まるでケーキのよう!ラグジュアリーな“黒い大福”を実食レポ/金田屋
美食コンシェルジュ・グルメライターの道明寺さくらです。日頃からニューオープン情報をウォッチしている私がいま気になっているのは、4月27日(水)、銀座「GINZA SWEETS MARCH」の一角にオープンした進化系フルーツ大福のお店「金田屋(カナダヤ)」。
定番の真っ白いお餅の中にあんこが入っている大福だけでなく、最近フルーツを丸ごと詰めた断面萌えの大福も増え、大福業界が活気づいています。今回ご紹介するのは、大福の上にフルーツを積み上げた新たなタイプ。ジュエルのように美しくラグジュアリーな「金田屋」の大福を実食レポします。
「金田屋」の大福は、ケーキのようにカラフルなフルーツが飾り付けられ、いつまでも愛でていたくなるほどの美しさ。フルーツの美しさを引き立てるため、竹炭を練り込んだ真っ黒な大福がベースになっています。
大福の中には同店独自の黄金比率で白餡とクリームチーズを包み込んでいます。上段にもクリームチーズを使ってはいるものの、大福の中には酸味のあるスペイン産のものを、上段にはフランス産のものを使用し、上段・下段の甘さを変えるというこだわりようです。
お店の顔となるのは、イチゴのショートケーキのような「特撰苺」(1,100円)。黒い大福と色鮮やかな真っ赤なイチゴが映える定番商品です。
定番といってもイチゴの品種は季節ごとに変えているそう。例えばオープンから5月末まではみずみずしい華やかな味わいの「いちごさん」を使用していましたが、6月からは「赤い妖精」などの酸味と甘さのバランスが絶妙な“夏いちご”へとチェンジ。
季節によって品種を使い分け、その時に最も美味しいイチゴ大福を作り上げるので、季節ごとの食べ比べも楽しいですね。
続いてもケーキのような一品をご紹介。「渋皮和栗のモンブラン」(1,000円)は、茨城県産の和栗をペーストにして絞ったモンブラン風の大福です。
大福の上にはケシの実のついた栗の渋皮煮が丸ごと載っていて贅沢。中には、クリームチーズと白餡に加え、酸味の効いたカシスの実も入っています。和栗の風味を引き立てるとともに酸味もさわやかで、濃厚な味わいのモンブランも最後まで飽きることなくいただけました。
定番商品はもとより、積極的に新製品も投入されていています。5月21日(土)からは、「バナナショコラ」(900円)、「ミックスフルーツ」 (1,100円)、「トリプルベリー 」(1,200円)がラインナップ。
バナナショコラは、ガナッシュ(生チョコレート)とチーズクリームをブレンドしたものをバナナに合わせ、キャラメリゼしたくるみとブルーベリーの酸味がアクセントに。大人のチョコバナナ大福に仕上がっています。
このほか、ぜひ注目して欲しい工夫が2つ。
まずは上段のフルーツと下段の大福が台紙ピックで分かれているという点。台紙ピックはロゴマークの部分が取っ手になっていて、上下段を切り離すとより食べやすく、さらに上下それぞれの異なる味わいが楽しめます。
また冷蔵庫に入れてもお餅が硬くならないように工夫され、冷やしても美味しい大福が味わえる点も魅力。ひんやりした大福が味わえるので、これからの暑い季節にもピッタリです。
「金田屋」のフルーツ大福のバッケージは、まるでジュエルボックスのよう。金色の刻印が入ったパッケージは、とっても豪華。ひとつひとつ個包装になっているので、開ける時の期待感がたまりません。
季節ごとに楽しめる商品もラインナップしている同店。6月1日(水)~7月31日(日)は、トロピカルフルーツのマンゴー (1,200円)、パイン(1,100円)など夏らしい大福が加わります。自分へのちょっとしたご褒美や人への手土産に、ぜひ季節ごとに旬のフルーツが楽しめる、今までにない大福を購入してみて。
- GINZA SWEETS MARCH
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所在地
東京都中央区銀座 5-7-10 EXITMELSA1F
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最寄駅
銀座
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※本記事内の情報は2022年06月03日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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