和菓子・ネオ和菓子専門家がナビゲート!
こんにちは!和菓子・ネオ和菓子専門家の安原伶香です。
バレンタインやホワイトデーシーズンの今、やっぱりチョコレートが気になりますよね♪今回は「プレゼントしたい和チョコならココ!」として、いま注目度 No.1の和スイーツをご紹介します!
和のエッセンスを多数取り入れた山のチョコレート/小楽園 TEA SALON & BOUTIQUE
2023年1月に東京・代々木上原にオープンした「小楽園 TEA SALON & BOUTIQUE(ショウラクエン ティーサロンアンドブティック)」は、“桃源郷の土産物屋”がコンセプトのスイーツショップ。異国情緒あふれる店内が印象的で、一歩足を踏み入れた瞬間からくり人形に迎えられ、その摩訶不思議な世界観に魅了されます♪

そんな同店の看板メニューは、“雛文化”に着目したチョコレート菓子「山菓子」。古来より小さなもの(=雛)に愛情を注ぐ日本ならではの文化を“雛文化”と定義づけ、大きな山々を手のひらサイズのチョコレートで表しています。
それらは、地形データをもとに、3Dプリンタを使って日本に実在する美しい山々を忠実にかたどったもの。そしてチョコレートの中には各地域の特産品を取り入れたガナッシュやスポンジなどを地層のように重ね、その山が持つイメージや季節を表現しています。
現在販売されているのは「静岡県/山梨県 富士山(春)」をはじめ、「北海道 利尻山(冬)」「東京都 八丈島西山(夏)」「静岡県 大室山(晩春)」「大分県 由布岳(秋)」「鹿児島県 桜島御岳(夏)」の計6種。今後新たな山菓子が登場する可能もあるようなので楽しみですね♪
一番のオススメはグランドオープンを記念して作られた「富士山」。美しい藍色と浅葱色の“山肌”はホワイトチョコレートをベースに作られています。
上から食べ始めると、“山頂”ではイチゴをたっぷりと使用した桜色のガナッシュが登場します。さらに“山腹”には小豆を敷き詰めた抹茶のケーキ、桜の葉のガナッシュ、“山底”には特産物の静岡県産抹茶を使用したサクサクのクランチチョコが使われています。
一層一層を手作業で丁寧に重ねているそうで、まるでアートのような見た目についうっとり。

形状だけでなく、色合いもとっても美しく、見ているだけでワクワクする新感覚の「山菓子」は同店ならでは。チョコレートという洋菓子の素材がメインでありながら、日本の山をモチーフに日本国内にある“和の素材”を大切に生かしているのも、魅力的な和チョコだと思います!
味わいや食感が複雑ながらもしっかりと調和がとれており、上品でまとまりのある縁起の良い手のひらサイズの「富士山(春)」。これからの時期の贈答用にもオススメですよ♪

▲イートインスペースの様子
今までにはなかった新感覚の和チョコ「山菓子」、ぜひチェックしてみてくださいね!
- 小楽園 TEA SALON & BOUTIQUE
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所在地
東京都渋谷区元代々木町 10-9
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最寄駅
代々木上原
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※本記事は2023年02月28日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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