ビールをこよなく愛するビールライターがナビゲート!
こんにちは、ビールライターの富江弘幸です。今回は、「都内でアメリカンクラフトビールを飲むならココ!」というくらい、ベストコンディションのビールが飲める「アンテナアメリカ東京」を紹介します!
ベストコンディションのアメリカンクラフトビールが約200種類!/アンテナアメリカ東京
「アンテナアメリカ東京」は、東京駅からすぐにアクセスできる八重洲地下街に2022年4月オープン。
他にも横浜店と品川店があり、どの店舗もアメリカのクラフトビールとフードが楽しめるテイスティングルーム&ボトルショップとして営業しています。運営はアメリカンクラフトビールを輸入している株式会社ナガノトレーディングです。
店内の壁一面にショーケースが配置され、そこにずらりと並ぶアメリカンクラフトビールは壮観!200種類ものアメリカンクラフトビールをそろえられるのは、ビールを輸入しているインポーターだからこそ。ビールはボトルや缶だけでなく、常時10種類を提供している樽ビールもあります。
先日訪れたときに飲んだのは、ボストンの大人気ブルワリーであるTrillium(トリリウム)の「LITTLE ROOSTER(リトル ルースター)」!
2022年7月からやっと日本でも販売されるようになったブルワリーのビールで、「待ってました!」とばかりに注文してしまいました。ホップのフルーティさが溢れんばかりのフレーバーで、スイスイ飲めてしまうドリンカビリティ抜群のビール。こういったアメリカで大注目のビールが日本で飲めるというのは本当にうれしい!
ちなみに、ビールはすべて冷蔵輸送されているので、どのビールもベストコンディション。中には、温度管理されずに輸送されたものを提供する店もありますが、アンテナアメリカのビールはしっかりと温度管理されていて劣化しにくく、アメリカで飲むのと変わらないクオリティでビールを楽しめます。
アメリカンクラフトビールをより楽しむために欠かせないのが、本物のアメリカンフード。同店ではアメリカ風ではなく、アメリカ人が本物だと思えるアメリカンフードが提供されているので、本場のビールとの相性もこの上なくバツグンです。
中でも、リピート率の高い「フィッシュタコス」(1,050円)がとくにオススメ。ふんわりとしたフラワートルティーヤに、マリネした白身魚のフライやキャベツをくるんだもので、ソースはパイナップルベースの甘辛いパイナップルサルサと、パクチーがほんのり香るピコデガヨの2種類から選べます。
これにビールを合わせるなら、アメリカンクラフトビールの中でも定番のSierra Nevada(シエラネバダ)の「ペールエール」は間違いないでしょう。パイナップルのフルーティさに合わせて、同じくSierra Nevadaの「Hazy Little Thing(ヘイジー リトル シング)」もオススメ。さわやかでありながら苦味を抑えたジューシーな味わいがピッタリです。
もう一つ試してほしいのが、看板メニューの「スーパー“おいしい”バーガー」(1,200円)。ボリュームたっぷり肉厚のジューシーなハンバーガーで、これがビールに合わないわけがない!
特に、ガツンとした苦味のあるIPAと合わせてほしいです。各ブルワリーのフラッグシップ的なIPAは間違いありません。強烈な苦味がありながらバランスの良い味わいに仕上がっているStone(ストーン)の「Stone IPA(ストーン アイピーエー)」、シトラス感あるフレーバーが魅力なRevision(リビジョン)の「Revision IPA(リビジョン アイピーエー)」あたりと合わせると、ビールもハンバーガーもいつの間にかなくなっているはず。
「アンテナアメリカ東京」では、店内での飲食だけでなく、全品テイクアウトが可能。毎週のように入荷する新作のアメリカンクラフトビールも、1本から買って帰ることもできます。アメリカンクラフトビールを飲むなら、ぜひ「アンテナアメリカ東京」へ!
- アンテナアメリカ東京
-
-
所在地
東京都八重洲 2-1 八重洲地下街 B1F
-
最寄駅
東京
-
電話番号
03-6262-1906
-
ライター紹介
ビールライター、編集者。出版社などでライター・編集者として活動し、中国留学、英字新聞社勤務などを経てビールライターに。ビアジャーナリストアカデミー講師も務める。著書に『教養としてのビール』(SBクリエイティブ)など。
- 本記事内の情報に関して
-
※本記事内の情報は2022年07月30日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。