旅するパンマニアがナビゲート!
1万個以上のパンを食べ歩いた旅するパンマニア、片山智香子です。今回は三軒茶屋の昭和の香り漂う商店街にある、「東京でホットドッグを食べるならココ!」というお店をご紹介します。
肉汁があふれるソーセージ×ふんわりコッペパンのホットドッグ/HOTDOGクジラ荘

三軒茶屋駅からすぐ、どこか昭和の香り漂う商店街「エコー仲見世」。世田谷通りと国道246号線に囲まれた通称「三角地帯」と呼ばれるエリアで、衣料品店はもちろん、花屋、中華饅頭店など、ぶらり立ち寄るだけでも楽しい場所。そちらの一角に今回紹介する「HOTDOGクジラ荘」はあります。

店内に一歩足を踏み入れると、店主の明るい笑顔とソーセージを素揚げする音、赤い壁に愛嬌あるクジラのイラストと、思わずこちらの気分があがってしまう空間が広がります。

ホットドッグは常時約10種類あり、トッピングやパンの種類の変化を楽しめるラインナップなのですが、どれもこれもソーセージの太さが半端ない!だってコッペパンに収まりきっていないのですから(笑)。

そして太さだけじゃなく、ソーセージのうま味たっぷりな肉汁にも驚きます!
肉汁あふれるソーセージは店主である小淵さんの手作りで、ブロックで購入した豚肉をひき肉にするところから始まります。調味してこねて、天然腸に詰めて・・・。仕込みの段階で低温調理により火を通し、オーダーが入ったらその場で素揚げして提供。ムラなくグリルすることにより表面にバリっと感が出て、一口食べたときに口内にうま味たっぷりな肉汁があふれます。
そんなソーセージを包みこむのは、池尻大橋にある人気ベーカリー「TOLO PAN Tokyo(トロパントウキョウ)」に特注でオーダーしているコッペパン。誰もが食べたことのある懐かしいホットドッグに通じる、やさしい甘みのふんわりコッペパンという特徴を持つことからお願いしているそう。

初めて食べるのであれば、まずは「プレーンドッグ」(780円)がオススメ。コッペパンにソーセージ、自家製ザワークラウトとケチャップ、マスタードとシンプルがゆえに、素材の味を純粋に楽しめる一品です。
食べ方はもちろん自由なのだけれど、私はまずナイフで横半分にカットして、あふれ出る肉汁を目でも堪能してから専用の袋に入れて大きな口で頬ばります。ソーセージのジューシーさにザワークラウトのしゃっきり食感、ほの甘い軟らかコッペパンで包みこんでいるので食べた時の一体感、口内でうま味があふれ出る感覚がたまりません!

コーヒーなどとも相性は良いですが、夏の暑い日に食べるのであればビールと合わせたい。2種類あった生ビール、今回は「よなよなエール」(620円)と一緒にいただきました。アルコールが苦手でなければ、ホットドッグと生ビールの組み合わせは本当に最高ですよ。
- HOTDOGクジラ荘
-
-
所在地
東京都世田谷区三軒茶屋 2-13-10
-
最寄駅
三軒茶屋
-
電話番号
070-3367-1113
-
- 当サイト内のおでかけ情報に関して
-
※本記事は2022年08月07日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、掲載している情報に変更が生じる場合があります。最新情報は直接お問い合わせください。
※おでかけの際はマスクの着用、手洗い・手指消毒などを心がけ、感染拡大の防止に十分ご配慮いただきますようお願いします。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。