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こんにちは、ビールライターの富江弘幸です。


みなさんは台湾に行ったことはありますか?私は何度か訪れたことがあり、そのたびに台湾料理とビールの相性は最高だと思っています。本記事では、代々木にオープンした「台湾クラフトビールと台湾料理が楽しめるクラフトビールバー」をご紹介します。

日本ではここにしかない台湾クラフトビールも!台湾料理も絶品なお店/シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

  • ▲写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

    ▲写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

  • ▲写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

    ▲写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

JR代々木駅西口から徒歩5分ほど、小田急線南新宿駅からも近い落ち着いた路地にあるのが「シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京」。


2023年11月2日にオープンした同店では、台湾のクラフトビールを中心としたビールサーバーを12個設置。台湾、香港、シンガポール、ベトナムのボトルや缶ビールも約20種類も取り扱っています。台湾料理と一緒にクラフトビールが楽しめるという噂を聞いて訪れてみました。

  • ▲写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

    ▲写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

  • ▲写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

    ▲写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

店内はシンプルかつスタイリッシュな印象ですが、緑色のカウンターや「嘻嘻 XIXI TOKYO」と書かれた天井のネオンが、どことなく台湾っぽさを醸し出しています。同店は、台湾の台北にある「シーシータイペイ」というお店の姉妹店ということで、期待も高まります。

▲「トースティーラガー(アグリーハーフビアー)」(1,090円) 写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

▲「トースティーラガー(アグリーハーフビアー)」(1,090円) 写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

ここを訪れたら、やはり台湾クラフトビールは飲んでおきたい!中でも注目すべきは「アグリーハーフビアー(Ugly Half Beer 酉鬼啤酒)」というブルワリー(醸造所)のビールです。あまり聞いたことがないかもしれませんが、それもそのはず、日本ではここでしか飲めないのです。


シーシートーキョーとシーシータイペイを経営している川井さんが、まだ日本では知られていない台湾の人気ビールを広めるべく、提供する銘柄をセレクト。その中で、台湾の食材や文化、習慣をテーマにしたビールを造っているアグリーハーフビアーに注目したそうです。台北店との付き合いもあり、直接輸入しているとのこと。


オススメは「トースティーラガー」(1,090円)というビール。なんと台湾の朝食をイメージしているそうです。原料には、紅茶のほか、台湾の有名朝食チェーン店から仕入れたトーストの切れ端を使用。モルトと紅茶の香りが同居するユニークなフレーバーです。


ほかにも、日本でも知られている「タイフーブルーイング(臺虎精釀)」や「サンマイ(金色三麥)」も提供されており、とことん台湾のクラフトビールを楽しめます。

  • ▲「大雞排(台湾フライドチキン)」(890円)

    ▲「大雞排(台湾フライドチキン)」(890円)

  • ▲「大雞排(台湾フライドチキン)」 (890円)写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

    ▲「大雞排(台湾フライドチキン)」 (890円)写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

台湾クラフトビールも大注目なのですが、料理もぜひ楽しんでいただきたいところ。コンセプトは“ビールに合う台湾料理”。川井さんが台湾生活の中で出会った、ビールと一緒によく食べられている料理を提供しています。


まずは、「大雞排(台湾フライドチキン)」(890円)を注文しましょう。台湾を訪れたことがある人はもちろん、最近では日本でも見かけたことがある人も多いと思います。


グラスのサイズと比較してみると、手のひらほどのなかなか大きいサイズなのがわかります。これだけでも結構お腹が満たされるので、一人のときは注意しましょう。お願いすれば食べやすくカットしてくれます。


外側はカリッとしていて中は軟らかくジューシー。軽くスパイスがきいた味わいは、しっかりした苦味のあるIPAと一緒に楽しむと良いかもしれません。

▲「鹽水雞(チキンと野菜の台湾風冷菜)」(1,290円) 写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

▲「鹽水雞(チキンと野菜の台湾風冷菜)」(1,290円) 写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

川井さんのオススメは「鹽水雞(チキンと野菜の台湾風冷菜)」(1,290円)。野菜、キノコ、茹でた鶏モモ肉を、台湾風スパイスやオイルで和えた冷菜です。スパイスやニンニクがきいているので、どんなビールにも合いそうですが、フルーティーで濁りのある見た目のヘイジーIPAと合わせてみるのも良いでしょう。

▲「鹽酥雞(台湾風チキンと野菜の唐揚げ)」(1,290円) 写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

▲「鹽酥雞(台湾風チキンと野菜の唐揚げ)」(1,290円) 写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

あまり日本では見かけない料理では、「鹽酥雞(台湾風チキンと野菜の唐揚げ)」(1,290円)がオススメ。こちらもスパイスがきいていて、ついついビールが進んでしまう味わい。

  • ▲「麻辣水餃(麻辣ピリ辛水餃子) 」(790円) 写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

    ▲「麻辣水餃(麻辣ピリ辛水餃子) 」(790円) 写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

  • ▲「葱油拌麺(葱油混ぜ麺)」(690円) 写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

    ▲「葱油拌麺(葱油混ぜ麺)」(690円) 写真提供:シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

「麻辣水餃(麻辣ピリ辛水餃子)」(790円)は、山椒がアクセントにきいているピリッとした味わい。モチモチした皮が魅力の水餃子です。「葱油拌麺(葱油混ぜ麺)」(690円)は、台湾でもよく食べられている、ネギ油を使ったシンプルかつうま味のある混ぜ麺。これで締めると最高です!

日本ではここでしか飲めない台湾クラフトビールも!台湾っぽさ満載の代々木「シーシートーキョー」_1229841

仕入れ状況によってビールのラインナップは変わります。お目当ての一杯に巡り合えなくても、店員さんに料理との組み合わせを聞いてみれば、新しいビールとの出会いがあるかもしれません。


東京にありそうでなかった台湾クラフトビールと台湾料理のお店で、最高の組み合わせをぜひ味わってみてください。

スポット
シーシートーキョー XIXI TOKYO 嘻嘻東京

〒151-0053
東京都渋谷区代々木 1-41-12 フィルパーク代々木 2F

代々木駅

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※本記事内の情報は2023年12月23日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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