旬の青果も豊富に取りそろえた“信州のマルシェ”/銀座NAGANO
東京メトロ・銀座駅から徒歩約1分。スタイリッシュな外観が目を惹く「銀座NAGANO」は、“信州のしあわせをシェアするスペース”。アンテナショップはもちろんのこと、イベントスペースや移住交流・就職相談コーナーも併設されています。
1階のショップスペースには、長野県が推奨する“おいしい信州ふーど”をはじめ、季節のテーマに沿った商品が豊富にラインナップ。店内には、四季を感じられる旬の野菜や果物も充実しています。お店を案内してくれたのは、長野県の食に精通したスタッフの荒井留美さん。
「季節ごとに商品やディスプレイを変えているので、いつ訪れても新たな魅力を発見することができます。ワインや地酒が楽しめるバルカウンターも人気です。仕事終わりや休日のサク飲みにぜひご利用くださいね」(荒井さん)
それでは、荒井さんに教えていただいた同店の夏の人気商品ランキングベスト7をご紹介しましょう!
【7位】使い勝手◎な万能選手/味付あらぎりわさび
長野県はわさびの生産量日本一。荒切りの本わさびをたっぷり使用した「あらぎりわさび」(650円/マル井)は、シャキシャキ食感がクセになるという、ロングセラー商品です。
「味付きなので、そのままダイレクトに酒の肴として味わう方もいらっしゃいます。魚料理、肉料理など、どんな食材とも相性バツグン。サラダのドレッシングにプラスするのもオススメですよ」(荒井さん、以下同)
【6位】フルーツのような糖度が自慢!/トウモロコシ
7~8月頃にのみゲットできる「トウモロコシ」(200円~※価格はサイズや仕入れ状況によって変動)は、信州の夏を代表する野菜の一つ。フルーツのような瑞々しさと甘さを存分に堪能できることから、同品だけを目当てにお店を訪れるファンもいるのだとか!
「最も簡単で美味しい食べ方は、皮を一枚だけ残してラップをし、7~8分レンジアップするという方法です。簡単な上にうま味や甘みを逃がさない調理法なので、ぜひ試してみてくださいね」
【5位】信州の人気老舗氷店の味を東京で楽しめる/かき氷
夏といえば「かき氷」(700円~※価格は仕入れ状況によって変動・写真はあんず味)。同店で味わえるかき氷は、飯田市にある老舗店「宮下製氷冷蔵」で作られたこだわりの詰まった一品です。
「中央アルプス系深層天然水を48時間かけて凍らせた高純度な氷を使用しているため、とてもフワフワできめ細やかなんです。長野県産の果物を使用した無添加シロップの優しい甘みが氷の美味しさを引き立てます」
【4位】無添加の野沢菜漬けが丸ごと一株!/野沢菜漬け
長野を代表する伝統食「野沢菜漬け」(453円)。無添加にこだわった「野沢菜本舗」の商品には、一袋に野沢菜が一株丸ごと入っています。
「野沢菜は、部位によって異なる食感や特性を持っています。茎の部分は炒め物などのアレンジ料理に使用したり、葉っぱの部分はご飯に巻いて召し上がったり・・・。野沢菜漬けの魅力を余すことなく楽しめますよ」
【3位】長野県民の食卓には欠かせないマストアイテム/七味缶
レトロなブリキ缶のパッケージでお馴染み、七味唐辛子の老舗「八幡屋礒五郎」の「七味缶」(432円)は、長野土産の定番。江戸時代から長く愛されている七味は、長野県民にとってなくてはならない存在なのだとか。
「私ももちろんマイ七味を持っています(笑)。定番の七味以外にも、ゆず七味・ラーメン用七味・山椒・ガラムマサラなどバリエーションも豊富。全種類持っているという方も少なくありません」
【2位】素朴な味わいに心がほっこり/おやき
一つ一つ丁寧に包んだ「おやき」(216円/小川の庄)は、長野県の北信地方の郷土食。香ばしい皮とたっぷりの具材を口いっぱいに頬張れば、心がじんわりと温かくなります。
「定番の野沢菜、切り干し大根、ナスなどが人気ですが、最近はラタトュイユやりんご入りなどの変わり種を購入する方も増えています。チーズをのせて焼いて、ワインのお供におやきをつまむ、という方もいらっしゃいますよ」
【1位】シャキッとした食感がたまらない!/ワッサー
フルーツ王国としても知られる長野県では、ブランド桃を多数輩出しています。中でも近年特に注目されているのが、白桃とネクタリンを自然交配させて生まれた「ワッサー」(300円〜※価格はサイズや仕入れ状況によって変動)。県外ではなかなか手に入りにくい希少な果物です。
「噛むとシャキッと音がするほどの硬め食感で、その歯応えと濃厚な甘みがクセになるんです。都内でワッサーが買えるのはまだ数軒だけ。同店では、現地価格の手頃なお値段でゲットできます!」
【番外編】オススメ商品は「天守石垣サブレ」と「リンゴの発泡酒」
ランクイン商品の他に、荒井さんがオススメする夏にぴったりの2品をお聞きしました。
数あるスイーツの中から荒井さんが選んだのは、松本城の石垣をイメージした「天守石垣サブレ」(275円/マサムラ)。マカダミアナッツを練り込んだサブレの間には、ホワイトチョコレートがサンドされています。
「一見するとオーソドックスなサブレですが、一口食べるとリッチな味わいにびっくりしますよ。冷蔵庫で冷やすと、ホワイトチョコのパリパリ食感も楽しめて、美味しさが一層アップします」
全国2位の出荷量を誇るりんごを用いたお酒も多種多様。「サバノスミス ヴィヴィッドホップシパー」(1,158円/サノバスミス)は、りんごとホップを原材料にした“シードルとビールのいいとこ取りのようなお酒”なのだそう。
「進化と挑戦を続ける醸造所『サバノスミス』が手がける同品は、りんごとホップとハーブの香りが爽やかな夏にピッタリのアルコール飲料です。最先端の新感覚なテイストをご賞味ください」
まとめ
四季折々、店頭に並ぶ商品が変化する「銀座NAGANO」。長野へのプチトリップ気分を味わいたい方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
〒104-0061
東京都中央区銀座 5-6-5 NOCOビル(1、2階)
銀座駅
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「東京で暮らす人には、ふるさとがある」をテーマに、毎回一つの都道府県にスポットを当てる『東京トレンドランキング』の連載コーナー「メトロでつながるニッポン」。2023年7月号(6/25発行)では長野県に着目。アンテナショップ情報に加え、長野県の郷土料理を味わえる都内のオススメのお店も紹介しています。
牧 五百音
大学の写真学科に通ったのち、ライター兼カメラマンとして活動。趣味が高じ、主に飲食店の取材を行なっています。食べること、お酒を嗜むこと、アクセサリー作りに没頭中。
- 本記事内の情報に関して
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※本記事内の情報は2023年06月25日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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