東京国立近代美術館/近代日本美術の至宝と一緒に二人で撮影できちゃう

東京国立近代美術館 外観

皇居に近い北の丸公園にある「東京国立近代美術館」は、日本で最初の国立美術館。日本画、洋画、版画、彫刻、写真、映像など、明治から現代までの幅広いジャンルにわたる日本美術の名作を、海外の作品もまじえて多数所蔵しています。その数おおよそ13,000点以上。横山大観、岸田劉生らの重要文化財を含む、国内最大級のコレクションです。


東京国立近代美術館 MOMATコレクション

そんな同施設で、写真撮影ができるコーナーが、選りすぐりの約200点を集めた所蔵作品展「MOMATコレクション」。会期ごとに作品が入れ替えられて常に楽しめる!とアート好きから絶大な支持を得ています。フラッシュや三脚の使用は厳禁ですが、撮影禁止の表示がある一部の作品を除けば写真撮影OK。

2002年と2012年に大規模リニューアルした所蔵品ギャラリーで、100年を超える日本美術の流れを一挙にたどりつつ、アートなデートの素敵な思い出を写真に残してみては?


東京国立近代美術館
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル8:00~22:00)
開館時間:所蔵作品展 10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)金・土曜は10:00~20:00 ※企画展の土曜日の閉館時間は展覧会により異なります
休館日:月曜(祝日の場合は開館し、翌日休館)、展示替期間、年末年始
料金:所蔵作品展は一般500円
最寄駅:竹橋





岡本太郎記念館/奇才アーティストの等身大像と記念撮影してテンションUP

岡本太郎記念館 館内

巨大モニュメント「太陽の塔」や「芸術は爆発だ!」の名言で知られる岡本太郎が50年近く暮らしていたアトリエ兼住居で、未完の作品なども含め、数多くの作品が所蔵されている青山の「岡本太郎記念館」。館内にある等身大の岡本太郎像と二人で記念写真を撮るのがお決まり♪

アート好きな二人なら、テンションUPしちゃうこと間違いなし!


岡本太郎記念館 庭

ユニークなオブジェがたくさん置かれた庭も必見。こちらは写真撮影に加えて触るのもOK。枠にとらわれることを嫌った岡本太郎らしい、自由な雰囲気に満ちています。

住まいだった場所だけあって、館内は靴を脱いで上がるスタイル。リラックスムードでアートの世界に浸りながら、彼と一緒に撮影を楽しんで、SNSに写真をポストしてみて!


岡本太郎記念館
住所:東京都港区南青山6-1-19
電話番号:03-3406-0801
開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
休館日:火曜(祝日の場合は開館)、12月28日~翌年1月4日、保守点検日※2018年2月19日(月)は臨時休館
料金:一般620円
最寄駅:表参道





国立西洋美術館/ロダンの「考える人」と同じポーズで並んでパシャリ

国立西洋美術館 外観

▲(c) 国立西洋美術館


上野公園内にある「国立西洋美術館」。2016年に世界文化遺産に登録されたことでも有名な美術館です。

フラッシュや三脚を使わなければ、所蔵作品(常設展示作品)の写真撮影は一部の作品を除いてOK。企画展ほど混まないので、モネやルノワールといった印象派の絵画からピカソやミロなどの20世紀絵画まで、ゆったりと鑑賞しながら、写真撮影ができちゃいますよ。

フランス近代彫刻も豊富で、屋外にあるロダンの「考える人」の横では、カメラに向かって同じポーズをとる人の姿も。二人のお茶目な姿を、互いに撮りあう一風変わったデートも楽しそう♪


国立西洋美術館
住所:東京都台東区上野公園7-7
電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:常設展・企画展とも9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)、金・土曜は~20:00
休館日:月曜(ただし月曜が祝日または振替休日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始
最寄駅:上野





森美術館/なんと動画もOKな展覧会も!?現代アート好きなカップルにオススメ

森美術館 外観

▲外観(ミュージアムコーン) 画像提供:森美術館


現代アートに興味があるカップルなら、六本木ヒルズ森タワー53階にある「森美術館」へ。年間100万人以上が訪れる同施設ではジャンルや既存の枠組みにとらわれない斬新な展覧会で知られ、建築やファッション等の企画展も開かれています。

火曜日以外は22時までオープン(最終入館21:30)しているから、仕事帰りのデートに訪れることができるのもうれしいところ。同時代を生きるアーティストの作品は、きっと大きな刺激になるはず♪


森美術館 内観

▲内観(センターアトリウム) 画像提供:森美術館


撮影の可否、撮影エリアは展覧会ごとに違いますが、開催中の「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」(開催中~2018年4月1日)は、写真・動画(1分以内)ともに撮影OK。フラッシュや三脚、自撮り棒の使用はできません。

「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」のチケットがあれば、併設の展望台「東京シティビュー」にも入れちゃいます。作品を鑑賞して、写真や動画を撮ったあと、そのまま東京の美しい夜景を堪能して、二人の思い出をSNSにポスト!そんな大満足なひとときが過ごせること間違いありません。


森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:月、水~日 10:00~22:00(最終入館21:30)、 火 10:00~17:00(最終入館16:30)
料金:「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」一般1,800円
休館日:会期中無休
最寄駅:六本木





横浜美術館/まるでヨーロッパ旅行の思い出のような写真が撮れる♪

横浜美術館 外観

▲撮影:笠木靖之


建物自体が写真映するのは、みなとみらいの「横浜美術館」。ヨーロッパを思わせる石造りの建物が特徴です。

欧米近代美術と日本近代美術の相互影響の足跡をたどれる20世紀から現代の作品を中心に、約12,000点を所蔵。マグリットやダリといったシュルレアリスムの作品、写真コレクションも充実しています。


横浜美術館 内観

▲撮影:笠木靖之


所蔵作品を展示するコレクション展会場に加え、高い天井と階段状の展示スペースが印象的なグランドギャラリーでの写真撮影もOK。フラッシュや三脚の使用、作品の1点撮り、展示室での動画撮影は不可なのでご注意を。

御影石をふんだんに使った上質な空間の中、優雅な気分でアートを鑑賞すれば、きっと充実したデートになるはず。

写真を見返せば、「まるで海外旅行に行ったみたいだね!」と彼との会話も一層盛り上がること間違いありません♡


横浜美術館
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
電話番号:045-221-0300
開館時間:10:00~18:00(入館は閉館30分前まで) ※展覧会によって異なる場合があります
料金:コレクション展 一般500円※企画展は別途
休館日:木曜、年末年始 ※展覧会によって異なる場合があります
最寄駅:みなとみらい





まとめ

著作権保護や作品の劣化防止などのために館内での撮影を禁じるのが慣例だった日本の美術館でも、最近は私的利用であれば写真撮影を許可するところが増えています。多少の制限はあるものの著名な美術館でも写真撮影OKなのを知らなかった人も多いのでは?

おしゃれでアートな写真をSNSにアップできるから、定番の美術館デートも新鮮に感じられるはずですよ♡



取材・文/佐々木志野
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