リニューアルで話題の人気スーパー銭湯/両国湯屋 江戸遊

両国駅から徒歩1分。2019年6月にリニューアルして、より快適に生まれ変わった「両国湯屋 江戸遊」があります。のれんをモチーフにした真っ白なビルの入り口は、和モダンな雰囲気が漂っています。

館内に一歩入ると、木のぬくもりが感じられる空間が広がっており、紅色の江戸切子が目を引くカウンターでスタッフさんが笑顔で迎えてくれます。初めて来る人でもなんだか居心地がよく、ホッと安心できそう♪

脱いだ靴を下足箱へしまったら受付へ。下足箱の鍵に付いたICタグをタッチすれば、入館登録が完了。
館内での飲食店や自販機、エステの利用はこの鍵で管理され、退館時にまとめて清算するシステムです。都度お会計の手間がなく快適♪

入館料は2,970円(朝風呂と1時間以内の利用を除く)。深夜1時~翌朝6時は1時間ごとに360円の深夜料金がかかりますが、高濃度炭酸泉や各種サウナが楽しめ、追加料金ナシで岩盤浴を利用できるので、一晩過ごして4,770円はコスパが高いといえます!
同施設は5階建て。1階が受付、2階が男性フロア、3階が男女共用の休憩スペースと食事処、4階が女性フロア、5階が岩盤浴やエステのフロアとなっています。
1階では充電ケーブルなどが借りられる他、世界各地20種類以上のミネラルウォーターも販売しているので、入浴前に立ち寄るのも良いですね。
癒やされる♡ハイクオリティーなお風呂とサウナ

▲写真提供:両国湯屋 江戸遊
大浴場は広くて快適。女湯の壁には「赤富士」の通称で知られる葛飾北斎の「凱風快晴」が描かれていて、テンションが上がります♪5つのジェットバスを新設したジェット浴槽をはじめ、6種類のお風呂が楽しめます。
冷え性やむくみ、肩こりなどに悩んでいる人は高濃度炭酸湯に浸かって。体内に取り込まれた炭酸ガスが血管を広げ、身体を芯から温めます。

雲型の天窓がある空間に設けられているのは、漢方薬湯と寝湯。細かい気泡が混ざったシルク湯に体を横たえて空を眺める時間は、至福のひととき♡さらに女湯には、泥パックを楽しめる足湯もありますよ!

▲写真提供:両国湯屋 江戸遊
男湯・女湯ともに設置されているのは、本格フィンランド式サウナ。香しいヒノキの香りでリラックスできます。温まったら、水風呂でほてった身体を冷まして。この温冷交代浴を繰り返すことで得られる爽快感がヤミツキに♪

▲写真提供:両国湯屋 江戸遊
高温サウナが苦手な人のために、中・低温サウナも用意されています。女湯には、45℃前後の「アロマスチームサウナ」があります。心地よい香りで癒やされる♡スチームで保湿効果も期待できるので、お肌の乾燥が気になる方にオススメ。

女湯のパウダールームには、ドライヤーの他にブラシ、化粧水、乳液などがそろっていて、自由に使えます。メイク落としは、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープと合わせて洗い場に用意されているので、手ぶらで来ても心配ありませんね。
カップルで入れる岩盤浴で、一緒にゴロゴロ

お風呂で身体を流した後は、5階の岩盤浴へ。館内に3つある岩盤浴のうち、2つは追加料金が要らないので是非利用したいところ。しかも平日は予約不要。男女一緒に入れるので、岩盤浴デートができちゃいます♡
1つ目の岩盤浴、「白珪房(ハッケイボウ)」の出入口は、高さ90cmほど。これは江戸時代、室内の熱気を一定に保つために銭湯で採用されていた造りなんだそう。かがんで入ると、中にはほの暗い空間が広がっています。天然の鉱石から放射される遠赤外線とマイナスイオンが身体を芯から温め、汗や老廃物の排出を促す岩盤浴。入浴後の爽快感とツヤピカ肌が醍醐味です。

▲写真提供:両国湯屋 江戸遊
2つ目の「月光房」は床に寝転ぶタイプの岩盤浴。ピンク色の麦飯石はミネラルを多く含み、遠赤外線作用などがある鉱石です。体の新陳代謝を促してくれますよ。

▲※当面の間、ラドン岩盤は休止しています
ラドン岩盤浴「風」は常時予約制で、別途1,000円のお支払いが必要です。こちらは天井に風情ある北斎の「牡丹に蝶」を据えた、座るタイプの岩盤浴。壁面に特殊なタイルを400枚配し、ラドン温泉と同様の効果を体感できるのだそう。
過ごし方が自由に!思いきりくつろげる「お休み処」

身体がポカポカになったら、3階の「お休み処」へ。23時以降は男性専用になりますが、それまでは男女共用。彼と一緒にのんびりできます♡
趣の異なる4種類のスペースがあり、好きなところで自由に休めるのが魅力。フカフカの絨毯に座布団やクッションが置かれた広い空間は「庭」。おうち気分でゴロゴロできちゃいます♪

▲写真提供:両国湯屋 江戸遊
「庭」の奥にある「畳の間」は、和のスペース。不思議な形のビーズクッションは、座ると良い具合に背もたれができ、楽な姿勢をキープできますよ。

▲写真提供:両国湯屋 江戸遊
「畳の間」の隣にある「離れ」は、他のスペースとは少し区切られた半個室。広々とした空間よりこぢんまりとした部屋の方が落ち着く、という人にピッタリです。

リクライニングチェアに身体を預けて休みたい人は、「板の間」へ。モニターでTVを見たり、雑誌を読んだりしたい人にオススメです。全席、コンセント付きで携帯電話の充電もバッチリ。
23時以降はレストラン「北斎」や「湯Work」で過ごして

▲写真提供:両国湯屋 江戸遊
23時以降も一緒に過ごしたいカップルは、同じフロアにある食事処へどうぞ。二八蕎麦が人気の「北斎」は翌4時まで営業。22時半以降も軽食やクラフトビールなどが楽しめます♪

▲写真提供:両国湯屋 江戸遊
また、23時以降の仮眠は、男女別フロア(男性2階、女性4階)に移動します。それぞれに専用のワークスペース「湯Work」とリクライニングルームが設けられ、ブランケットも用意されています。女性フロアの「湯Work」には、ソファベッドやリクライニングチェアも多く設置されていますよ。

▲写真提供:両国湯屋 江戸遊
この旧大浴場をリノベした遊び心あふれる「湯Work」には、コンセントとUSB差込口、Wi-Fi環境を完備。ワークスペースになっているので、仕事やPC作業ができるのです!リラックス空間で集中力が高まり、作業もはかどりそう♪
まとめ
下町風情が残る、遊び場の豊富な両国エリア。デートを終えて彼と別れるのが淋しいときは、あえて終電を見送って、大人のスーパー銭湯で上質な夜時間を過ごすのも悪くないかも♪
- 両国湯屋江戸遊
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所在地
東京都墨田区亀沢 1-5-8
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最寄駅
両国
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電話番号
03-3621-2611
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備考
※新型コロナウイルス感染症対策のため、朝までの深夜営業を中止している場合があります。
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取材・文・写真/佐々木 志野
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※本記事は2022年07月27日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事は2020年01月10日に公開した内容を一部加筆・修正した上で、2022年07月27日に再公開しております。
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