ポイント 江戸初期の貴重な大名庭園の一つ。勇壮な石組を各所に見られる
浜松町駅から徒歩すぐの場所にある「旧芝離宮恩賜庭園」。回遊式庭園の特徴をよくあらわした庭園で、文京区にある「小石川後楽園」と共に、江戸初期の大名庭園として公開されています。
江戸時代前期に海を埋め立てた土地に造られた庭園で、幕末には紀州徳川家の「芝御屋敷」となりました。明治時代には有栖川宮家の所有となり、その後、宮内省が買い上げ、皇太后の非常御立退所として用いられた後、「芝離宮」となりました。大正13(1924)年1月には昭和天皇の御成婚記念として東京市(現:東京都)に下賜され、同年4月から「旧芝離宮恩賜庭園」として一般公開されました。
昭和54(1979)年6月には国の名勝に指定。池を中心とした園内には、中国の杭州にある蘇堤を模した石造りの西湖の堤、野鳥が集う浮島、園内で最も標高の高い大山などが配置されています。
勇壮な石組を見られる点も特徴の一つ。石組により滝を模した枯滝や、重厚な雪見灯籠など、見どころが点在しています。
サクラ、フジ、モミジなど、園内各所で季節の草花を楽しめる点もポイント。カモ、サギ、カワセミなど、多様な野鳥を見ることもできます。
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