ときめきがとまらない♡都心から下町まで、みんな大好き焼きいも専門店3軒
おなじみの焼きいも販売車も、なかなか見かけることがない東京都内。
一体どこに行けばあの懐かしくて美味しい味を堪能できるのか…。そこで東京都内でこだわりの焼きいもが味わえるお店を探して、専門店3軒を食べ歩いてみました♪
素朴なあったかスイーツは、寒い冬にぴったり。身も心もほっこりさせてくれますよ♡
【麹町】試食可!オフィス街で焼きいもを食べる非日常体験が味わえる!?『えぬけいふーど』
最初にやってきたのは東京の真ん中、見渡す限りビルだらけのオフィス街、麹町です。駅からしばらく歩いてゆくと、突如として「ほっかほかの焼きいも」の文字が現れました!
まさかこんな都心の駅近に、焼きいも屋さんがあるなんてびっくり!こじんまりした素朴な佇まいと、懐かしい雰囲気がたまりません!
お店をよく見てみると、想像以上に様々な種類の焼きいもが並んでいます。
「紅あずま」に「安納いも」など、耳にした事がある種類のお芋から、「シルクスイート」や「紅ほのか」など珍しいものまで多彩。じっくり観察してみると大きさも形も結構違うんです。
お店の貼り紙には、代表的な焼きいもの種類の解説もありました。
糖度が高いのに低カロリーな安納いも(種子島)や、食物繊維が豊富な五郎島金時(金沢)、さらには抗酸化作用で血液をサラサラにしてくれるというパープルスイート(茨城)など。
こうやって見ると焼きいもって意外と奥が深いですね!
お店のお母さんのオススメで購入したのがこの2種類の焼きいも。
「金時」(450円)と「シルクスイート」(350円)です。紙袋に入れてくれるというのも懐かしい感じがします。
まずはシルクスイートを。紙袋を開けてみると、その大きさがまた凄い!
丸みを帯びていてずっしりと重いこの焼きいもを、半分に割ってみると中からほわ~んと湯気が立ち上っていい香り♪
皮のちょっとした焦げ目、そして濃い黄色のこのお芋。ホクホク感たっぷりで食欲をそそります。
すごく甘いというわけではないですが、口の中で溶けていく食感と後味の良さが抜群。甘過ぎるのが苦手という女子には、特にオススメです!
そして次に味わったのは金時(徳島の鳴門金時)。こちらはシルクスイートよりも色は薄いですが、しっかりした食感で、甘みも強く、昔ながらの焼きいもという感じでした。
同じ焼きいもでも、食感や口溶け、伝わってくる甘みや後味などが違うことに驚き!
お店のお母さんはとってもおおらかで優しく、まるで田舎に戻った時を思い出すようなあたたかさ。
どれにしようか迷ったら、なんと試食もさせてくれます。
仕事帰りなどにふらりと立ち寄って、アツアツ焼きいもをほお張れば、気持ちもほっこりすること間違いありませんよ♪
えぬけいふーど
住所:東京都千代田区麹町4-4
電話番号:03-3221-5160
営業時間:11:00~19:30
定休日:日曜日
最寄り駅:麹町
【根津】焼きいも以外にも、芋蜜を使用したスイーツも堪能できる『薩摩芋蜜匠あめんどろや』
続いてやってきたのは東京の下町、通称「谷根千」と呼ばれる、谷中・根津・千駄木の界隈です。
根津駅から徒歩1分の場所にある、『薩摩芋蜜匠 あめんどろや』。こちらは焼きいもに加え、芋けんぴやポテトシロップなども販売している鹿児島発のお店。あめんどろ、とは南薩摩地方の方言で、芋あめ、芋蜜のことを言うのだそう。
お店をのぞいてみると入り口にさつまいもがど~んと置かれています!そして店内には二人ほどが座れるスペースが。
焼き芋だけでなく種子島の農場から直送した箱入りの安納いもなども販売されているのも、こちらのお店の特徴。
まず味わったのは「いも蜜大学芋」(1パック500円)。紅はるかという品種のお芋に添加物を使用しない黄金千貫の芋蜜を組み合わせて味わう逸品。
お芋本来の甘みに上品な甘さの蜜が加わり、まるで高級な和菓子を食べているような感覚♡
また、こちらの「芋蜜けんぴ」(1パック540円)も、カリッとした食感の後に口の中で芋蜜が溶け、イモの美味しさが香ばしく感じられるような逸品。スイーツ好き女子なら絶対に味わってもらいたい一品です!
そして蜜芋スイーツたちの後に堪能した焼きいもは、「安納いもの壺焼き蜜いも」(約200gで300円)。口に入れた瞬間にしっとり感と強い甘みを感じます♡ホッカホカで甘みたっぷりのこの味わいは、癖になりそうな予感。
他のお店ではなかなかお目にかかれないお芋のシロップ「芋100%の芋蜜」(3本セット1,500円)もオススメ。ストレートで濃厚な甘みの薩摩芋の蜜、少し酸味が効いた紫芋の蜜、マイルドな口当たりなのに甘み際立つ安納芋の蜜と、3種類それぞれ独特な味わいを楽しめますよ。
芋蜜を使用したスイーツを食べるのは初めてでしたが、上品な甘みがとっても印象的。ちょっとした手土産などに持っていけば喜ばれること間違いなしです!
焼きいもをはじめ、芋蜜スイーツやシロップなど、お芋の美味しさを存分に堪能できるこちらのお店。谷根千で下町お散歩した際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
薩摩芋蜜匠 あめんどろや
住所:東京都文京区千駄木2-28-8
電話番号:03-3827-0132
営業時間:10:00〜18:00
定休日:月曜日、年末年始(月曜日が祝日の場合は翌日)
最寄り駅:根津
【豪徳寺】焼きいも好きの間では有名な、こだわりのラインナップを誇る『焼きいも専門店 ふじ』
東京都内での焼きいも屋さん巡り。最後にやってきたのは世田谷区豪徳寺。東急世田谷線山下駅や小田急線豪徳寺駅の近くにあるお店へ向かいました。両方の駅からほど近い小さな商店街を歩いていくことおよそ5分。
『やきいも専門店 ふじ』と書かれたこちらのお店は、東京都内でも有名な焼きいも専門店。訪れたこの日も馴染みと思われるご近所さんが焼きいもを買いに来ていて、地元で愛されていることがひしひしと伝わってきました。
時期によって多少のラインナップの変更はあるそうですが店内に入ると、こちらにも美味しそうな焼きいもがたくさん!
「安納芋」に「鳴門金時」、「紅はるか」「さつま金時」「アメリカにんじんいも」に「桜島紫いも」など種類豊富。さらにこちらでは、焼きいも以外のスイーツメニューも楽しむ事ができます。
それがこちらの芋をはじめとした各種「ソフトクリーム」(各280円)。季節によっては、「冷やし焼き芋」やアイスを最中でサンドした「焼き芋アイス」などを味わう事もできるそうですよ。
焼きいもを購入するついでに味わったのが「紫芋のソフトクリーム」。紫芋特有の抗酸化作用などで美容にも良いのだとか。
温かい焼きいもを待ちながら味わうソフトクリームもなかなか美味しい!自然な甘みで、いくらでも食べられてしまいそう♪
そしてソフトクリームの後にはアツアツの「桜島紫芋の焼きいも」(Mサイズ300円)を堪能。
鮮やかな紫色で、見た目もキレイ。お芋の食感はしっとりしていて、まろやか。ぎっしり詰まったボミュームたっぷりの一品で、これ一つでお腹一杯になってしまうほどでした♪
そしてビタミンCがリンゴの10倍だという「さつま金時」(300円)もいただきました。
こちらはしっとり系というよりはホクホク系に近い食感で、いかにも焼きいもらしいイメージの甘さ加減です。
様々な種類があるからどれにするか迷ってしまうという人はぜひ店主さんに相談してみてください。とても気さくで話しやすい方なので、マイフェイバリット焼きいもを見つけるお手伝いをしてくれますよ。
住所:東京都世田谷区豪徳寺1-7-11
電話番号:03-6413-7215
営業時間:10:00~19:00
定休日:不定休
最寄り駅:豪徳寺、山下
寒い日に身体を芯から温めてくれる"焼きいも"って、やっぱり幸せな気分を運んでくれる素敵な食べ物。今回は都内の貴重な専門店3軒をご紹介してきましたが、あの懐かしい味わいだけでなく、バリエーション豊かな焼きいもの進化にもびっくりの焼きいも屋さん巡りでした。
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※本記事内の情報は2016年12月21日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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