館 MIDETTE

訪れたのは、三越前駅・新日本橋駅・神田駅の各駅からアクセス良好な場所にある「日本橋ふくしま館 MIDETTE(ミデッテ)」。食品約2,100点・工芸品約400点を取り扱う物販店のほか、地酒や特産品を味わえる飲食コーナー、観光や移住に関する案内スペースから成る情報発信拠点です。ちなみに「MIDETTE」は、「見てね、来てみてね」とお誘いする意味の福島弁。
館内をアテンドしてくれた販売推進課長の鈴木愛さんによると、「オフィス街に位置していることから、平日は近隣にお勤めの方がたくさんいらっしゃいます」とのこと。特にランチタイムは、飲食コーナーの福島グルメ目当ての方でにぎわうとか。「休日になると、旬の果物をお求めにいらっしゃる方が多いんです。曜日によって客層がガラリと変わるのも同館の特徴です」(鈴木さん、以下同)

店頭には、四季折々の旬のフルーツが並びます。中でも特に人気なのが、夏に旬を迎える“桃”。「今シーズンも高品質な桃を取りそろえてお待ちしております。フルーツ以外の福島グルメもぜひチェックしていってくださいね」
それでは、夏シーズンならではのランキングをご紹介しましょう!
【7位】季節問わず桃の美味しさを堪能できるジュース/桃の恵み

桃を買いに行きたい!でもタイミングが合わなくて買いに行けない・・・そんな方にオススメなのが「桃の恵み」(190g185円/JAふくしま)。その年に収穫した桃の果汁を搾ってそのまま缶に詰め込んだジュースは、季節問わず桃の豊かな風味を堪能できます。
「原材料は果汁のみで、桃本来の味わいを楽しめる人気ドリンクです。収穫した年によって風味が若干変わるのもポイント。その違いを楽しむ通なファンも多いんですよ」
【6位】凍らせても◎!超濃厚な福島っ子のソウルドリンク/ソフトクリーミィヨーグルト
キュートなイラストが目印の「ソフトクリーミィヨーグルト」(180g162円/会津中央乳牛)は、超濃厚なヨーグルトドリンク。容器を振らずに上部を開けると固形で出てくるほど、濃度が高いのです!
「パッケージにも記載されている通り“よく振って”から飲まないと大変なことになります(笑)。ドリンクとして味わうのもオススメですが、夏は棒を刺し凍らせてシャーベットにするのも◎。さわやかな風味で暑さを吹き飛ばしてください」
【5位】アレンジは無限大!形もキュートな二口サイズの揚げかまぼこ/厚揚げソフトかまぼこ
5位にランキングしたのは、いわき市の名物として高く評されているご当地グルメ「厚揚げソフトかまぼこ」(500g798円/おのざき)。すりおろしたタマネギがたっぷり入った魚のすり身の揚げかまぼこで、甘くてふわふわな食感がたまりません。
「ミニサイズなので、おやつにもおつまみにもピッタリな一品です。アレンジも無限大で、販売元の公式HPにはバリエーション豊かなレシピが紹介されています。お好みのアレンジ方法を見つけてくださいね」
【4位】素朴な味わいの中にこだわりが凝縮された饅頭/薄皮饅頭
日本三大饅頭の一つに数えられているという「薄皮饅頭」(5個入858円/柏屋)は、同店オープン以来厚い支持を得ている一品。スマートパックを導入したことで賞味期限が格段に延び、人気がさらに加速しているのだとか。
「見た目も材料も至ってシンプル。だからこそ、老舗ならではのこだわりや職人さんの技術の高さがひしひしと感じられます。一度食べれば“日本三大饅頭”に選ばれた理由が分かると思います」
【3位】喜多方市発祥のご当地ラーメン/喜多方ラーメン(醤油)
日本三大饅頭を抑えて3位にランクインしたのは、「喜多方ラーメン(醤油)」(2食入561円/河京)。昔ながらのすっきりとした醤油味のスープともちもちで弾力のある多加水ちぢれ麺が特徴の、喜多方市発祥のご当地ラーメンです。
「喜多方ラーメンは、日本三大ラーメンの一つ。多くの人に愛されているご当地グルメなので、同館でも種類豊富に取りそろえています。人気ブランドが手掛けたこちらのスタンドパックは、会津の郷土玩具“赤べこ”がプリントされているキュートなパッケージ。手土産にうってつけです」
【2位】鮮度バツグンの馬肉は特製のみそダレで召し上がれ♪/馬刺し モモ
実は、福島県には日本三大〇〇がもう一つあるんです。それが「馬刺し」。2位にランクインし、会津で親しまれている「馬刺し モモ」(150g2,268円/会津小林畜産)は、脂肪が少なくうま味がしっかり感じられるやわらかな赤身が特徴。ニンニクが効いた特製のみそダレを醤油に溶いて食べるスタイルです。
「冷蔵で品質が管理されている国産の馬刺しの美味しさは言わずもがなですが、特筆すべきはこの特製みそダレ。馬刺しのうまさを何倍にも増幅させる魅惑の調味料です。みそダレ単品でも販売していて、このタレだけを買う人もいるほど中毒性が高いんですよ」
【1位】半世紀以上にわたって老若男女に愛される福島銘菓/ままどおる
1位は、全国的な知名度を誇る焼き菓子「ままどおる」(5個入675円/三万石)。名前の由来はスペイン語で“お乳を飲む子”。その名の通り、ミルキーな餡をバターたっぷりの生地で包んだやさしい味わいの和洋折衷菓子です。
「県民なら一度は食べたことがあるであろう銘菓。昭和42(1967)年の発売以来、人々を魅了し続けています。パッケージのイラストもレトロでステキですよね。ランキングトップであることに納得せざるを得ないロングセラー商品です」
【番外編】「中の人」のイチオシ商品を発表!

最後に、鈴木さん(写真右)と、この春館長になったばかりだという大橋和之さんのイチオシ商品を伺いました。

一つ目は、夏の福島を語る上で欠かすことのできない「桃」(※価格は変動)。毎年7月頃~9月頃に人気の品種が続々と入荷され、館内が桃の華やかな香りに包まれるのだとか。
「福島県は桃の生産量が全国2位で、フルーツ大国を代表する人気の果物。県民は桃を食べることで『夏が来たな~』と実感します。シーズン中は飲食コーナーにて桃パフェなども販売していますので、買って、食べて、福島の桃の魅力に触れていただけたらうれしいです」
二つ目は、鈴木さんと大橋さんが声をそろえてオススメしてくれた「地酒」。福島県は全国でもトップクラスの酒どころ。2025年の全国新酒鑑評会では16銘柄が金賞を受賞し、受賞数日本1位に輝きました。「その中でもイチオシの銘柄を教えてください!」とお願いすると・・・
「どの銘柄も本当に美味しくて、一つに絞りきれず(鈴木さんの隣で大きく頷く大橋さん)・・・。なので、ひと括りで『地酒』と紹介させていただきました。飲食コーナーでは『日本酒3種飲み比べSET』も提供していますので、ぜひお気に入りを見つけていただけたらうれしいです」
まとめ
「福島県の魅力は?」という質問に「一番は人です」と答えてくれた鈴木さん。「奥ゆかしい県民性ですが、皆さん、福島の文化や伝統に誇りを持っています。そして『震災復興の応援をしてくれた方々に恩返しをしたい』と仰る方がたくさんいます。そんな人々だからこそ生み出せる逸品の魅力を、ここ『日本橋ふくしま館 MIDETTE』から発信していけたら、と思っています」

〒103-0022
東京都中央区 日本橋室町4-3-16 柳屋太洋ビル1階
三越前駅
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ライター

牧 五百音
大学の写真学科に通ったのち、ライター兼カメラマンとして活動。趣味が高じ、主に飲食店の取材を行なっています。食べること、お酒を嗜むこと、アクセサリー作りに没頭中。
- 本記事内の情報に関して
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※本記事内の情報は2025年06月24日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。