【銀座】無料の美術館も！雨の日のおすすめデートスポット10選

国内外のトップブランドが一堂に集結する「GINZA SIX」は、銀座エリア最大級の複合商業施設。銀座駅・東銀座駅と地下通路で直結しているので、雨に濡れずに行けるのもうれしいポイントです。

地下2階～地上13階建ての本施設は、“ひさし”と“のれん”をイメージしたファサードが印象的。館内のインテリアデザインは銀座や京都に残る路地をイメージして造られており、中央の吹き抜けの空間では、インスタレーションを中心としたさまざまなアート作品を展示しています。

地下2階のフーズフロアには、期間限定のスイーツから贈答用まで多様なニーズに応える専門店がズラリ。地下1階のビューティフロアには、プレステージラインの化粧品を扱う店舗が名を連ねます。

また6階レストランフロアにはコーヒーショップやアートギャラリーを備える「銀座 蔦屋書店」もあり、アートブックなどを開きながら飲食を楽しめるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

明治37（1904）年創業の文房具専門店「銀座 伊東屋　本店」。“働く人をサポートする”文房具の総合デパートです。

地下1階～地上12階から成る同店は、グリーティングカードやレターセットを扱う2階「SHARE」、万年筆をはじめとした高級筆記具などが並ぶ3階「DESK」、手帳や革小物が豊富にそろう4階「CARRY」など、フロアごとに異なるテーマで構成されています。

雨の日のデートにオススメなのは、その場で手紙を書いて投函できる2Fの「Write & Post（ライト＆ポスト）」。普段は恥ずかしくて口に出せない思いを手紙に綴って、恋人と送り合ってみるのもロマンチックですね。

王道の映画デートを楽しみたいカップルには、和光本館裏にある「シネスイッチ銀座」がオススメ。昭和62（1987）年のオープン以来、世界中から選りすぐった映画を切り替え（スイッチ）上映している老舗のミニシアターです。

館内は、静かな夜の森をイメージしたブラウン調のスクリーン「シネスイッチ1」と、深い海をイメージしたダークブルー調の「シネスイッチ2」の2スクリーンで構成。通路に掛けられた映画紹介やポスターなどが昭和レトロの雰囲気を醸し出していて、タイムスリップしたような気分を味わえます。

歌舞伎専用の劇場として、明治22（1889）年に開場した「歌舞伎座」。銀座のシンボルとして親しまれており、平成14（2002）年には国の登録有形文化財に登録されました。

観劇はもちろん、食事処や土産処、弁当処などが集合する「木挽町広場」や「歌舞伎座 ギャラリー回廊」、草木が植えられた屋上庭園などもあり、観劇以外の楽しみも充実。マンネリデート気味のカップルにもオススメです。

一般座席は、1階両脇に設置された桟敷席のほか、1等席、2等席、3階A席、3階B席の5種類。さらに4階には一幕から鑑賞できる「一幕見席」が設けられており、歌舞伎を手軽に楽しみたい人や、何度も足を運びたい熱心なファンに人気を集めています。

国内外から観光客が訪れる名所として、二人で楽しんでみて。

日常のあらゆるシーンを楽しめる飲食店や、銀座の街並みを一望できるサウナ施設などが入居する複合施設「SALON 91°（サロン・ナインティワン）」。

同施設は東京メトロ・銀座駅より徒歩5分。都心での日常の中にリフレッシュの機会を組み込む、“泊まらないホテル”という新しいコンセプトのスポットです。

施設内には、京都でも予約困難な日本料理店として話題の「富小路やま岸」の姉妹店で東京初進出となる「呑小路やま岸」や、肩肘を張らず立ち寄れるフレンチバル「フレンチバルギンザ by plein」など、注目の飲食店がそろいます。

また11階には、日本文化の良さを改めて感じる、コンセプトの異なる3室のプライベートサウナと水風呂、心地よい風を感じるテラスを用意。12階は、贅沢にワンフロアを使用した大空間のサウナと、そのさらに上空には街並みが一望できる特別な“ととのい空間”となるインフィニティテラスを完備しています。

日常の中でのリフレッシュ願望を叶えてくれるSALON 91°に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

甘いもの好きの二人にピッタリなのが「資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ」。明治35（1902）年、当時まだ珍しかったアイスクリームを販売する、日本初の“ソーダファウンテン”として誕生した「資生堂パーラー」の伝統を受け継ぐ店舗です。

店内に一歩足を踏み入れば、赤い壁にピンクのインテリアが映えるレトロモダンな空間がお出迎え。名物の「ストロベリー パフェ」や「チョコレート パフェ」のほか、季節限定のデザートなどを味わえます。

開業当時からの伝統を受け継ぎ、アイスクリームは現在も専用の部屋で毎日手作り。そんな自家製のバニラアイスクリームを添えた「アイスクリームソーダ」や「プリン ア ラ モード」は、是非味わってほしい伝統の一品です。「シュリンプフライサンドウィッチ」などの軽食も提供しているので、デートの休憩にぜひ立ち寄ってみては。

「銀座三越」の新館8階（入り口は9階）にある「アートアクアリウム美術館 GINZA」は、金魚をメインにしたアート展示を行うミュージアム。

館内では、スリムな姿で魚らしい形をした和金型や、体が丸く背が高くもり上がっている琉金型、大きな体でゆっくりと泳ぐ姿が優雅ならんちゅう型など、さまざまな種類の金魚を展示しています。

また当館は、幻想的な写真が撮れる“映えスポット”としても知られており、女性客からも人気。優雅に泳ぐ金魚たちはもちろん、空間自体もカメラに納めたくなる美しさです。

ホームページで館内各所で映える写真を撮るコツなどを紹介しているので、デートの思い出に幻想的な1枚を撮ってみてくださいね。

雨の日こそアートをゆっくり楽しみたいという二人は、東京銀座資生堂ビルのB1Fにある「資生堂ギャラリー」へ。日本に現存する最古の画廊と言われるギャラリーで、入場無料で利用することができます。

同施設は、大正8（1919）年のオープンから“新しい美の発見と創造”に取り組み、日本の芸術文化振興に寄与してきました。過去には、後に大成した作家のデビューの場となったこともしばしば。現在は現代美術に主軸を定め、前衛性と純粋性を兼ね備えた同時代の表現を積極的に発信しています。

平成13（2001）年には「東京銀座資生堂ビル」の地下1階にリニューアルオープン。5mを超える天井高を持つ銀座エリア最大級の空間を生かし、さまざまな展示プログラムを実施しています。中でも、昭和22（1947）年に始まったグループ展「椿会」は、同ギャラリーの活動を代表する展覧会として、70年以上にわたって継続開催されています。

ギャラリーの上階には「資生堂パーラー 銀座本店」があるので、アート鑑賞の前後に食事やお茶を楽しんだり、手土産スイーツを購入したりするのはいかがでしょうか？

「ポーラ銀座ビル」にある「ポーラ ミュージアム アネックス」は、無料でアートを鑑賞できるギャラリーです。

ポーラ銀座ビルのコンセプトである“3つの美”（美容・美術・美食）のうちの“美術”を担う施設で、平成21（2009）年にオープンしました。

“銀座という街でたくさんの人々に芸術を通して美意識・感性を磨いてほしい”という思いから、年間を通じて無料の企画展を実施。ポーラ美術館のコレクションから現代アートまで、多彩な企画の展開により、未来へつながるアートを提案しています。

デートの合間にアート好きの彼を誘って、ぜひ足を運んでみてくださいね。

「キヤノンギャラリー銀座」は、写真好きの心を満たす入場無料のギャラリー。写真・映像文化への貢献を目的に、キヤノンマーケティングジャパンが運営しています。

ギャラリー内では、プロ・アマ、ジャンルを問わず広く公募した作品の数々を、ほぼ2週間ごとに入れ替えて展示。出展作家が在廊していれば、作品の解説や撮影時のエピソードなど、作家自身から貴重な話が聞けることもあるといいます。

また、隣接するキヤノン直営店「キヤノンフォトハウス銀座」では、カメラやレンズ、プリンターなどの最新機種をいち早く体験することが可能。写真にまつわる各種セミナーやイベントも随時開催されており、写真好きにはたまらないスポットです。