レストラン巡り歴25年以上のグルメライターがナビゲート!
グルメライターの道明寺さくらです。25年以上、東京都内のレストラン巡りを続ける私が、今回は「エンタメ性バツグンの中華料理を食べるならココ!」という新宿・歌舞伎町のレストランをご紹介します。
歌舞伎町の怪しいビルの中に広がる秘密のカウンター中華/中華菜 jí tián

▲調理風景はライブ感満載。厨房を囲むように作られたコの字型のカウンター越しに見ることができます
西武新宿駅からすぐそばの職安通りに面した雑居ビルを入り、バーなどが入居するフロアを進むと怪しい灯りとシーサーの置物。ここで合っているのかなとドキドキしながら入ってみると、そこにはモダンなカウンターレストラン「中華菜 jí tián(ジーティエン)」が広がっていました。
フカヒレや北京ダックなどもラインナップされたコースは、18品ほどのお料理と約120種のドリンク飲み放題がついて11,000円という、高クオリティなのにリーズナブルな価格設定。そして目の前で料理が繰り広げられる、エンターテイメント性を兼ねそろえた中華料理店なのです。
茶棚に次々と並べられていく中華前菜
最初に茶棚が登場し、かわいい器に盛り付けられた酔っ払い海老やピータン豆腐などの小さな7種の前菜が段違いの棚に次々と並べられていきました。登場するだけでも楽しい茶棚前菜ですが、ホテルのラウンジでアフタヌーンティーを楽しんでいるかのようなちょっとリッチな気分になります。
名店直伝の餃子づくりもじっくり見学

jí tiánでは、権威のあるグルメガイドにも掲載されている餃子の名店「餃子マニア」から指導を受け、餃子の皮やあんを作っています。
目の前で皮を伸ばしあんを詰めていく工程を見学できるのも、jí tiánならでは。上手に丸く伸ばしたり、美しいヒダを付けて餃子を包んでいく様はとっても華麗です。

焼き餃子は、包みたてをその都度丁寧に焼くことで焼き加減もバツグンです。2つ出てきますが結構大きい。1つは何も付けずにそのままの美味しさを堪能しましたが、モチモチの皮を一口かじると香ばしい香りと肉汁がじゅわぁ〜っと口の中に広がりました。
もう一つは、コースに登場する「よだれ牛」を食べた後のタレを付けていただくのもオススメです。
目の前でさばかれる北京ダック!

中華料理において高級食材の代名詞でもある北京ダックも自家製で、目の前でさばいて提供されます。肉質が良いのと、香草や日本酒で丁寧に味を付けて焼いているので、通常の北京ダックでは食べることの少ない肉片までをも楽しめます。
かわいい白鳥の器に盛り付けられて、クレープ包み、グラニュー糖をかけたパリパリの皮、そして肉片など、さまざまな食べ方で楽しめました。
濃厚な味わいのフカヒレも登場

フカヒレは、繊維のしっかりした気仙沼産の上質なものを上湯(シャンタン)で煮込んでおり、濃厚な味わいです。食べ終わった上湯には揚げた麺を投入し、余すことなくスープもいただけますよ。
他にも季節の食材を巻いた春巻きやスモークの演出が楽しい燻製チャーシュー、目の前で盛り付けてくれるチャーハンなど、これまたライブ感満載。多種多様なドリンクも含め、楽しさ炸裂の中華料理店です。ぜひ行ってみてくださいね。


〒160-0021
東京都新宿区歌舞伎町 2-46-7 第3平沢ビル4F D号室
西武新宿駅
〒160-0021
東京都新宿区歌舞伎町 2-46-7 第3平沢ビル4F D号室
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※本記事内の情報は2022年12月09日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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