“365日寿司生活”を送るサラリーマンがナビゲート!

こんにちは。「寿司リーマン」と申します。サラリーマンとして働きながら、全国の回転寿司から高級寿司店まで、すべての寿司を愛し、365日寿司生活を送っています。


今回は、「飲んだ後に“締め寿司”をするならココ!」という寿司店をご紹介します!


この記事を通して、ひとりでも多くの方が、東京で寿司をエンジョイしてくれたら嬉しいです。

ふらっと立ち寄れて、高級店に負けない技術が詰まった握りが1カン130円~楽しめる町寿司/あたぼう鮨

今回は、四谷三丁目駅から歩いて約5分、飲食店が数多く並ぶグルメなエリア荒木町の町寿司「あたぼう鮨」をご紹介します。この店は、地元に根付き多くのお客さんから愛されている町寿司です。

深夜営業する荒木町の人気江戸前寿司「あたぼう鮨」365日寿司生活・寿司リーマンのイチ推し。_673556

「あたぼう鮨」の凄みは、まずその営業時間にあります。なんと深夜3時まで営業しているのです!私も何度か訪問していますが、初めての訪問は、深夜0時ごろでした。飲んだ後の“締め”といえば、ラーメンが定番かもしれませんが、“締め寿司”もオススメですよ!


どの時間帯も繁盛していますが、大将に聞いてみると「ウチは0時前後からが忙しくなる日が多いよ」とのこと。荒木町エリアは周辺に飲み屋も多いので、その後に美味しい寿司を軽くつまんで、締める方が多いそうです。


締めのラーメンも美味しいですが、締め寿司の方が罪悪感が少し軽やかな気もします。ぜひお近くにお住まいの方は、深夜にふらっと行かれてみてください。

深夜営業する荒木町の人気江戸前寿司「あたぼう鮨」365日寿司生活・寿司リーマンのイチ推し。_673557

同店は寿司を食べたいときにふらっと入店し、自分が食べたいネタを好きなだけ注文できる「おこのみ」スタイルが基本。そして価格も数千円で楽しめる「町寿司」でありながらも、高級店に引けを取らないほどの技術と美味しさの寿司が楽しめるのです。


定番のネタはメニュー表に、その日オススメの旬ネタは店内のホワイトボードに書かれており、その中から注文をします。店内はカウンターとテーブルで30名ほどのキャパシティがあり、3名の寿司職人が寿司を握ります。


入店したら、まずはビールや日本酒と2~3品のおつまみを注文し、その後握りを注文するという流れが私のオススメです。


握りをたくさん食べていただきたいのはもちろんなのですが、まずは、おつまみを注文してみてください。


ジャキジャキした食感がたまらない能登産の「天然岩もずく」(写真上)、絶妙な食感と塩梅が他の店とは違う「イカの塩辛」(写真左下)や、写真はありませんが江戸甘味噌に漬け込んで焼いた「サワラの江戸甘味噌焼き」など、ついついお酒を頼まずにはいられない逸品がそろっています。

▲値段が明記されているのが嬉しい

▲値段が明記されているのが嬉しい

ここからはメインの握りを注文。メニュー表を見ると、定番ネタだけでも約50種類の顔ぶれに驚きます。私が訪問した際には、まずは「大将のおまかせで、8〜10カン程度握ってほしい」と注文。その一部をご紹介します。

▲コハダの食べ比べ

▲コハダの食べ比べ

寿司職人の技術が最も詰まっていて、その店の実力がわかるとされる江戸前寿司の代表格「コハダ」は、なんと食べ比べで。当日に酢締めしたばかりのフレッシュなものと、数日間寝かせてうま味を引き出したものを食べ比べました。


瑞々しい酸味と、しっとりと熟れた酸味があり、「同じネタなのに、寝かせるとこんなにも味が変わる」という寿司の奥深さを体験することができました。

▲特大の車海老

▲特大の車海老

どのネタも美味しいのですが、「あたぼう鮨」のスペシャリテの一つが「車海老」。とても原価のかかるネタの一つですが、赤字覚悟で特大サイズの車海老を握ってくれます。


一口では口に入りきらないくらい大きくて立派な茹で車海老は、噛むほどにうま味のエキスがじゅわっ、じゅわっと口内に溢れ出ます。いつまでも噛み締めていたくなるような口福体験を、ぜひ皆さんにも味わっていただきたいです。

  • ▲圧巻の貝づくし8カン

    ▲圧巻の貝づくし8カン

  • ▲アオリイカ4カン

    ▲アオリイカ4カン

そして後半戦は、自分が好きなネタをおなかいっぱいになるまで注文。私は歯ごたえのあるネタが大好きなので、貝類を全部注文したり、イカを4カン注文したりと自分なりの贅沢をします。高級寿司店の「おまかせ」とは違い、自分の好きなように自由に寿司を注文できるのが、町寿司スタイルの良さです。


値段は1カン130円から。それぞれのネタの値段がメニューに明記されていますので、自分のお財布と相談しながら、ぜひおなかいっぱい美味い寿司を楽しんでください。

▲左:厚焼玉子、右:薄焼玉子

▲左:厚焼玉子、右:薄焼玉子

お店は予約なしでも入れますが、人気店ですので、来店前に「今から行きたいのですが空いていますか?」と電話で確認してから伺ってみてください。


18時から営業しているので、もちろん一次会としてがっつり寿司を楽しむのもオススメです。ぜひ、”締め寿司”も楽しめる町寿司の名店へ行かれてみてはいかがでしょうか?

スポット
あたぼう鮨

〒160-0007
東京都新宿区荒木町 9 正起ビル1F

四谷三丁目駅

〒160-0007
東京都新宿区荒木町 9 正起ビル1F

四谷三丁目駅

本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2022年12月11日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。